ブルグミュラー マイアベーアの歌劇「プロエルメルのパルドン祭」によるサロン用大ワルツ

ブルグミュラー マイアベーアの歌劇「プロエルメルのパルドン祭」によるサロン用大ワルツ

長いタイトルで、解釈が難しいですが、
ブルグミューラーがマイアベーアのオペラ作品「プロエルメルのパルドン祭」から着想を得て作曲したワルツだと捉えることにしました!
弾きながら、メロディーを歌いたくなるような曲です
まさにワルツ♪

パルドン祭とは、英語のpardonを想像すると分かるように、「許しを求める」という意味で、
フランスの北西部の半島部分にあたるブルターニュ地方で行われているキリスト教の行事です

有名なフレーズとして(I) beg your pardon. という表現があります。これはExcuse meと同じ意味で使われます。日本語にすると、「すみません」です。日本語と同じように、反論する時に、冒頭に加えることで「お言葉ですが」という意味にもなります!

<参考地図>ブルターニュ州の位置

ブルターニュ州は自治権を持っていた州であり、このような歴史的な背景により、独自の文化を築いてきました
ブルターニュの文化的イメージは華やかというよりも、素朴です

例えば、ブルターニュ地方の食文化として、そばガレットがあるのですが、

そばガレットの話の前に、歴史的なことも知る必要がありそうです
ブルターニュ地方の多くの人々は自分たちをフランス人だとは思っていないというらしいのです
それもそのはずで、彼らの祖先は多くのフランス人とは異なり、ケルト民族だからです

ケルト民族は、森を大切にする農耕民族です
元々は今のイギリスの島で農業をして暮らしていましたが、
5世紀頃、今のブルターニュへ移住したと考えられています

その後、現在のフランスの大多数の祖先であるゲルマン民族の支配を受けますが、文化的には同化せずに、独自の発展を遂げました
そば栽培も、農耕民族ならではの文化ですね!

ブルターニュに行った時には、そばガレットを頂きたいです❢
そばガレットの店がおかずの種類も多そうでわくわくします
パルドン祭も見学できたらいいですね

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