【無料教材:英語】2-1.英文法 ~発音記号~

このページでは、英語の

【発音記号に関するルール(≒英文法)】

をかめ(管理人)なりに整理してまとめています。

 

各例文は音声の再生ができますので、リスニングや発声練習の自己学習教材としてご活用いただければ幸いです。

 

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発音記号とは

英語学習をスタートした時にまず最初に登場するのは、【アルファベット】ですね!

A, B, C, D, E, a, b, c, d, e …

 

アルファベットは日本で生活していてもよく出てきますので、あえてここで説明する必要はありませんね。

 

次に登場するのは、アルファベットが組み合わされて特定の意味を持つ、【単語】ですね!

 

アルファベットの並び(スペルと呼びます)と単語の意味は、英語が生まれた時から決まっているので、ひたすら覚えるしかありません!

※「CRANE」のように「鶴」と「クレーン」といった2つ以上の意味を持つ単語がほとんどですので、①一度勉強した単語は忘れずに記録し、②新しく登場した意味は書き足すことで覚えていきましょう。

 

ところで、この単語をどのように読むかについては、【発音記号】が定められています。

 

ə, θ, æ, ʃ, ʌ, ʒ ,ɔ …

 

これは誰かに教えてもらわないとよく分かりませんね(笑)

それにも関わらず、かめが受けた学校教育では、しっかり時間を割いて発音記号を教えてくれた先生は一人もいませんでした…

 

なので、

かめが一番最初に覚えてもらいたいと思う英語のルール(≒英文法)は、【発音記号】です!

 

発音記号のルールのポイント
1.発音記号は【母音】(ぼいん)【子音】(しいん)に分けられる。
2.最も強く読む【母音】の上部にアクセントの記号「´」が付いている。

 

各ポイントの解説
1.【母音】(ぼいん)【子音】(しいん)

①【母音】(ぼいん)

日本語の「ア、イ、ウ、エ、オ」、ローマ字の「a、i、u、e、o」に相当する、

音の素になる発音記号です。

 

  • a:日本語の「ア」に近い発音。
  • ʌ:日本語の「ア」に近い発音。
  • ə :日本語の「ア」と「ウ」の中間のはっきりしない発音。
  • æ:日本語の「エ」と言うつもりで、直前で「ア」と発音。
    ※記号は「a+e」の並びでイメージが逆だが、「エ」の口で「ア」と発音。
  • i  :日本語の「イ」に近い発音。
  • u :日本語の「ウ」に近い発音。
  • e:日本語の「エ」に近い発音。
  • ɔ :日本語の「オ」に近い発音。
  • ː :母音の後に付けて母音を伸ばす。

 

ここで注目すべきは着色した「ə」「æ」のみで、他はローマ字読みで対応できますね!

 

②【子音】(しいん)

日本語には子音に対応する文字はありませんが、

①ローマ字のように子音+母音で組み合わせることにより母音の発音を変化させ、②単独でも弱い発音を有する発音記号です。

 

  • k:ローマ字と同様に「カキクケコ」に対応。母音なしでは弱く「ク」と発音。
  • g:ローマ字と同様に「ガギグゲゴ」に対応。母音なしでは弱く「グ」と発音。
  • s:ローマ字と同様に「サシスセソ」に対応。母音なしでは弱く「ス」と発音。
  • θ:音は「s」と同じだが息を多めに吹き出す。
  • ʃ:ローマ字の「sy:シャシュショ」に対応。母音なしでは弱く「シュ」と発音。
  • z:ローマ字と同様に「ザジズゼゾ」に対応。母音なしでは弱く「ズ」と発音。
  • ð:用法は「z」と同じだが息を多めに吹き出す。
  • ʒ:ローマ字の「j:ジュ」に対応。母音なしでは弱く発音。
  • t:ローマ字と同様に「タティトゥテト」に対応。母音なしでは弱く「ト」と発音。
  • :ローマ字の「ch:チャチュチョ」に対応。母音なしでは弱く「チ」と発音。
  • d:ローマ字と同様に「ダディドゥデド」に対応。母音なしでは弱く「ドゥ」と発音。
  • :ローマ字の「dy:ヂャヂュヂョ」に対応。母音なしでは弱く「ヂ」と発音。
  • n:ローマ字と同様に「ナニヌネノ」に対応。母音なしでは弱く「ン」と発音。
  • ŋ:単独で利用し弱く「ング」と発音。
  • h:ローマ字と同様に「ハヒフヘホ」に対応。
  • b:ローマ字と同様に「バビブベボ」に対応。母音なしでは弱く「ブ」と発音。
  • p:ローマ字と同様に「パピプペポ」に対応。母音なしでは弱く「プ」と発音。
  • f:ローマ字と同様に「ファフィフフェフォ」に対応。母音なしでは弱く「フ」と発音。
  • v:ローマ字と同様に「ヴァヴィヴヴェヴォ」に対応。母音なしでは弱く「ヴ」と発音。
  • m:ローマ字と同様に「マミムメモ」に対応。母音なしでは弱く「ム」と発音。
  • j :ローマ字の「y:ヤユヨ」に対応。
  • r:ローマ字と同様に「ラリルレロ」に対応。舌を上あごに付けずに丸めるイメージ。母音の後に付けて使う場合も同様。
  • l:「r」と同様だが、舌を上あごに付けて離す。母音なしでは弱く「ル」と発音。
  • w:ローマ字と同様に「ワウィウウェウォ」に対応。

 

いずれの発音記号もカタカナ読みやローマ字との類似点を中心に説明しておりますが、実際には口の開き方や舌の使い方・息使いに細かな違いがあります。

 

辞書や教科書で発音記号に出会ったときに困らないようにすることがひとまず重要ですので、その細かな発音のルール・法則をここではあえて紹介しません。

 

2.単語のアクセント

英単語は、単語の中で最も強く読む母音の上部に、アクセントの記号「´」が付けられています。

 

【母音】【子音】【アクセントの記号】を理解して、まずは発音記号を読めるようになっておきましょう!

 

例文と音声

1.亀 Turtle [tə́rtəl]


2.鶴 Crane [kréin]


3.発音 Pronunciation [prənʌ̀nsiéiʃən]


 

エクセルファイルのダウンロード

このページで登場した単語は以下のエクセルファイルにリスト化されておりますので、クリックしてダウンロードが可能です。

単語帳データシート_2-1.英文法~発音記号~.xlsx

 

また、こちらのページで【登録式デジタル単語帳】を公開していますので、同様にダウンロードしてご活用いただけます。

テストで役立つ登録式デジタル単語帳

 

ダウンロードしたリストは、コピーアンドペーストで簡単に【登録式デジタル単語帳】に登録可能ですので、今回学習した表現の反復学習にご活用いただければ幸いです。

 

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