かめ(管理人の一人)は音楽をエネルギーにして生きているので、音楽を持ち運べるソニーのウォークマン®(MALKMAN®)を学生の頃から愛用しています。
また、CDの【ジャケット写真】が画面に映し出されることも、音楽を楽しむ上で大切な要素の1つと考えておりますので、FLACファイルにジャケット情報が含まれた状態で楽曲データを保存する方法を記録に残したいと思います。
FLACにジャケット情報を含ませる方法
当記事のタイトルの結論を先に紹介しておきます(笑)
○：ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PCで、CDを取り込む際にアルバムジャケット情報を登録した上でFLACファイルで取り込む。【かめ推奨】
○：ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PC上で、楽曲ごとのプロパティでジャケット情報を個別に登録する。
○：ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PC上で、楽曲ごとのプロパティでジャケット情報が個別に登録されていることを確認して「FLAC形式で保存」する。
✖：ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PC上で、アルバムのプロパティでジャケット情報が登録されており、楽曲ごとのプロパティでジャケット情報が登録されていない。
✖：ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PC上で、アルバムのプロパティでジャケット情報が登録されており、楽曲ごとのプロパティでジャケット情報が登録されていない状態で「FLAC形式で保存」する。
✖：Windows Media Playerで、CDを取り込む際にFLACファイルで取り込む。
✖：Windows Media Player上で、ジャケット情報を修正する。
※ウォークマン®への楽曲転送に用いられるMedia Center for PCは、ソニーのこちらのサイトからダウンロードサイトへ移動が可能です。
https://www.sony.jp/walkman/software/
結論としては、Media Center for PCのソフトウェアを利用すれば、FLACファイルにジャケット情報を含ませることができますが、いろいろ試した上でかめは一番上の【かめ推奨】の方法を利用しています。
詳しくは以下の記事で紹介していきます。
楽曲データの圧縮形式とジャケット情報
音楽を聴くのであれば極力音質が良い状態で聴きたいとの思いから、昔から非圧縮形式の【WAV】ファイル(【リニアPCM】と表示されている場合もあり)で楽曲データの保存を行っていました。
非圧縮形式ですので音質に問題ありませんが、【データ容量が大きい】【ジャケット情報を付与できない】という問題点があります。
非可逆圧縮形式である【MP3】ファイルと比較すると、ウォークマンに入れて持ち運べる楽曲データの数が著しく制限されてしまうのです…
そこでかめが注目したのが、【FLAC】ファイルです。
FLACファイルは、
可逆圧縮形式のためWAV同様に音質の劣化がなく、その上でデータ容量がWAVと比較して約2/3に圧縮されています。
※WAV：1411kbps→FLAC：平均950kbps。楽曲によって圧縮率が異なるため「平均」とされている。
また、MP3同様にジャケット情報を楽曲データに含めることができるのです！
ウォークマン®でもFLACファイルの再生が可能な機種が発売され、Media Center for PCのソフトウェアでFLAC変換が手軽に行えるようになったことから、かめも早速、WAV楽曲データのFLAC化を試みました！
ジャケット情報を付与するソフトウェアの検討
しかし問題が！！
Media Center for PCのソフトウェアでウォークマン®に転送したFLACファイルで音飛びが頻発したのです…
パソコン上のFLACファイルで再生しても音飛びは発生していないため、転送がうまくいっていないことが考えられます…
※何回か転送をやり直すことで、音飛びなく転送できることがありますが、確認の手間はできれば省きたいところです。
昔からウォークマン®のソフトウェアの評判があまりよくなかったので、覚悟はしておりましたが…(笑)
※かめの自作パソコンの不具合の可能性もありますので、一概にソフトウェアが悪いとは断言できませんのでご注意下さい。
そこで試したのが、Media Center for PCのソフトウェアでFLAC形式に変換した楽曲データを、【ドラッグ&ドロップ】でウォークマン®に転送することです。
