小さな間取りの賃貸でエコ生活を実現するために、ピアノ架台の自作による収納スペースの確保を図ります!!
※前回の電子ピアノ架台作りDIYは、こちらの記事で紹介しています。
背景
突然ですが、
部屋の断熱効果を高めるためには、
【小さな間取りのRC造賃貸マンションで内断熱するのが良い】
と、かめ(当記事の著者)は考えています。
※詳細はこちらの記事で考察しています(笑)
小さな間取りの部屋に2匹分の電子ピアノをそのまま2台並べると、
部屋のレイアウトがかなり制限されますので、
【楽譜などの書物を収納可能な電子ピアノ用の架台】
を自作してスペースを有効活用します♪
電子ピアノの紹介
2019年1月つるかめライブラリー発足初期より、5年間愛用している電子ピアノになります!
★電子ピアノ B1-WH(ホワイト)【(株)KORG】※生産・販売終了品
◆メーカーサイトURL
https://www.korg.com/jp/products/digitalpianos/b1/
【ベスト・プロダクト・アワード2023】にて、つるかめ家殿堂入り商品に登録しており、
【アコースティック・ピアノのタッチを忠実に再現した鍵盤を有する電子ピアノ】は、
🌟一家に1台置いておくべき素晴らしき発明品だとかめは考えております🌟
初期の社宅に置いていたアップライトピアノもお気に入りでしたが、
一緒に引っ越すことが難しかったため、
電子ピアノに切り替えたのがきっかけでした。
電子ピアノのキーのタッチの感触や音質にとても満足しており、
録音時に雑音も入らないことから、
今では自作YouTube動画のBGM作成にも活用しています♪
※こちらは、つるさん(当サイトのもう一匹の管理者)が、まどろみながら電子ピアノで演奏している動画になります。
ゆったりゴンドラに乗っているような雰囲気となり、移調する前の原曲「ゴンドラの船頭歌」よりもかめはお気に入りです♪
ピアノ架台の作成
1.材料を調達する。
材料として用いるのは、「ガスコンロのIH化」の記事ですでに紹介している、
ツーバイフォー材(2×4または1×4材)[≒SPFまたはホワイトウッド]です。
※注意:写真のデスクの天板は赤松集成材です。
【安い】【加工しやすい】【カビが生えにくい(?)きれいな表面仕上げ】などの多くのメリットがある木材であり、
今後のDIYでフル活用する予定です!!
◆購入した材料
1⃣[コメリ]2×4材(38×89mm):2438mm(698円)×4本【2,792円】
2⃣[コメリ]1×4材(19×89mm):1820mm(298円)×6本【1,788円】
3⃣[八幡ねじ]2×4材用ラクラク取付L字×1箱【2,640円→楽天ポイント値引考慮2,220円】
4⃣[八幡ねじ]160本入りワッシャー木用ねじ16mm×1箱【550円→楽天ポイント値引考慮450円】
5⃣[ダイソー]55本入りコーススレッド41mm×1箱【110円】
6⃣[ダイソー]ワイヤーバスケット37×26×12cm(330円)×6個【1,980円】
7⃣[ダイソー]PE棚用吊り下げワイヤーバスケット(110円)×4個【440円】
8⃣[セリア]すのこ(110円)×2枚【220円】
✿お会計:10,000円 ※えっ!!そんな安くないじゃん(笑)
2.木材を切断する。
ゼットソー「ハンディ200大工目」を利用した木材の切断方法は、「ガスコンロのIH化」の記事で紹介しておりますので、今回は写真のみの紹介と致します。
【±0.5mmの高精度の切断】と【やすりなしでも整う綺麗な切断面】が最高です!!!
3.木材を連結する。
ここでも「ガスコンロのIH化」の記事で紹介している、
【木材に入れた切れ込みに連結金具を差し込む】
方法を活用します。
初心者用として販売されているこちらの連結金具はやや高価ではありますが、
交差する2枚の2×4材と1×4材を少ない部品で強固&直角に連結する上でとても役に立ちます!!
※かめの2×4・1×4材DIYを成立させる上での【キーアイテム】となります。
まずはダイソーのハンドドリルとコーススレッドを利用して、位置決めを行います。
【先端までのこぎりの刃があり板厚0.60mm・切り幅0.92mmの少し厚めのゼットソー「ウエスタン180大工目」】
を利用することで、
連結金具の差し込みが何とか可能な溝を掘ることができます。
「採寸→コーススレッド固定→溝掘り→ハンドドリル下穴あけ→木用ねじ固定」
の一連の連結金具取付作業でおよそ20分ほどかかっていましたので、
合計18枚の連結金具の取り付けだけでも6時間は作業していた計算になります(笑)
家を建てる大工さんは本当に大変な仕事ですね!!!
4.すのこの木材で楽譜立てを作る。
突然ですか、つるかめ家は
【かえるさんも喜ぶ(驚く?)高湿度】
が一年中保たれていますので、
カビの発生を抑制するために、ほこりを溜めないようにする工夫がとても重要になります。
※当サイト内の「つるかめ図鑑」より引用しました。
【板で囲われた本棚は不採用】となりますので、
線や点で楽譜を支える構造の提案が必要です。
楽譜を支えるための木材を切断する手間を省くために、
セリアで発見したすのこを分解し、サポートとして取り付けました。
5.ワイヤーバスケットをビニールひもで縛りつけて完成!!!
施工のポイントは以下の5つです。
1⃣垂直の木材を天井高さとピッタリの長さに切り揃えることで、地震時の転倒を予防。
2⃣足の形状に合わせてジョイントマットを床に敷き詰めることでも、地震時の転倒を予防。
3⃣すでに施工済みの隣り合うIHクッキングデスクと木材を連結することで、木材節約&地震時の転倒予防&演奏時の揺れ防止。
4⃣ワイヤーバスケットのカラーを白黒交互に並べることで、ピアノの鍵盤にマッチしたデザインを実現💛
5⃣ワイヤーバスケットは、ほこりがたまりにくい♪
感想
実は一番最初に桐集成材で作った、4,000円DIYの初代電子ピアノ架台は、
強度不足で横方向にピアノが揺れてしまうので、部屋の角や壁に押し付けて強度不足をごまかしておりました(笑)
筋交いを入れれば横揺れは防げそうですが、かめの経験上、
【安くて軽いけれども、割れやすく・しなりやすく・カビが生えやすい桐集成材】
のリピートは避けようと思っていました(笑)
それが、今回の2×4・1×4材を利用した施工方法では、全く横揺れが発生せず仕上がりに大満足です!!!
賃貸物件は後から導入した家具の壁への固定が難しいので、
以下の方法で【地震対策】をするのが望ましいと考えております。
①DIYで作成した家具をすべて連結して転倒を防ぐ。
②部屋の天井や横幅めいっぱいまで家具を伸ばし、回転を防ぐ。
③足の形状に合わせてジョイントマットを床に敷き詰めて、水平方向のスライドを防ぐ。
④ツーバイフォー材専用の連結金具を活用して3軸方向の木ねじで強固に固定する。
また、木材のDIYで作成した家具にはオプションでいろいろなものが固定できますので、
木ねじにコンセントタップを引っ掛けて台所回りをスッキリさせています♪
収納付きのデスクをインテリアショップで購入すると、
🔥10,000円は超えてくる🔥
と思いますので、今回のDIYも無事に【節約成功】ということにしたいと思います!
まだ部屋の隅まで木材が到達していないので、かめの「2×4・1×4材DIY」はまだまだ続きます!!!
2×4・1×4材DIY続編
次回は自分専用の勉強机を作りました♪