引っ越してきた借り上げ社宅の物干しを増設してみましたので、記録に残します。
物干しを増設する?
借り上げ社宅は一人暮らし向けの仕様になっているため、プライバシー保護が可能な高さの低い物干し用金具が1セット備え付けられています。
これでは横方向にした布団1枚分しか干せないので、2匹で暮らすには不十分と言えます。
壁にDIYで手が加えられない【借り上げ社宅】において物干しを増設するにあたり、以下のポイントを考察しました。
<考察ポイント>
1.強風時も崩壊・変形しない強度がある。
→突っ張り棒による天井への固定は、部品の経年劣化や熱収縮によって崩壊の危険性があるため除外とする。
2.錆びない。
→鉄製の支柱や物干しざおは錆びるため除外とする。
3.紫外線で劣化しない。
→プラスチックの樹脂は連結部・固定部含め不使用とする。
4.安価。
→特殊仕様の自作物干しと市販の組み立て品の価格を比較する。
これらの点を考慮した上でかめが最終的に選んだのは、
『アルミパイプ+コンクリートブロック』
の組み合わせです。
材料選定
毛布などの重たい洗濯物の重量に耐えられる部材として、
【G-Fun】
と呼ばれるブランドのアルミフレームにたどり着きました。
※G-Funの紹介サイトはこちら
https://g-fun.jp/about/
溝が切られたアルミパイプを専用の固定金具(これもアルミ)で連結することで、錆びない高強度の構造物が構築できます!
このアルミフレームですが、同一と思われる規格の製品が様々なブランドで売り出されているように思われました。
今回、G-Funにたどり着いたのは、よくお買い物に利用する楽天市場内にあった「DCMオンライン」や近所のホームセンター「DCMダイキ」で当ブランドの取り扱いがあり、入手しやすかったことが挙げられます。
G-Funの部品ラインナップは他の販売業者より少ないように思いますが、今回の物干しを自作する上では基本部品のみで問題ありませんでした。
<購入品>
①1.9mアルミパイプ 790円 × 5本
②垂直固定アルミ金具 300円 × 4個
③斜め固定アルミ金具 270円 × 4個
④ナイロンキャップ 80円 × 6個
⇒単価合計6,710円 × 楽天ポイント値引き率0.83 ≒ 5,570円
⑤コンクリートブロック15cm-14.3kg 150円 × 6個
※近所のホームセンターで購入
☞合計6,470円
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購入品①~⑤を組み合わせると、こんな感じの構成になります。
※かめは画像の見栄えのために萎縮しておりますので、原寸大ではありません(笑)
市販の組み立て品の比較として、楽天市場でレビュー件数の多かったセキスイさんの自立式物干し台も掲載しておきます。
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別売りの物干しざおが必要な点を考慮すると、価格は市販も自作も同等ですが、以下の観点から自作の判断となりました。
・足元の重しが56kgですが、倒壊しないようにコンクリートブロックで86kgまで重くしました。
・重しや固定部材が樹脂製ですと、何十年も使うと紫外線劣化が懸念されます。
・G-Funは次回の引っ越しで物干しが不要になっても、別の用途に使えますね♪(つるエコポイントGET)
世の中に便利な商品が増えてきたおかげで、DIYも検討しがいがありますね!
組み立て実施
G-Funは100均でも入手できる六角レンチで固定できますので、組み立てがとても簡単です♪
回転しないように支柱は3本とし、1本ごとに2個のコンクリートブロックを通して固定します。
備え付けの低い位置の物干しとの相性も良好です♪
上のブロックと下のブロックで水平方向に挟みこむことで一方方向への傾きが抑えられますので、隣り合う支柱で挟み込む方向を逆にすれば両側への傾きが抑えられます。
感想
毛布などの重たい洗濯物を3.8m幅いっぱいに干しても、
非常に安定しています!
コンクリートブロックによる固定も置いただけでしたが、
非常に安定しています!
借り上げ社宅は海に近い7階の角部屋ですので、日々強力な海風が吹きますが、
アルミパイプなら定年退職まで使えそうです!!
ものを買ったり作ったりするときの考え方として、これからの時代は修理屋さんの手間が少しでも省けるように、高寿命のものを選ぶべきだとかめは考えます!(職業病です(笑))
自作物干しの注意事項としては、六角ボルトの固定やコンクリートブロックの固定が使用に伴い緩むことが考えられますので、定期的な確認は必要です。
今回出会ったG-Funのアルミパイプは、他にもいろんなことに活用できそうですので、今後のDIYにも活用したいと思いました♪
続編:物干し(?)の増強
G-Funアルミ構造体を利用して紫外線をカットする遮光カーテンを、物干しに取り付けてみました。