前回の「超冷感★冷却アルミ座布団を作ろう!」の続編として、かめ(管理人)用の冷却デスクを作ることにしました。
夏場の暑さに冷房なしで立ち向かうために、冷却グッツを考案したいと思います!
※冷却アルミ座布団はこちらの記事で紹介しています。
かめ用のデスクの条件
今回かめ用のデスクを作ることになった背景としては以下の点が挙げられます。
1.夏場に冷房を使わずに机仕事に集中したい。
→デスクの冷却性能を高くする必要がある。
2.長時間の仕事でも良い姿勢を保てるようにしたい。
→かめに合うように椅子の高さとデスクの高さを調整する必要がある。
3.リビングのデスクとは別にコンパクトデスクが欲しい。
→リビングのスペースを圧迫しない適度なサイズである必要がある。
これらの要望を叶える手段として、物干しのDIYで利用した
【G-Fun】
と呼ばれるアルミ構造材を今回も利用することにしました♪
※G-Funの紹介サイトはこちら
https://g-fun.jp/about/
※物干しの増設の過去のDIY記事はこちら
こちらの商品を冷却デスクのために利用するメリットとしては以下の点が挙げられます。
1.アルミ材料は冷却性能が高い!
※詳細は冷却アルミ座布団の記事に掲載しておりますので、省略します。
2.かめの身長に合わせてデスクの高さを微調整できる!
標準的なオフィスのデスクは添付画像の通り幅1000×奥行700×高さ700mmですが、かめの希望の高さは770mm程ですので、調節ができるのはとても助かります。
※画像はオフィスコムさんの販売サイトより抜粋
https://www.office-com.jp/products/detail.php?product_id=174393
また、実際に使ってみると高さの微調整が必要でしたので、一般的なデスクを高さ決め打ちで購入するのは勇気がいると思います。
なお、アルミパイプの長さを選ぶことで、作業面の広さも自由に調整できるのもG-Funの良い点です♪
3.安上がり!
一般的なデスクは、引き出しなしタイプで幅1000×奥行700×高さ700mmのサイズのものを購入する場合、1万円ほどします。
同等のデスクをG-Funのアルミフレームでくみ上げれば、かめの計算では
1万円より安くすることができます。
加えて、軽くて冷たい(笑)ので、今回の冷却コンパクトデスクの用途にはピッタリということです♪
冷却デスク組み立て
1.必要な材料を手配します。
冷却デスクの基本構成は以下の図の通りです。
G-Funアルミ材料の購入価格は、アルミホイルよりも単価が高いため、関節部は安価なものを選定し、単価の安いフレーム部品でデスクの熱容量をかせぎます。
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楽天ポイント値引きを考慮した合計の購入価格は約4,200円で、デスクのアルミニウム含有量は1.64kgとなり、アルミニウム購入単価は2,560円/kgとなります。
※アルミホイルのアルミニウム購入単価は750円/kgですので、前回は調子に乗って2.4kgの座布団を作りました(笑)
仮にかめがデスクや座布団で仕事を行った際にこれらの平均温度が5K(ケルビン)上昇したとすると、
・冷却アルミデスク:約1.74kcalの吸熱
・冷却アルミ座布団:約2.58kcalの吸熱
により、約4kcal(砂糖1g分)の熱量がかめから奪われていることになります!
さらに、空気の熱伝達率を仮に約100W/(m²・K)、冷却アルミデスク・座布団の全体の表面積を0.2m²とすると、
1時間デスクで仕事するごとに86kcalの熱が奪われることになります!!
Brilliant!!!
どこまで冷えるかは夏に使ってみて初めて実感できますので、妄想はこれくらいにしておきます(笑)
価格面でも、桐の天板やダイソーで調達可能なワイヤーネットや筋交い(プランターに使う緑の棒)を組み合わせることで一般のオフィス用デスクより安く済ませることができました。
また、今回の冷却デスクの心臓部ともいえるラジエータ部品として採用しているものは、
なんと!
材料費ゼロで
アルミニウム750g相当の代物です!
その部品とは、
マルハニチロさんの「釧路のいわし 水煮」の缶詰の【蓋】です!!
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今まで缶詰は、「スチール缶」として蓋も一緒に缶ごみの日に捨てていましたが、
この缶詰の蓋がアルミニウムでできていることに最近気が付きました!
Brilliant!!!
