ウェーバー「舞踏への勧誘」(1819)は、ウィンナ・ワルツの時代の幕開けを象徴する曲で、クラシック音楽史においても重要な意味を持つ曲です。
ウェーバー自身も妻のために作曲したということで大変ロマンチックな曲です♡
ロンド形式の曲としてショパンの「華麗なる大円舞曲」と並んで有名な曲です。
ロンド形式とは、異なる旋律(メロディー)を差し込みながら、同じ旋律が繰り返される形式で、
ワルツの形式の一つとして定着しています♪
この曲の出だしは、紳士が淑女を舞踏会に誘う(ダンスを申し込む)という設定になっており、男性のセリフが左手の低い音程で表現され、女性の返事のセリフが高い音程で表現されています
交互に来るので、とってもわかりやすいですよ!!
その後、様々な旋律が交互に繰り返されます
最後は、紳士が淑女を再び誘い、2人の姿がダンスホールへと消えていきます
これもよくわかりますので最後まで注意深く聞いてください!
少し話がずれますが、この曲を使った「薔薇(ばら)の精」というバレエがあるそうです。初演は1911年、モンテカルロ劇場(モナコ)で、振り付けは、ロシアのミハイル・フォーキンです。
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