ホルスト 組曲「惑星」

2018年の年末につるのおじいちゃんのクラシックCD集を


かめさんが甲羅に乗せて、「よいしょよいしょと」頑張って持ち帰りました

本日はイギリスの作曲家ホルスト(1874~)によるTHE PLANETS(惑星)です♪

このCDではボストン交響楽団による演奏、小澤征爾※による指揮です
※小澤征爾は1973年~2002年までの29年間ボストン交響楽団の音楽監督

さて、本曲の作曲者であるグスターヴ・ホルスト(1874~1934)はロンドンのRoyal Academu of Music (王立音楽院)で学び、本曲をはじめ、数多くの曲を残しています。

娘も作曲家で、Royal College of Music(王立音楽大学)で学び、父の作品の紹介や父の伝記を著したことで広く知られているそうです。

演奏される順番は、
MARS(火星)→VENUS(金星)→Mercury(水星)→Jupiter(木星)→SATURN(土星)→URANUS(天王星)→NEPTUNE(海王星)

各惑星ごとに副題がついていますので以下に記載します
御存知の通り、惑星の名前の由来は、ローマ神話の登場人物です
副題を見れば、ギリシャ神話のキャラクターについて学べてしまうのです!
(ある文献によるとホルスト本人は、副題はギリシャ神話とは全く無関係で、占星術に触発されて作曲した曲だそうです。どうやら占星術に興味をお持ちだったみたいです!)

MARS(火星):The Bringer Of War
VENUS(金星):The Bringer Of Peace
Mercury(水星):The winged messenger
JUPITAR(木星):The Bringer Of jollity
SATURN(土星):The Bringer Of Old Age
URANUS(天王星):The Magician
NEPTUNE(海王星):The Mystic

以下、直観的で主観的な感想です!

MARS(火星)は曲の始まりにふさわしい終始、堂々としていて躍動感あふれる曲
VENUS(金星)は愛おしく優しいメロディーに神秘さを秘めた曲
Mercury(水星)は何か素晴らしい物語が始まる予感を感じさせられる曲
JUPITAR(木星)はまるで生命の誕生のような壮大で感動にあふれる曲
SATURN(土星)・URANUS(天王星)は、木星に次いで大きい惑星であるという理由か、迫力がある曲
NEPTUNE(海王星)は科学的にも未だ謎に包まれている惑星であることがとても良く表現されている曲

JUPITAR(木星)は3分9秒からいつもの聞きなれたメロディー、みなさんご存知だと思います!
でも全部聞く機会はあまりないと思うので、惑星の住人全員に強くおすすめします!!!

以上、THE PLANETS(惑星)の視聴レポートでした