スメタナ「わが祖国」第4曲について

今日は、スメタナわが祖国第4曲聞きました!!
「わが祖国」は全部で6曲ありますが、各曲(10~15分)ともストーリー性に満ちており、1曲聴く度にまるで映画を一本観終えたような感覚をおぼえます。

この曲が始まると、いきなり雷雨を彷彿させる音楽が大きく鳴り響きます。
自然の神々しさ、自然を前にした人間の無力さのようなものを表現しているように聞こえます。

1分ほど経過したところで雷雨も消え去り、平和な人々や動物たちの暮らしを思わせる音楽に取って代わります。

スメタナは、この第4曲を作曲するにあたって、チェコの自然を表現しようとしたそうですが、それ以上のことは分からないので、上記の感想は想像です。

さて、これまでの「わが祖国」のテーマを思い出してみます。
第1曲「ヴィシェフラド」は丘に立つ歴史的な城がテーマ
第2曲「モルダウ」はモルダウ川の流れがテーマ。
第3曲「シャールカ」は女兵士が登場する神話がテーマ。

どれも時の歩みや歴史を感じさせる曲なのに対し、
4曲目では作曲した当時のチェコを描こうとしているのかもしれません。

スメタナはオーストリア帝国(1804~1867)及びオーストリアー=ハンガリー帝国時代(1867~1919)に生きた人物ですが、チェコスロバキア共和国(1918~1992)と近い1878年に作曲された「わが祖国」は独立国家の誕生の前触れもしくは、独立に一役買ったのかもしれません。

ちなみに、第5曲目,6曲目はチェコの英雄を讃える曲です。

第1曲「ヴィシェフラド」の詳細はこちら↓

モルダウ川望む「ヴィシェフラド城」を音楽飛行

第5曲目,6曲目の詳細はこちら↓

スメタナ「わが祖国」第5曲と第6曲について