ロシア出身のラフマニノフ(1873~1943)が亡くなる3年前(1940年)にニューヨーク州ロングアイランドで作曲した3楽章から成る交響曲で、生涯最後に作曲した曲。最期にふさわしい壮大で幻想的な曲です♪
ラフマニノフの人生最後の交響曲です。
コーダ(終結部)では、人生で初の交響曲である、「交響曲第一番」の主題を引用しています。
全体を通して、躍動感と美しい旋律が両方楽しめます!
1楽章ではサクソフォーン(サックス)が重要な役割を果たします。5分40秒あたりからは非常にロマンチックです!
2楽章(11分39秒~)はワルツのリズムを刻みますが、これを遮るように金管楽器が暗く不安な気持ちにさせる旋律を奏でます。
3楽章は(20分53秒)は調やリズムの変化が多いことから、スケルツォ的とされています。
元々は。バレエの振付師であるミハイル・フォーキン氏にバレエ化してもらう予定だったものの、フォーキン氏の死によって計画はなくなったそうです。
ミハイル・フォーキン氏はラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をバレエ化したことがあるそうです!
パガニーニの主題による狂詩曲についてはこちら↓