マルハニチロさんの粋な計らいによって廃棄処分されるはずの蓋を再利用することができ、
かめは大変喜びを感じています!
マルハニチロさん、ありがとうございます!!
※余談ですが、いわしの栄養についてはこちらの記事で紹介しています。
このアルミニウムでできた3gの蓋を、かめのおなか周りのG-Funのアルミパイプに250枚装着できそうですので、たくさん集めてアルミニウム750gの無料ラジエータを完成させる目論見です♪
そういえば、【かめの甲羅1号】の時も「蓋」をたくさん集めて加湿器(?)を作ったのを思い出しました(笑)
今回の成果物も積み重ね系ということで、かめの甲羅シリーズの仲間入りです♪
缶詰の蓋を利用した冷却アルミデスク【かめの甲羅5号】
2.骨組みとなるG-Funアルミ構造体を組み立てます。
当アルミパイプは軽くて扱いやすく、ネット注文で宅配可能ですので非常に便利です。
ダイソーのワイヤーネットで長手方向の幅が620mmのものがありますので、600mm幅のアルミパイプとの相性がとても良いです。
ダイソーで購入可能な番線でアルミパイプにがっちり固定すれば、通気性抜群の簡易ラックができあがります。
ちなみに、(冷却目的ではありませんが)つるさん用のデスクもG-Funとダイソーのワイヤーネットを利用して作成しています。
こちらは足元にキャスターを装備しており、リビングに置いても不要な時は移動が可能で場所を取りません♪
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また、過去に作成した、椅子用テーブルと移動式加湿器を組合せて、ワイヤレスキーボード・マウスを利用すれば、立ち歩きながら好きな位置でパソコン作業ができます。
※かさ上げ用テーブルと移動式加湿器の過去の記事はこちら
3.筋交いを固定します。
2.までの組み立てが完了した時点では、縦横水平方向の横揺れがひどいです(笑)
かめの冷却のためにお腹の部分でデスクに寄りかかるような使い方をするので、縦水平方向の揺れを抑えるための筋交いを取り付けます。
筋交いの固定には、鉛蓄電池の付属品として保管していた軟質ビニルキャップを転用しました。
差し込んだだけでは抜けてしまうので、位置が決まったところでビニルテープで固定します。
4.オプション品を装備します。
①ダイソーのワイヤーネットのオプション品の棚をセットしました。
※棚用のワイヤーネットを片方の支柱から外してくくりつけることで、1本の支柱はカバンをかけるのに利用しています。
②A4サイズの英語教材やメモ用紙を入れるサイドポケットも、ダイソーで入手して装備しました。
③桐の天板は過去のDIYで作った椅子用テーブルをはめ込んでいます。
5.アルミ蓋ラジエータを作ります。
いわし缶の蓋をまっすぐに伸ばして、取っ手部分の一方を切り離します。
この取っ手部分をペンチで成形すると、
G-Funのアルミパイプにきれいにはまります!
これを何枚も重ね合わせれば、立派なラジエータになります!!
とりあえず、家に残っていた17枚を装備しましたが、250枚集まるころまでには冷却ファンも装備しようと企んでいます(笑)
6.好きなものを乗せて完成!
非常に涼しそうなデスクですね! 夏が楽しみです♪
感想
作っていた時から感じていたのですが、
期待していた通り、アルミパイプに触るとなかなか冷たいです。
今回の記事を書いているときに、早速座布団とセットで活用したところ、
長い時間座って考え事をしても頭がオーバーヒートしにくくなっている気がします!
アルミ構造物への接触による冷却は、かめが熱くなるほど、また、周辺温度が低くなるほど効果がありますので、春・秋・冬においてはうまく機能しそうな予感がします♪
問題の夏場は周辺温度が高くアルミの放熱効率が低下しますので、冷却ファンを利用した風冷システムが必要そうですね…
早速、こちらの記事で冷却ファンを取り付けてみました!
キーボードの操作性も良く、ご飯をいただきながらのパソコン作業もはかどりそうです♪
何より、今回かめ用のデスクを用意した大きな目的の1つとして、
英語の勉強を頑張りたいという強い思いがあります!!
デスクがうまくできましたので、エコに頭を冷やしつつ、
つるさん越えを目指して勉強に励みたいと思います!
オンライン英会話
かめは生徒ではありませんが、英会話を頑張りたい方には、
つるさんが講師を務めている【Skype英会話】
が非常にオススメです! ご相談は無料ですので、ぜひお試しください!!