【焙煎記録】松屋珈琲さんの高級コーヒー生豆4種類を浅煎り・中煎りで比較

楽天市場でお手軽にコーヒー生豆を購入できるお店として、松屋珈琲さんを利用しています。

今回は、前回の7種類の浅煎り・中煎りの比較に加えてさらに、高級そうな4種類を追加で自家焙煎・比較してみましたので、記録に残します。

※前回の松屋珈琲さんの7種類の生豆の比較の結果は、こちらの記事で紹介しています。

【焙煎記録】松屋珈琲さんのコーヒー生豆7種類を浅煎り・中煎りで比較

 

購入した生豆一覧

2022年5月29日時点で、楽天市場における価格が安い順に列挙します。

前回の7種類と比較して、より高級な商品に手を出しています(笑)

 

  1. 【ブラジル】BSCA認証 GP No.2 1kg当たり税込1771円
  2. 【パプアニューギニア】ハイランドスウィート 1kg当たり税込1792円
  3. 【イエメン】マタリNo.9「通称:モカ」 1kg当たり税込1911円
  4. 【エチオピア】ゲイシャG3「通称:モカ」 1kg当たり税込2170円

※各コーヒーのフォントカラーはかめ(管理人の一人)の味に対するイメージであり、国旗の色とは必ずしもリンクしていません(笑)

※パプアニューギニアとの風味の比較のために、インドネシア「マンデリン」もリピートしましたので、写真は5袋です。

※こちらの松屋珈琲さんのサイトでは、生豆の商品や生産国ごとにコーヒーの特徴がまとめられており、とても参考になります。
https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/

※松屋珈琲さんのサイト上では、より安価な価格設定が確認できますが送料がかかりますので、楽天市場とどちらが安くなるかは確認が必要です。

 

ブラジルは安価でも比較的おいしいコーヒーがいただけるイメージでしたが、今回の他の比較対象がなかなか高価でしたので、松屋珈琲さんのブラジルの取り扱い商品の中で最も高級なものを選んでみました♪

今回の記事の結論を先に申し上げてしまいますと、

「【ブラジル】BSCA認証 GP No.2」が最もオススメでした!!(笑)

 

【パプアニューギニア】は、つるさん(当サイトの管理人の一人)に人気のインドネシア「マンデリン」】の競走馬となりうるのか試したくなりましたので、今回購入しました♪

【イエメン】マタリ【エチオピア】ゲイシャは、モカ好きのかめ(当記事の著者)としては、一度は自家焙煎しなければならないと感じていましたので、こちらの別の記事でお試しした【エチオピア】レケンプティ「通称:モカ」に引き続き、さらに高級なモカに手を出してしまったわけです♪♪

【焙煎記録】エチオピア産・モカ・レケンプティのコーヒー生豆を浅煎り・中煎りでお試し

 

比較のための焙煎・粉砕・抽出方法

※かめの焙煎・粉砕・抽出方法は、冒頭で掲載した前回の松屋珈琲さんの生豆7種類比較の記事で紹介しているため、今回の記事では紹介を省きます。

 

1.【ブラジル】BSCA認証 GP No.2

 

 

◆【ブラジル】BSCA認証 GP No.2の情報を松屋珈琲さんのサイトより引用
世界に名だたる大農園からBSCA認証を取得した「ナチュラル精製」のコーヒー。

モンテアレグレ農園は、コーヒーの世界最大の生産国である南米・ブラジルのミナスジェライス州南部の標高1000m~1100mのALFENAS(アルフェナス)郊外に位置します。
農園はBSCA(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)のメンバーでもあり、スペシャルティコーヒーの世界に名だたる大農園です。

世界でいち早く「スペシャルティコーヒー」を謳い始めた農園として知られています。
科学的視点から常に最先端の生産技術を導入してきた同農園はスペシャルティコーヒー生産のモデルケースとなっており、世界的にその名が知られています。

その農園で「BSCA認証」を取得したものをご用意いたしました。
※BSCA認証は、BSCA(ブラジルスペシャリティコーヒー協会)の厳しい品質基準をクリアしたロットのみに与えられます。

《地 域》 ミナスジェライス州アルフェナス地区
《農園名》 モンテアレグレ農園
《生産者》  ジョゼ・フランシスコ・ペレイラ
《標 高》 850-900m
《品 種》 カツアイ、ムンドノーボ
《規 格》 NO.2
《スクリーン》 16/18
《収獲方法》 セレクトピッキング
《精製方法》 ナチュラル

https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=109842413

 

◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • 豆の大きさに統一感があるが、いろいろな状態の豆が含まれていて焙煎ムラになりやすい。
  • ハゼが控えめで、そこまで膨らむ印象はない。
  • 浅煎りの風味は、「浅煎り共通の浅煎り感と甘みがほのかにあるのみで、酸味・苦み・コク・雑味がほとんどない」
  • ご近所のコロンビアとは打って変わって、浅煎りにしたのに酸味がほとんどないのにはとても驚いた。
  • 中煎りの風味は、「とても飲み慣れたコーヒーらしい香りとほのかな苦み・甘みが特徴的で、その他の雑味などがほとんどないマイルドコーヒー」。
  • 焙煎しているとき・豆を挽いているとき・お湯を注いでいるときに一貫して、ごま油のような香ばしい香りがしてとてもおいしそうである。この香りは、飲み物としていただいたときにとても飲み慣れたコーヒーらしい香りとして感じられる
  • 今まで自家焙煎してきた中で、一番コーヒーらしい風味に仕上がっている。しっかり焙煎しなくても酸味がほとんどなく、中煎りまで焙煎することで発生するコーヒーらしい香りと苦みがちょうどいい感じになるためだと想像した。
  • 精製方法がナチュラルなためか焙煎ムラがひどいが、焙煎ムラによる風味のムラは発生しにくいように思われる。素人の中煎りで発生するコゲ豆を取り除きさえすれば、素晴らしい香りが楽しめる。焙煎を進めすぎると香りが飛んでおいしさが低減するように思われる。
  • 冷めても飲みにくい風味がないので雑味が少ないことが分かるが、冷めると風味が飛んでおいしさが低減する。
  • 酸味がないのと同様にコクもほとんどない。マンデリンとは対照的に味のない香り系コーヒーはつるさんから低評価を受けることが多い。逆にかめは香りが良いコーヒーが高評価になることが多い。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

【ブラジル】の中煎りのストレートコーヒーの取り扱いが複数あります。

こちらの過去の記事では、店頭で提供されている【マイルドカルディ】(ブレンド)【カナリオ】(ストレート)をお試ししておりますが、今回の【ブラジル】の自家焙煎結果と傾向が似ていましたので、【カルディコーヒーファームのブラジル】は試していません(笑)

 

カルディコーヒーファームの浅煎り・酸味系コーヒーを比較

①ブラジル:果実のやさしい甘さ、なめらかなコク

世界一のコーヒー大国ブラジル。香ばしいローストナッツとやさしい甘み、チョコレートを思わせるなめらかな余韻をお楽しみください。

 

②マイルドカルディ:カルディコーヒーファームの看板ブレンド

カルディコーヒーファームの店頭でサービスしている(※1)人気No.1コーヒー『マイルドカルディ』です。コーヒーサービスは、スタッフからお客様へのごあいさつ。 おいしいコーヒーを飲みながら、ゆっくりとお買い物を楽しんでいただきたい。 そんな思いから始まったこのサービスも今ではすっかり定着しました。 スタッフのおもてなしの気持ちがこもったコーヒー、それがカルディコーヒーファームの看板ブレンド「マイルドカルディ」なのです。

持続する余韻

マイルドカルディは、ブラジル豆本来のやさしい甘さを引き出し、柔らかな口当たりと持続する甘さのバランスの良さから、当店人気No1のブレンドコーヒーとなりました。 店頭でサービスしているコーヒーにはクリーミーシュガーパウダーを入れてご提供しておりますが、もちろんブラックでも香り高いコーヒーがお楽しみいただけます。夏場には少し濃いめに抽出して、さっぱり爽やかなアイスコーヒーでお飲みいただくのもおすすめです。

こだわりの価格

毎日気軽にコーヒーを飲んでいただくために【1杯当たり約29円(10g使用の場合)】とお求めやすさにもこだわりました。消費量の多いオフィスでもたっぷりお飲みいただけます。ペーパーフィルター、お豆のままなど、お使いの器具に合わせた状態・挽き方でお届けいたします。おすすめの挽き具合は抽出方法によって異なります。ご利用の抽出方法に併せてお選びください。
(※1)新型コロナウイルス感染症の予防対策として、お客様の健康と安全を考慮し、カルディコーヒーファーム全店舗でコーヒーサービスを当面の間休止させていただいております。

 

