ブラームス「ハンガリー舞曲集」第5番(第1集)連弾に挑戦!

「ハンガリー舞曲集 第1集 第5番」(1869年)は、つるかめがピアノで連弾に挑戦を試みたいと思っています♫ 4手で弾くと、すごい迫力になるんですね!

原曲がピアノ連弾曲だと知って、少し驚きました!

1869年、ハンガリー舞曲集は第1集(1~5番)と第2集(6~10番)に分けて出版されます。

有名な第5番を含め、ほとんどが3分に満たない曲で、手軽に聞けるのが良いと思います!

出版年(1869年)当時、ヨーロッパでピアノが一般に普及してきたこともあり、楽譜が爆発的に売れたそうです。異国情緒溢れる音楽が人々の秘訣のようです!

この成功を受けて、出版社は、ブラームスと懇意にしていたドヴォルザークにも新作を依頼し、その結果、スラヴ舞曲集が誕生したようです。(この出版社にドヴォルザークを推薦したのがブラームスだった

「ハンガリー舞曲集」「スラヴ舞曲集」共にピアノ連弾曲ですが、管弦楽曲もよく知られています。

管弦楽曲、ブラームス本人(1,3,10番)以外にもアルベルト・パーロウ(5,6番)、ハーレン(2番)、ジュオン(4番)、シュメリング(7番)ショルム(8,9番)などによって編曲されました。

「スラブ舞曲集」(ドヴォルザーク)についての記事↓

ドヴォルザーク「スラブ舞曲集」第1集(Op.46)第4曲

ドヴォルザーク「スラブ舞曲」第2集(Op.72)第2曲

ところで、ハンガリーには「チャルダーシュ」と呼ばれる民族音楽があるのですが、ハンガリー舞曲では、どちらかといえば、ハンガリーに居住するジプシー民族の音楽が色濃く出ています。

その背景には、ブラームスが20歳頃、ハンガリーのヴァイオリニストで、音楽仲間であったエドワルト・レメーニーからハンガリーのジプシー音楽について教わったことがあるとされています。

チャルダーシュについてはこちら↓

モンティ「チャルダーシュ」