前回大失敗に終わった太陽光を宇宙に反射させるアイデアを、今度こそ実現するためにリベンジしたいと思います!
失敗の反省と改善
前回の遮光アルミカーテンが失敗となった原因としては、以下の点が挙げられます。
- 自然の風の力が想像以上に強い。
- 反射板の面積が広く、風から受ける力が大きい。
- 自重や簡易的な固定では容易に吹き飛ばされてしまう。
再び同じ事件を起こさないように、次の改善策を盛り込むことにします!!
- 遮光アルミカーテンの面積を小さくし、風から受ける力を小さくする。
- 遮光アルミカーテンを軽量化し、ハンガーとピンチで物干しに固定する。
- G-Funアルミフレームを建物の物干し金具に連結して強度UP。
- 不足する反射面積は、足元に置いて利用する【遮光アルミシールド】でカバー。
早速作ってみましょう!!
工作開始
1.ダイソーで材料を買い揃えます。
過去の記事でも利用したダイソーの保温アルミシートを遮光アルミカーテンの材料にします。
※いろいろ試行錯誤したため、この中で使用しない材料や写真にないのに登場する材料があります(笑)
遮光アルミシールドは桐のすのことアルミテープとハンガーで作ります!
G-Funアルミフレーム以外の今回のDIYの材料は全てダイソーで揃えて節約です!
今回は試しに3mの長物のG-Funアルミフレームを通販で購入してみましたが、エレベーターが使えない状態でも宅配便のお兄さんは階段で7階まで届けてくださいました(笑)
ありがとうございます!!!
2.アルミカーテンを吊るすためにハトメを仕込みます。
保温アルミシートの強度は皆無ですので、たこ糸を縛り付けても破れないようにハトメを仕込むことにしました。
そのままでは破れてしまいますので、傘の補修などに使われるナイロンテープを気休めで貼り付けておいてハトメパンチで打ち込みます。
ハンガーに吊るしたり、たこ糸で縛ったりしても破れない十分な強度があります!
1.8m×0.9mの保温アルミシートを半分に切断した上で、1枚当たり6か所にハトメを仕込みました。
3.園芸用の支柱とハンガーで骨組みを組みます。
吊るす方法はハンガーより高い位置にアルミカーテンが取り付けできないため、鉄心入りの園芸用の支柱とたこ糸を用いて、最上段はハンガーに縛り付けることにしました。
すごく作りが安っぽいですが、万が一、壊れたり風で飛ばされたりしても良いように意識して軽くしています(笑)
実は最初の計画では、アルミカーテンを4段構えにして最下段にたこ糸で重しを取り付けたのですが、
風の強い日に重しがいろいろなところに衝突して暴れだしたので、ボツになりました…
自然の力を甘く見てはいけませんね!!
4.増強したG-Funの物干しに掛けて遮光アルミカーテンは完成!!!
物干しに掛けるだけで顔に降り注ぐ太陽光を宇宙に反射することができます。
たこ糸と洗濯用ピンチを駆使して、アルミカーテンが飛ばされないように固定します。
5.続いて遮光アルミシールドは、すのこにひたすらアルミテープを貼ります。
アルミテープの遮光性能は保温アルミシートよりも高いため、アルミテープを板状に貼り付けられるものを探した結果、ダイソーの桐のすのこに出会いました。
久しぶりにダイソーのアルミテープを購入したところパッケージが変わっており、アルミニウムがより薄く、表面がより光沢仕様になっていることに気が付きました。
中国のアルミニウム薄膜製造技術が向上していると思われますが、透過光は増加していることが懸念されますね…
6.すのこの裏に2本のハンガーを仕込んだら完成!!!
ベランダにすのこの板を傾けて自立させるために、より安価な金属タイプのハンガーも購入してサポートとして加工します。
ハンガーの曲げ具合で好きな角度で調整可能です。
早速ベランダに敷き詰めてみますと。
床面に入射した太陽光が遥か彼方に反射されているのが確認されました!!
感想
完全に太陽光を反射しきれていない点は残念ですが、遮光アルミカーテン・アルミシールドともに、
トラブルなく活用できております♪
問題点を挙げるとすれば、足元の位置で太陽光を反射させると入射角の条件が厳しくなりますので、
ベランダの外回りの壁が加熱される時間帯が発生してしまいます(笑)
これではマンションの鉄筋コンクリートに熱が吸収されてしまい、当初の目的は全く達成できておりませんが、
冬場に洗濯物が乾きにくい時に活用できるかもしれません(笑)
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