ソフトウェアを利用した楽曲データの管理は、そのソフトウェアに楽曲データを読み込ませるのが手間であり、転送にも余計な時間がかかりますので、
【今の時代はドラッグ&ドロップで曲の転送ができなきゃダメでしょ！】
という考えが前々から頭にありました。
ということで、早速【ドラッグ&ドロップ】で転送したのですが、
ジャケット写真が表示されない！？
ウォークマン®に転送したのはファミマ入店時のメロディです♪
※Panasonic製品ホームページの音声データを利用しています。
https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/ha/signal/chime/products02.html
思い出の楽曲には思い出のジャケット写真が必要なんですよ！！
※ファミリーマートホームページより画像を引用しました。
https://www.family.co.jp/
※補足：ファミリーマートには芋けんぴの思い出があります。かめはこちらをジャケット写真にすべきか(笑)
我慢して音飛びしなくなるまでMedia Center for PCで転送しなおすか、
あるいはジャケット写真を諦めるか…
どちらも諦めたくないので原因をいろいろ調べてみると、冒頭で紹介した次の法則が見えてきました。
- WAV形式で保存されている楽曲データは、ソフトウェアを利用してもジャケット情報を付与することができない。
- このWAVファイルをMedia Center for PCに取り込んで、アルバムに対して一括でジャケット情報を取得した状態でFLAC形式で保存しても、個別のFLACファイルにジャケット情報は付与されない。
- 楽曲ごとのプロパティでジャケット情報を個別に登録すれば、FLACファイルに反映されるが、これは手間である。
- CDを取り込むときにアルバムジャケット情報を一括で取得・登録した状態でFLAC形式で保存すれば、楽曲ごとにもジャケット情報が付与されることから、この方法が一番楽である【かめ推奨】
ジャケット情報が含まれるFLACファイルは、Windowsエクスプローラーの「表示」タブで「小アイコン」以上のサイズで表示するとジャケット写真が確認できます。
この楽曲データを【ドラッグ&ドロップ】でウォークマン®内部のフォルダにコピーするだけで、
【簡単に楽曲データ転送＆ジャケット写真表示】
が可能でした！
※かめの手持ちのウォークマン®NW-A20シリーズでの動作確認ですので、他のプレイヤーでも表示可能かどうかはお試しください。
思い出の楽曲には思い出のジャケット写真が必要なんですよ！！(笑)
※補足：このLady GaGaさんのアルバムに含まれている楽曲の内の1つは、かめがつるさん(もう一人の管理人)に初めて出会った場所でよく流れていました。おにぎりヘアーのジャケット写真と合わせて楽しい思い出に残します！(笑)
ちなみに、Windows Media PlayerでもFLAC形式でのCDの取り込みやソフトウェア上でのジャケット情報の表示は可能ですが、冒頭で紹介したように、
FLACファイルにジャケット情報を含ませることはできませんでした…
一方で、Media Center for PCの動作にも不安がありますので、CD取り込みが失敗していた時のために、
WAVファイルはWindows Media PlayerでCD取り込みすることにしました。
どちらもアルバム情報を自動で取得できる機能は充実しているため、2つの楽曲データをパソコンに保存することはそこまで手間にはなりません。
※手動で一所懸命楽曲情報を入力していた時代が懐かしいです(笑)
そして、Media Center for PCが必要になるのはCD取り込みするときだけとなりましたので、煩雑なソフトウェア上のマイライブラリーの管理はやめにして、取り込みが完了したらソフトウェアをアンインストールすることにしました(笑)
将来的に、Windows Media PlayerでFLACファイルにジャケット情報を含ませることができるようになれば、それが一番シンプルですね♪
※かめは自作パソコンの調子が悪くなった時に頻繁にパソコンのフルフォーマットを実行しますので、ソフトウェアのインストールを最低限に抑えて復旧を楽にしている事情があります。
まとめ
最後に、かめが現在運用している楽曲データの保存ルールをイラストにまとめて終わりにします。
※ウォークマン®NW-A20シリーズの画像はソニーの商品紹介サイトより引用。
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A20_series/
