セルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943)が30歳の時の作品。前奏曲集の中では、5番ですが、一番最初に完成(1901年)した曲で、その後、1910年までに24曲全て完成したそうです。
「イタリアン・ポルカ」や「パガニーニの主題による狂詩曲18変奏」でラフマニノフに親しみを覚えたつるかめの心を次に捉えたのは、「前奏曲ト短調」。
和音が特徴的で迫力があります。
技巧的でありながらも、それを主張しない感じも好みです!
また、最初は『行進曲風に』弾くことになっているので、ノリが良く、テンションが上がります。1分半あたりから、抑揚のある優美なメロディーが始まります。そして、この2セットが再び繰り返されます。(全体で4分ほど)
曲を一言で言うと、クラシックの良さを存分に生かした元気が出るピアノ曲です!
↓こちらは前奏曲の全曲版です。(第5番は22分~26分)