スメタナ 「わが祖国」第2曲(モルダウ)について

スメタナは、世界遺産リトミシュル城で知られる、チェコ北部(ボヘミア)リトミシュル出身の作曲家です。

4手によるピアノ演奏バージョンもあることを知り早速聞いたところ感激♪!オーケストラに負けていない!!

スメタナはチェコを代表する国民音楽派で、プラハに大衆のための国民劇場(現役)を建設した人です。

ところで、モルダウは、チェコ西部を南から北に流れる川で、ドイツ東部のドレスデンとハンブルクを経由して、北海に流れ込みます。

<参考地図>ブルノから少し北にある★がスタート地点で、北海まで●の都市を経由して北海へ

チェコはかつて北西部のボヘミア、南東部のモラヴィア(モラーヴァ)に分かれており
今の国境になったのはなんと1993年(平成5年)です

モラヴィア出身の音楽家としてチェコ国内でとても有名なのがレオシュ・ヤナーチェクです。ヤナーチェクの作品は、モラヴィアの音楽と強い結びつきがあるとされています。
<参考地図>の〇印で示したブルノという都市はにモラヴィアの中心地で、現在もチェコ第二の都市と言われています。

ボヘミアでは音楽文化が花開き今でも「ボヘミア音楽」という言葉がよく言われます
著名な音楽家は、べドルジハ・スメタナとアントニン・ドヴォルザークとルドルフ・ゼルキンです。

ちなみにボヘミアは牧畜がさかんであることから、ボヘミア人はアメリカのカウボーイの原型だと言われています

現在の首都プラハはかつてのボヘミアの中心都市で、「プラハ歴史地区」として世界遺産に登録されています。冒頭で紹介したリトミシュル城と合わせて行きたいですね!

 

あと、第一曲目の「ヴィシェフラド」にも行ってみたいです♪

モルダウ川望む「ヴィシェフラド城」を音楽飛行

第4曲目もこちらで紹介しています↓

スメタナ「わが祖国」第4曲について