前回作業椅子を改造して作った冷却アルミ座布団ですが、竹製の座布団が最上段に使用されており「アルミ座布団」と呼ぶには不完全と感じていました…
かめお得意の裁縫でアルミ繊維を縫い上げて、99%アルミでできた座布団を完成させたいと思います!
※前回の冷却アルミ座布団の記事はこちら
アルミの通気性問題
アルミホイルで作った座布団は以下の理由により通気性に問題があることが分かりました。
・アルミなどの金属材料は水分を吸収しないため、布よりもべたついて肌触りが悪い。
・体から発した蒸気や汗がすぐに冷やされるため蒸発しずらくなり、蒸れてしまう。
この問題をするために竹製の座布団を敷きましたが、竹の部分で熱伝導率が大きく低下してしまいます…
アルミの材料で通気性を改善できないか考えた結果、
アルミの針金を縫い合わせて繊維状にすることで湿気の通り道を確保する発想に至りました(笑)
早速作ってみましょう!
アルミ座布団の裁縫
◆作成手順
1.材料となるアルミの針金をダイソーで購入します。
直径1mmのアルミ針金をホームセンターに探しに行ったところ、ダイソーの方が安く購入できることが分かりました。
なお、ホームセンターに併設されていたCanDoで12mの長さのものが売られていたので購入したところ、あとでDAISOで18mで売られていることが分かりました(笑)
しかもDAISOの方は国産で、表面のつやも良かったので途中で買い足しました。
がんばれニッポンですね!
2.一定幅でアルミの針金を曲げていきます。
アルミは柔らかいので非常に加工しやすいです。
3.曲げた部分の耳に針金を通して針金を平面状に束ねます。
耳の部分をペンチで90°ねじっておくことで通しやすくなります。
4.針金の間を糸で縫ってすだれのように固縛します。
ミシンは使えませんのでこれがなかなか骨が折れました(笑)
5.アルミ座布団の上に乗せて完成!!
2店舗の針金を組み合わせたことで、ツートンカラーになってます!(笑)
感想
実はあまり期待していませんでしたが、なかなか座り心地が良かったです♪
・座ったときのひんやり感はタイトルの通り【超冷感】
・アルミホイル座布団よりべたつき低減。
・竹製の座布団より目が細かくて長時間座っていても痛くない。
裁縫で使った糸以外はアルミニウムになりますので、これ以上ないほど熱伝導率を高めたかめ専用の冷却座布団にとても満足しています!
その一方で、最強の冷却座布団を作ってみても、
かめから発せられる熱気を分散させるにはまだまだ冷却能力が不足していることが分かりました…
やはり、大地の冷気を利用するしかないようですね(笑)
家に冷却機能を仕込めるのはまだまだ先になりそうですので、気が向いたらまた座布団を改造したいと思います!
続編
アルミ座布団の最終形態がこちらです!