「ハンガリー舞曲集 第1集 第5番」(1869年)は、つるかめがピアノで連弾に挑戦を試みたいと思っています♫ 4手で弾くと、すごい迫力になるんですね!
※かめさんが作成した連弾練習用YouTube動画もありますよ!!
原曲がピアノ連弾曲だと知って、少し驚きました!
1869年、ハンガリー舞曲集は第1集(1~5番)と第2集(6~10番)に分けて出版されます。
有名な第5番を含め、ほとんどが3分に満たない曲で、手軽に聞けるのが良いと思います!
出版年(1869年)当時、ヨーロッパでピアノが一般に普及してきたこともあり、楽譜が爆発的に売れたそうです。異国情緒溢れる音楽が成功の秘訣のようです!
この成功を受けて、出版社は、ブラームスと懇意にしていたドヴォルザークにも新作を依頼し、その結果、「スラヴ舞曲集」が誕生したようです。(この出版社にドヴォルザークを推薦したのがブラームスだった)
「ハンガリー舞曲集」「スラヴ舞曲集」共にピアノ連弾曲ですが、管弦楽曲もよく知られています。
管弦楽曲は、ブラームス本人(1,3,10番)以外にもアルベルト・パーロウ(5,6番)、ハーレン(2番)、ジュオン(4番)、シュメリング(7番)ショルム(8,9番)などによって編曲されました。
「スラブ舞曲集」(ドヴォルザーク)についての記事↓
ところで、ハンガリーには「チャルダーシュ」と呼ばれる民族音楽※があるのですが、ハンガリー舞曲では、どちらかといえば、ハンガリーに居住するジプシー民族の音楽が色濃く出ています。
その背景には、ブラームスが20歳頃、ハンガリーのヴァイオリニストで、音楽仲間であったエドワルト・レメーニーからハンガリーのジプシー音楽について教わったことがあるとされています。
※チャルダーシュについてはこちら↓