レースカーテンが網戸に張り付く問題を考える

紫外線対策として大窓に導入したレースカーテンですが、生地が分厚いために風通しが悪く、風が吹くと網戸に張り付いて風を遮ってしまいます。

借り上げ社宅でできそうな対策を考えてみました。

 

 

レースカーテンの張り付き問題とは

つるかめ家ではエコ生活を目指すために、エアコンなしで夏を乗り切ることを考えており、

自然の風を利用した室内の放熱が重要となってきます。

 

タワーマンションの屋上階の風通しは抜群によく、部屋の端にあるお風呂場の窓とリビングの大窓を開放して網戸にすると、

とても気持ちの良い風が吹き抜けます♪

 

しかし、つるかめ家の第一優先事項は、

つるさん(管理人)の肌が紫外線にさらされることを避けることです!

 

 

かめ(管理人)は、

お風呂場の窓にアルミテープ貼りの断熱ボードをひっかけ、

リビングの大窓に紫外線カット率の極めて高いレースカーテンを導入しました。

※大窓のレースカーテン導入は、こちらの記事で紹介しています。

レースカーテンによる紫外線対策について

 

 

この対策により紫外線問題は解消しましたが、

レースカーテンが網戸に張り付くことで北風を遮ってしまいます…

 

5月に気温が上がり始めたころから、ついに家の中より外の方が涼しい状況となりましたので、対策を考えることにしました。

 

 

風の通り道を考える

お風呂場側の断熱ボードはお風呂場の窓から少し離したことろで浮かせているので、のれんのようになびいて、北風でも南風でも通すことができます。

 

「お風呂場側の開口面積≒お風呂場の窓面積」と見なせます。

 

 

次に、リビング側の大窓の風の通り道を考えます。

 

網戸の開口面積はお風呂場よりも大きいですが、レースカーテンが大窓全体を覆い隠しているため、北風が吹くと網戸に張り付いて開口部分がほとんどなくなります…

 

レースカーテンで紫外線を遮りつつ、風の通り道となる開口面積を確保するという点が考察のポイントですね!

 

 

現状の借り上げ社宅での対策としては、

【レースカーテンを窓から少し浮かせて固定する方法】を試みました。

 

 

風の通り道を作る

レースカーテンの下端を地面に対して斜めに固定して、たるまないようにすれば、下方とサイドの隙間が開口となり風の通り道ができます。

 

床に金具を固定する方法としては、借り上げ社宅の窓のアルミサッシの木ネジを利用します。

 

これに、過去のDIYでも使用したG-Funアルミパイプを固定します。

 

 

 

レースカーテンの固定方法は、レースカーテン下端の折り返しでポケットになっている部分にアルミパイプを通して、番線で固定します。

 

最後に床のアルミパイプが強風で飛ばされないように重しを付けたら完成です!

 

景観を損ねることなく、風が通り抜けることができる開口部をバッチリ確保できました。

 

なお、風の通り道の隙間から差し込んでくる紫外線が少し気になりますので、開けすぎには注意が必要です!

 

 

感想

大窓のレースカーテンに風の通り道を作ったことで、

風通しがかなり改善されました♪

 

 

これで、ひとまず6月はエアコンなしで過ごせそうです。
(現在の部屋の温度は30℃です(汗))

 

 

新しく家を建てる際には、以下のポイントを考慮すべきと感じました。

1.北風あるいは南風が通り抜けることができる風の通り道を考慮すること

2.窓から風が十分に吹き込まれるように周辺の建物との位置関係も考慮すること

3.紫外線対策を施す採光用・通行用の窓とは別に通気口を準備すること

 

3つ目のポイントは、標準的な日本家屋の設計では採光用・通行用の窓しか設けられないため、将来のつるかめハウスには忘れずに盛り込みたいと思います♪

 

 

自然の力を最大限に利用して、エコ生活を送りましょう!