真夏をエアコンなしで越すために考案した冷却アルミグッツには、いくつかの問題点があることが分かりました。
これらの問題点を解決すべく、かめ(管理人)がさらに改良を加えた一品を記録に残します。
過去の冷却アルミデスクと冷却アルミ座布団の初回の記事は、こちらになります。(何度か改良が加えられています。)
冷却アルミグッツの問題点
アルミデスクにしてもアルミ座布団にしても、大きな問題点として以下の2点が挙げられます。
1.室温が28℃~30℃ぐらいを超すと逆に熱く感じる。
かめの体温が36℃ぐらいなので、そこまでは冷却効果があると想定していましたが、
【体の表面は汗が蒸発するために体温より低い】
点に、アルミグッツを真夏に利用して気が付きました…
アルミに触れて冷たいと感じるのは28℃より室温が低いときであり、この温度は体感温度によって個人差があると思われます。
2.体から発する蒸気が冷やされて凝集し、べたつきを感じる。
布製の座布団は通気性・吸湿性がありますが、金属はそういた機能がないため、
冷却効果があっても湿気によるべたつきの不快感が勝ります。
さらに、
冷却効果により湿気の乾燥が妨げられるため、暑くない日でもべたつきによる不快感があります…
以上の問題点を改善するためのポイントは以下の通りです。
- 真夏も超冷感を体感するにはエアコンとの併用が必須。
- アルミとの接触部分には強制換気装置が必須。
かなりのアルミニウムをつぎ込んだアルミデスクとアルミ座布団でしたが、
真夏の暑さ(室温32℃)の中ではアルミニウムをいくら増やしても意味がなかったのです…(笑)
アルミデスクとアルミ座布団の融合
このまま悔しい思い出で終わるのは避けたいので、これまで培ってきたノウハウを生かして、
冷却グッツを融合することにしました!!
<改善ポイント>
★最も不快感が強かった座布団のべたつきを抑えるために、マルハニチロラジエータと冷却ファンをアルミ座布団に搭載!
★アルミの針金で編み上げたアルミ座布団の隙間から冷たい風が吹き上げます!
★アルミ座布団のアルミニウム塊は、通気債が悪いので背もたれに変更!
★重心を低くして机の幅を拡げることで安定性が向上!(前の机は結構グラグラしていました…)
★ダイソーのワイヤーネットを多用して収納ポケット増強!
※今度こそしっかり英語の勉強をしましょう!(笑)
★手作りスパイスミルとお気に入りの丸テーブルとも融合!!!
※手作りスパイスミルの詳細はこちらの記事で紹介しています。
机の骨組みに利用している
【G-Fun】と呼ばれるブランドのアルミフレーム
は、少し高価ですがやはりとても使い勝手がいいですね♪
- 作ったものを改造したいと思ったときに再利用可能。
- ダイソーのワイヤーネットとの組み合わせで経済的に収納スペースの確保が可能。
- かめが座っても陥没することなくとても丈夫。
※G-Funの紹介サイトはこちら
https://g-fun.jp/about/
今回の改造では過去のDIYで大失敗したときの余りの部品も使用しているため、だいぶ出費が抑えられました。
社宅を引っ越した時に、古くなった家具やDIYで家の寸法に合わせて作り込んだ便利グッツをいくつも廃棄しましたが、
【再利用可能な家具】
を選ぶことが、転勤族のつるかめ家には大切なように感じました。
融合によって生まれ変った新冷却アルミデスクの肝心の座り心地は、
タイトルの通り、超冷感★です!
また、べたつきの問題があったおしり周りの座布団は、
冷却ファンによる強制換気で爽快です!
ただし、
室温が28℃を超えた場合にはアルミの吸熱効果は失われますので、
エアコンなしで過ごすには、
【換気設備の強化】と【直射日光の反射】が重要ですね。
冷却アルミシリーズで学んだ教訓は、将来のつるかめハウスに活かしたいと思います!!
とりあえず今年の真夏は、
【扇風機+サーキュレーター+有圧換気扇+根性】
でエアコンなしで過ごしたことで、かなりの電力を節約できましたので、来年もつるさんとエコ生活を頑張りたいと思います!!!
※サーキュレーターはこちらの記事で紹介しています。
続編
座布団の更なる改善をこちらの記事で行っております♪