【焙煎記録】ドミニカ共和国産のスペシャルティコーヒー生豆を浅煎り・中煎りでお試し

安価で良質なコーヒー生豆を求めて楽天市場を徘徊していましたところ、

ドミニカ共和国産のスペシャルティコーヒーに出会いましたので、今回も浅煎り・中煎りでお試ししてみることにしました♪

 

商品紹介

今回の生豆は、トライアローズ㈱さんが楽天市場で生豆倶楽部というシリーズで販売しているスペシャルティコーヒーの生豆となります。

※かめが2021年6月に購入した時点では2200円(税込)でしたので、当記事を書き上げた2022年5月までになかなか値上げされていますね!!

 

 

商品の概要は、楽天市場の販売サイトからそのまま抜粋させていただきます。

 カリブ海に浮かぶイスパニョ-ラ島。この島の東部がドミニカ共和国で、面積は九州と同じくらいの小さな国です。この島にコーヒーがやってきたのは18世紀の初め頃で、中南米の中でも最初にコーヒーが導入されたのがこの島でした。

すっきりとしたカリブ海コーヒーの特徴を持ちながら、ライムのような香りをもつドミニカのスペシャルティコーヒー。このスペシャルティコーヒーの栽培に取り組むアルフレド・ディアスはドミニカに生まれ、幼少のころにアメリカへ移住、ドミニカに戻って10年目にハラバコアに移りました。そこで、コーヒー栽培の美しさに惹かれたアルフレドは1989年に農園を購入。おいしいコーヒーの生産に一身の情熱を傾け、栽培方法の改良に取り組んできました

【ドミニカ アルフレド・ディアス農園】
エリア:ハラバコア(ドミニカ中部)
プロセス:フーリーウオッシュド
品種:カトゥーラ・ティピカ
標高:1,480m

https://item.rakuten.co.jp/cafegokochi/gb-dm-a1/

 

かめが定期的に購入しているオーガニックコーヒーよりも高価ですので残念ながらリピートには至りませんが、一杯100円で提供されている市販の挽きたてコーヒーを84杯(1kg生豆をかめが自家焙煎した際に飲める量)購入するよりもはるかに安価ですので、生豆&自家焙煎のお買い得感は健在です♪

※愛用しているオーガニックコーヒーはこちらの記事で紹介しています。

【焙煎記録】三本珈琲さんの有機生豆を浅煎り・中煎りでお試し

 

かめがドミニカ共和国のコーヒーに興味を持った理由として、

超高級コーヒーであるジャマイカ産の【プルーマウンテン】と栽培地域が非常に近く北緯もほぼ同じ

ため、同じような風味が楽しめるのではないかという期待があります♪

 

※使用しているコーヒー豆の種類の違いが風味の違いに与える影響が一番大きいとは思いますが、その土地の土の状態や気候によっても風味が変わってくると思いますので、コーヒーに関する記事の冒頭のイラストでは産地の地図と緯度を記載するようにしています。

 

焙煎結果
◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

※同時期に珈琲問屋さんで購入したエメラルドマウンテン】も、最初の写真に含まれています。

【焙煎記録】コロンビア産・エメラルドマウンテンのコーヒー生豆を浅煎り・中煎りでお試し

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • 生豆サイズが大きく、サイズのばらつきが非常に少ない。
  • 欠品が非常に少なく、焙煎素人でも焙煎ムラになりにくい。
  • 浅煎りの風味は、「浅煎りコーヒー豆に共通する特有の風味と酸味がかすかに感じられるのみで、苦み・コク・雑味が驚くほどない」
  • かめが浅煎りを行う理由として、加熱によって変質・揮発してしまう風味を楽しむことが挙げられるが、元々のコーヒー生豆に備わっている風味がほとんどないということが考えられる。冷ましてみると、若干の酸味があることが分かる。
  • 中煎りの風味は、「雑味のない極めてクリアなコーヒー」。
  • 焙煎を深めたことで浅煎りよりもコーヒーらしい苦みと香りが楽しめるようになるが、それ以外の味や香りはほとんどない。この浅煎り・中煎りの結果は、こちらの記事でキューバ産の【クリスタルマウンテン】(スペシャルティコーヒー)を試したときの結果とほとんど同じである。

【焙煎記録】旭珈琲さんのスペシャルティコーヒーを浅煎り・中煎りでお試し

  • 雑味もクセのある香りもなく非常にクリアであるが、クリスタルマウンテンよりも少しコク(?)のような味や酸味を含んでいる印象。冷めるとエメラルドマウンテンで感じたレモンティーのような風味が本当にかすかに感じられるため、「ライムのような香りをもつドミニカのスペシャルティコーヒー」という点が、スーパークリアなクリスタルマウンテンとの違いなのかもしれない。
  • かめの仮説として、キューバはドミニカ共和国よりも、「緯度が高いため酸味が抑えられている」と考えている。かめの焙煎記録においては、緯度がゼロに近いコロンビアやケニアは酸味が強く、インドネシアはコク(旨み)が強い傾向にあるため、焙煎しなくても酸味やコクの強さがある程度想像できるのではないかと考えている。かめとしては中煎りでちょうど酸味が消えてコクにうまく変換されるようなバランスが好みである。
  • スーパークリアなコーヒーは冷めても、風味の変化が少なくて飲みやすい。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

ドミニカ共和国産のコーヒーの取り扱いはありませんでした。

※カルディコーヒーファームホームページ:https://www.kaldi.co.jp/ec/Facet?category_0=11010100000

 

◆まとめ

キューバ産のクリスタルマウンテンに次いで、コーヒーらしい苦みと香りだけが味わえる超超クリアなコーヒーでした!
(クリスタルマウンテンを試した時より「超」の数を1つ減らしました。)

中途半端に酸味が残っていると、せっかくの【クリアコーヒー感】が損なわれますので、

温かい状態で飲んだ時に、ほとんど酸味が感じられなくなる中煎りまでは焙煎を進めていただくのがオススメです♪

 

 

クリスタルマウンテンはドミニカ共和国産のコーヒーよりも高級な認識であり、超超超クリアと超超クリアのかすかな違いを想像すれば、ドミニカ共和国産のコーヒーの方が間違いなくリーズナブルと感じています。

ただし、

クリア系コーヒーは市販のコーヒーでもありそうな少し寂しい印象ですので、わざわざコーヒー自家焙煎をしたくなるような感じではないですね…

また、

近隣諸国のコーヒーがクリア系コーヒーということが分かりましたので、ジャマイカ産の【ブルーマウンテン】は、しばらくお試しせずに食わず嫌いになることにしました(笑)

 

 

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