③カナリオ:黄色い実をつける「カナリオ種」の華やかな香り

レモンイエローの実をつける、大変稀少なブラジルの豆。華やかな香りと豆本来の甘さのバランスが、素晴らしい逸品です。後味にはシトラスの中でもフレッシュ感やジューシーな甘みが感じられるコーヒーです。

 

※各画像はカルディコーヒーファームのオンラインストアから抜粋。
①ブラジル:https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996015168?sFlg=2
②マイルドカルディ:https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996019050?sFlg=2
③カナリオ:https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996016677?sFlg=2

今回の松屋珈琲さんの【ブラジル】生豆の自家焙煎結果と風味が一番似ていると思われるのは、【カナリオ】となります。

カルディコーヒーファームの浅煎り・中煎りを比較した際には、【カナリオ】のオススメ度は低かったのですが、今回自家焙煎をしたときに感じたごま油のような香り・コーヒーらしい香り【カナリオ】よりも強化されたような印象であり、今回比較した4種類の高級豆の中では【ブラジル】がかめの一番のお気に入りでした♪

「香り」が特徴的なブラジルのストレートでは少し物足りない「味」を補うために、マイルドカルディでは、コクリッチなコロンビアの豆をブレンドしていると想像します。
(日本のコーヒーはこのブレンドのパターンが多いのかもしれません。)

 

豆は違えど松屋珈琲さんの生豆の自家焙煎によって、お店の風味をしのぐコーヒーが再現ができました!

香り系コーヒーについては、特に自家焙煎により最高の状態の風味に出会える可能性が高いと言えそうです!!!

 

◆小まとめ

市販のコーヒーはブラジル豆を使っていることが多かったため、これまではあえてブラジル産の生豆を自家焙煎をすることを避けてきましたが、とても飲み慣れたコーヒーらしい風味】で間違いありませんでした。

そして、【スペシャルティコーヒー×自家焙煎できたて】の選択により、コーヒーの風味がより引き立てられた素晴らしいコーヒーに出会えました!

浅煎りでも酸味がほとんどなく、焙煎しすぎるとおいしい香りが飛んでいくので、浅煎り感がなくなるまで焙煎を進めた中煎りでいただくのがオススメです!!

 

 

2.【パプアニューギニア】ハイランドスウィート

 

 

◆【パプアニューギニア】ハイランドスウィートの情報を松屋珈琲さんのサイトより引用
名前の由来でもある「ハイランド(高地)」にこだわり、その年の中で良いロットを買い付けています。

パプアニューギニアは、世界で2番目に大きいニューギニア島という島にあり、東半分がパプアニューギニア領土となります。(西半分はインドネシア領土)
インドネシアに似た環境の為、美味しいコーヒーが育つ環境条件が整っていることも魅力の一つです。

パプアニューギニアは山岳地帯が大部分を占めており、
山や海と豊かな自然に囲まれた「地球最後の楽園」とも言われています。

パプアニューギニアは、1930年代になってから
ヨーロッパ人の宣教師により日本でも有名なジャマイカのブルーマウンテンの苗木が持ち込まれそれがコーヒー栽培のきっかけと言われております。

名前の由来でもある「ハイランド(高地)」にこだわり、高地栽培はもちろん、
精選・選別・保管まで高地にて行い、標高は1520m以上の、
肥沃な火山灰土壌のキガバー農園で栽培されており、毎年その中の良いロットを買い付けています。
品種はティピカ種が中心で、シェードツリーの落ち葉が有機肥料の役割を果たしています。
収穫は手摘み、水洗処理、天日乾燥を経て選別されていきます。

甘味が優しく口の中に広がる、控えめで上品な味わい。

地域:ジワカ州バンツ近郊
農園名:ギガバー農園
標高:1520m~
品種:ティピカ、アルーシャわずかにブルボン
収獲時期:3~8月ごろ
精製:ウォッシュド

https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=161554003

 

◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • 豆のサイズは標準的。
  • 精製方法がウォッシュドで焙煎ムラは抑えられるが、欠品豆や小豆が少し混ざっている。
  • ハゼが始まるまでが少し長く、ハゼ音が力強い(豆の繊維が固い?)。これはマンデリンを焙煎したときと似ている。
  • 浅煎りの風味は、「浅煎り共通の浅煎り感がほのかにあるのみで、苦み・甘み・コク・香り・雑味がほとんどない。冷めるとほのかな酸味あり」
  • 先ほどの【ブラジル】の浅煎りと比べると、若干の雑味と酸味が感じられる。どちらも浅煎りにして際立つ風味はない。
  • 中煎りの風味は、「特有の苦みをベースにコク(うま味)のような酸味のような味が特徴的で、その他の香りや雑味がほとんどないシンプルなコーヒー」。
  • 「特有の苦みとコク(うま味)のような酸味のような味」は、【マンデリン】にも共通していると感じていて、【マンデリン】の方がコクが強く、【パプアニューギニア】の方が苦みのようなクセが強い印象。
  • 香りが控えめで特有の苦みが味の主体であり、その他の風味・雑味が少ないので個人的にはやや物足りない印象。豆の見た目も【マンデリン】とは異なり、クリア系のアラビカ・ティピカの品種が持ち込まれて、パプアニューギニアの土地で栽培された結果として、特有の苦み・味を発現したと推測する。
  • 冷めると浅煎り同様に酸味があることに気が付く。この酸味は【マンデリン】ではあまり感じられず、柑橘系とは異なるまろやかな酸味で飲みやすい。この点からも豆が異なることが想定される。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

【ニコルさんのコーヒー パプアニューギニア コルブラン農園】という【スペシャルティコーヒー】が、浅煎り~中煎りストレートコーヒーとして販売されているじゃないですか!!

近所のお店では入手できなさそうですので、こちらも引用による紹介のみとさせていただきます(笑)

カルディコーヒーファームのスペシャルティコーヒー

「地球最後の楽園」と呼ばれ、アラビカコーヒーの生産条件に適したパプアニューギニア。
こちらのコルブラン農園のニコル・コルブラン氏が作るコーヒーは、アメリカの先進的なスペシャルティコーヒーロースターにも選ばれていましたが、日本への紹介は非常に少なかったコーヒーです。
味わいは、柔らかい口当たりにエルダーフラワーやマスカットの風味、黒糖を思わせる濃厚な甘みが特徴的。ルワンダやキリマンジャロのようなアフリカの良質なコーヒーのフレーバーを想起させられます。

※画像はカルディコーヒーファームのオンラインストアから抜粋。
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996016523?sFlg=2

【ニコルさんのコーヒー パプアニューギニア コルブラン農園】と比較すると、今回お試しした松屋珈琲さんの【パプアニューギニア】はどちらかというと、苦みをベースとしていて酸味やコクがサブのシンプルコーヒーのイメージですので、反対の風味ではないかと思います(笑)

これは、パプアニューギニアに持ち込んだ苗木の品種によって、風味がガラッと変化する可能性があることを示しているのではないかと考えます!!

 

◆小まとめ

【パプアニューギニア】は、インドネシアの【マンデリン】と比較すると、香りが強くない苦み・味系コーヒーであることは共通していましたが、苦みやコクの印象が少し異なっているように感じられました。

特に、特有の苦みは他のコーヒーで味わえない独特なもので、好き嫌いが分かれるのではないかと思います。

浅煎りで引き立つ風味はないため、中煎りで発現する特有の苦みを楽しむために、中煎りかそれより焙煎を進めるのがオススメです!(かめは深煎りを試すことはしません。)

 

 

3.【イエメン】マタリNo.9「通称:モカ」

 

 

◆【イエメン】マタリNo.9「通称:モカ」の情報を松屋珈琲さんのサイトより引用

コーヒー発祥の地であるアビシニアン地方(エチオピア/イエメン)。この地方で採れたコーヒー豆は、小さな港町「モカ港」から世界中に伝播していったことが「モカコーヒー」のルーツであります。

イエメンのコーヒーは急峻な山岳地(標高1,000~3,000m)の斜面で栽培されています。イエメンにはプランテーションのような大農園はなく、ほとんど零細な農民により栽培されております。農民は一部でコーヒーを栽培し、残りの部分で主食のヒエやキビ、そして野菜などを作って自給自足の生活を送っています。

収穫されたコーヒーは10~15日間天日乾燥されたあと、ハスクを取り除いて袋詰にされ、保管されます。

中部山岳地帯の急峻な斜面で栽培される、この原生種が生み出すコーヒー豆は、その独特な香味と気品ある味わいを醸し出しており、日本では根強いファンの多くを魅了し続けています。

※まだまだ産地の経済情勢は安定しておらず、欠品になる可能性はあります。

〔味の傾向〕
甘い澄んだ香りと爽やかな後味、気品のある味わいが特長

https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=103818213

 

◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • No.9の高品質で豆のサイズに一見統一感があるように見えるが、小豆・欠品などいろいろ含まれている。
  • 精製方法がナチュラルということもあり、焙煎時のシルバースキンの発生量が多く焙煎ムラになりやすい。
  • 浅煎りの風味は、「コーヒーとは少し異なる薬膳のような独特の香りが特徴的で、わずかなコクと苦みがあり、酸味とモカ特有のフルーティーな雰囲気は全くない」
  • 前回お試しした【エチオピア】シダモG4(ナチュラル)「通称:モカ」で感じられた、アフリカ系コーヒーにみられる熟れた果実(ややドリアンやバナナを彷彿させる)の香りがなかったのは個人的に好印象。
  • 中煎りの風味は、「モカ特有の苦みをベースに薬膳のような香りがさらに強化され、コクも適度に兼ね備えたとても個性の強いモカ」。
  • 香りが非常に特徴的で好き嫌いが分かれるのではないかと思われる。薬のような風味で有名な【ドクターペッパー】が世界中で愛されているように、【モカマタリ】の独特の香りの虜になっているコーヒー愛好家が多いことが想像される。個人的な感覚としては、①ホームセンターのゴム製品を取り扱うエリアや②ガソリンスタンドに接近したときや、③豚肉系の蒸し料理をしたときといったようにいろいろな香りを感じた。
  • 焙煎を進めるとほどモカの香りと苦みが発現し、酸味もほとんどないので中煎りでも十分にコーヒーとして楽しめる。また、モカの苦みが特徴的だった【モカ・レケンプティ】と比較すると、ほのかなコクが味として加わっており、まろやかな飲みごたえとなっている。
  • 時間が経つと香りが抜けていく&変質していくが、モカのおいしさは冷めても継続する。後味はすっきり。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

カルディコーヒーファームの浅煎り・中煎りラインナップとして、なんと、イエメン産の【モカマタリ】があるじゃないですか!!!

<オンラインストアより説明文を抜粋>

ワインのような芳醇な香り。やわらかい甘味とコク
「貴婦人」にも例えられる上品で豊かな香り。赤ワインにも似たその風味とコクは、根強いファンを唸らせます。

https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996015151?sFlg=2

今回お試しした松屋珈琲さんの【イエメン】マタリNo.9と香りが特徴的である点とコクを含んでいる点は共通していますが、中煎りでは酸味もコクもコロンビアほど強くはなかった印象です。

 

なお、こちらの【モカマタリ】は200gでカルディコーヒーファームの商品の中でも1814円の高級品です!!(先ほどのパプアニューギニアの約2倍!!)

松屋珈琲さんで生豆を調達して自家焙煎すれば、

【モカマタリ】が200gで455円(焙煎により重量が約16%減少する点を考慮)

となりますので、高級豆自家焙煎の節約効果が半端ないですね!!

 

◆小まとめ

イエメンのモカマタリは、特有の香りを持ち合わせている特殊なモカであることを認識しました!!

かめはこの特有の香りをリピートしたいとは特に思いませんでしたが、試してみるのであれば、香り系の高級コーヒーのですので、自家焙煎の中煎りで香りを引き立てていただくことをオススメします!!

 

 

4.【エチオピア】ゲイシャG3「通称:モカ」

 

 

◆【エチオピア】ゲイシャG3「通称:モカ」の情報を松屋珈琲さんのサイトより引用
世界で最も高価な品種「ゲイシャ」の起源とも言える、
エチオピア産『ゲイシャ』の、そして『ナチュラル』。

「ゲイシャ種」は、1931年エチオピア南西部カファ地方のゲシャ村で発見された比較的新しい品種で、市場に現れたのは21世紀になってからと、歴史は浅いですが、2004年の「パナマ エスメラルダ農園」の伝説から世界で最も高価なコーヒーの品種として知られるようになりました。

そのゲイシャ種の起源とも言える、エチオピア産の『ゲイシャ種』のみをナチュラル(非水洗式)精製で作り上げた一品です。

グジに位置するゲレナ農園の設立は2014年と比較的新しいですが、RFA/UTZ認証やJAS認証の取得にも励んでいる、とても有望な農園であります。

《地 域》 グジ
《農園名》 ゲレナ農園
《農園主》 Isreal Degafa
《標 高》 1350-1600m
《平均降雨量》 750-1000mm
《品 種》 ゲイシャ
《精製方法》 ナチュラル(非水洗式)

https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=143555479 

 

◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • こちらの豆のサイズの統一感と変色・欠品豆の含有率は、精製方法がナチュラルということもありモカマタリとよく似ている。シルバースキンの発生量が多い点も似ている。
  • 浅煎りの風味は、「少し酸味を含んだコーヒーらしくない特有のおいしい味と、紅茶のようなほのかな香りが感じられる。モカの苦みはこの時点ではない。」
  • アフリカ系コーヒーにみられる熟れた果実(ややドリアンやバナナを彷彿させる)の香りをやや含むように思われ、前回試した【エチオピア】イルガチェフの紅茶感もほのかに感じられる。いずれも支配的ではないが、組み合わさることでどちらでもない特有の香りとなっている。
  • 中煎りの風味は、「モカ特有の苦みをベースに特有のおいしい味や香り、ほのかな酸味を持ち合わせたバランスタイプのモカ。すっきり飲みやすい」。
  • 【モカマタリ】が香りが強烈だったのに対し、フルーティーな香りや控えめなコク・酸味が特徴的で上品な飲み口に仕上がっている。バランスが良く親しみやすい風味だが、個人的にはもう少し尖った要素があった方が面白い。
  • 冷めると酸味が目立ってきてジュース感が出てくる。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

【エチオピア ゲイシャ】のラインナップはありませんでしたが、【パナマ ゲイシャ】の浅煎り~中煎りの取り扱いがありましたので、参考として掲載します!!

<オンラインストアより説明文を抜粋>

一度飲んだら忘れられないジューシー感!

ジャスミンのようなアロマと、洋梨やストロベリーを思わせるジューシーなフレーバー。 日本でも人気のゲイシャ種です。
驚くほど華やかな味わいをお楽しみください。
今回はオンラインストアのみでのお取り扱いとなっております。是非この機会にお楽しみ頂きたい貴重で特別なコーヒーです。

https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996015953?sFlg=2

こちらの別の記事で旭珈琲さんの【パナマ】のスペシャルティコーヒーをお試ししたときは、【ゲイシャ】の品種ではありませんでしたが、確かに強烈な酸っぱさとジュース感がありました。

【焙煎記録】旭珈琲さんのスペシャルティコーヒーを浅煎り・中煎りでお試し

この結果から、酸味やジュース感はパナマという産地でより強化されるように思われますが、【ゲイシャ】の品種自体がそのような特徴を持ち合わせていると想像しました。

 

なんと、こちらの【パナマ ゲイシャ】は200gで3850円の超高級品です!!(先ほどのモカマタリからさらに約2倍!!)

 

松屋珈琲さんで生豆を調達して自家焙煎すれば、

【エチオピア ゲイシャ】200gで517円(焙煎により重量が約16%減少する点を考慮)

となりますので、

超高級豆自家焙煎の節約効果がマジでガチで半端ないですね!!!

 

◆小まとめ

【エチオピア ゲイシャ】は、モカの苦みや香りに酸味やコクが適度に加えられた味わい豊かなモカであることを認識しました!

香りと味がバランスする中煎りでいただくのがオススメです!!

 

まとめ

松屋珈琲さんの【高級】生豆を追加で自家焙煎してみた結果をまとめますと、以下の通りとなります。

 

★高級なコーヒー豆ほど自家焙煎の節約効果が大きい。

→気のせいかもしれませんが、高級なコーヒー豆は焙煎の人件費もコーヒー豆の単価と同じ比率で上昇しているように思われます。高品質で安価な生豆を調達することができれば、かなりの節約効果が期待できそうです♪

 

★少し高級なコーヒー豆を試してみたからといって、驚くほど風味が異なることはない。

→今回の最高値の【エチオピア ゲイシャ】は、【エチオピア】シダモG4の上位品種のような位置づけと感じましたが、かめは【エチオピア】シダモG4でも十分にモカコーヒーの風味を楽しめると感じました。

 

★コーヒーの風味は苗木の起源(品種)×生産地の組み合わせによって大きく変化する。

→今回、同じ起源の【ゲイシャ】でも、同じ生産地の【パプアニューギニア】でも全く異なる風味のコーヒーが存在することを再認識しました。高い・安いに関係なく、これからも様々な商品を試してみるのが良いと思いました。

 

今回いただいたコーヒーはいずれもおいしいコーヒーではありましたが、前回の結論である、

つるは【マンデリン・中煎り】かめは【イルガチェフ・浅煎り】

の評価に変化はありませんでした(笑)

 

また機会があれば他の非オーガニックコーヒーも味比べしたいところですが、
まずはオーガニックコーヒーの開拓を進めていこうと思います!!