栄養豊富な携帯食料で残業と闘う

今回は会社で残業と闘う上でかめ(管理人)が相棒に選んだ、携帯食料(栄養補助食品)を紹介したいと思います。

 

会社での栄養補給

かめは会社では常に全力で動き回っていますが、

法律で定められた労働時間・残業時間の範囲内で与えられた仕事をこなしきることができておりません。

 

これは、会社の売り上げや生産量が上がっているにもかかわらず、労働人口が減少しているためとかめは考えています。

将来の見通しとしても、かめの労働条件がますます厳しくなっていくことははっきりとしています。

 

それでもかめは、日本の製造業の国際競争力を高めるためにできる限りのことはしたいと考えています。

自分が今置かれている状況において、頭の回転が遅いかめでもできる以下の取り組みを具体的に実践しています。

①紙ベースの仕事は会社のパソコンを閉じた後に、時間外サービス残業で対応する。

②チーム全体の手間が減らせるのであれば、自分の責任範囲外の仕事も人知れず終わらせる。

③休憩時間や休日は休みながら仕事をする。

 

今の時代の働き方改革の考えと逆行していますが、かめの考えでは、

若くて気力があるうちはいろいろなことに挑戦し続けることが大切だと思っています。

 

労働においてどれだけのパフォーマンスが出せるか、あるいはどれだけ過酷な境遇に耐えられるかは、生まれたときに授かった遺伝子育った環境や出会った人物の影響を受けて形成された人格によって、かなりの個人差があるとかめは考えています。

法律で一定の労働基準を定めることは、統計から導き出される社会全体の最善を目指していると思われますが、元気な人には楽をさせることになります。

楽を覚えてしまった心と体を奮い立たせるのは非常に難しいので、社会の基準に甘えることなく自律することが将来の自分のためになるとかめは考えています。

 

以上の考察から、定年退職までの労働という人生のステップにおいては、

かめは健康を維持しながら、自ら設定した限界に挑戦し続けることを目標に頑張ります!

 

 

前置きがかなり長くなってしまい申し訳ありませんが、今回の【かめのご飯】のコンセプトは、

「オフィスで人目を気にせずに短時間で栄養補給する」ことです。

 

栄養面で言えば、夕食用にお弁当を作り込んで持ち込むことがベストです。

一方で、残業が発生しない場合はお弁当の準備の手間が無駄になる点や、デスクでの食事がおやつや飲み物などの軽食に限定される点から時間的なロスが発生します。

 

今回はいろいろな栄養成分が手軽に補給できる既製品の栄養補助食品を調査し、会社のロッカーに常備することにしました♪

 

各社栄養補助食品の比較検討

近年、忙しい現代社会で残業と闘うサラリーマンを救うべく、各社で栄養補助食品の開発が盛んに行われています。

・大塚製薬㈱さん:2016年5月新製品「カロリーメイト ゼリー」紹介サイトはこちらをクリック
(https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2016/20160509_1.html)

・㈱明治さん:2017年9月新製品「メイバランス ヨーグルトテイスト」紹介サイトはこちらをクリック
(https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2017/detail/20170906_01.html)

・森永製菓㈱さん:2019年4月新製品「inゼリー ミックス」紹介サイトはこちらをクリック
(https://www.morinaga.co.jp/public/newsrelease/web/fix/file5ca2aa1e3f86c.pdf)

 

同時に、ネット販売でのまとめ買いによって、地元のディスカウントストアと同等かそれより低い価格で加工品が手軽に入手できるようになったことは、地方で残業と闘う転勤族にとっては嬉しい時代の変化です。

 

各社いろんな種類(味・栄養・食感)の栄養補助食品を販売していますが、かめがこだわるのは栄養原材料です。

☆炭水化物・たんぱく質・脂質がバランスよく含まれている。

→思考力が必要な仕事は糖質が必要。たんぱく質は原材料のアミノ酸スコアを確認。脂溶性ビタミンの吸収には脂質が必要。

☆ビタミンがバランスよく含まれている。

→粘膜を強化して免疫力を高めるビタミンA。栄養の消化・吸収をサポートするビタミンB群。残業による日光浴不足を補うビタミンD。抗酸化作用で定年後も錆びない体を保つためのビタミンE。

☆食品添加物の使用を極力控えている。

→糖質を抑えるために人口甘味料が使われていないか。植物油脂の含有率が高くないか。

 

美味しさを優先して油脂が多く含まれる製品が多いですが、たんぱく質やビタミンが強化された製品も意外に多かったので今回は以下の12製品を比較検討しました。

①カロリーメイト ブロック チョコレート味 【大塚製薬㈱】

②カロリーメイト リキッド カフェオレ味 【大塚製薬㈱】

③カロリーメイト ゼリー アップル味 【大塚製薬㈱】

④ソイジョイ クリスピー バナナ味 【大塚製薬㈱】

⑤メイバランス ヨーグルトテイストブルーベリー味 【㈱明治】

⑥バランスパワー ココア味 【ハマダコンフェクト㈱】

⑦1本満足バー プロテイン チョコ味 【アサヒグループ食品㈱】

⑧5Dietダイエットサポートバー チョコレート味 【RIZAP㈱】

⑨inバー プロテイン ベイクドビター味 【森永製菓㈱】

⑩inゼリー ミックス アップル味 【森永製菓㈱】

⑪inゼリー プロテイン ヨーグルト味 【森永製菓㈱】

⑫inゼリー マルチビタミン グレープフルーツ味 【森永製菓㈱】

 

検討結果と考察
12製品の比較検討結果を以下の表にまとめました。

※表の画像はモニターサイズに縮小表示されていますので、クリックすることで拡大表示が可能です。

※PDFでの閲覧も可能です。
比較検討_携帯食料(栄養補助食品)_20190503_byつるかめライブラリー.pdf

 

<考察1 ホエイタンパクがアツい>

近年発売されている新製品に共通して使用されているホエイタンパクは、アミノ酸スコアが100の良質なたんぱく質です。

文部科学省の食品成分データベースにデータがなかったため、複数の論文に掲載されていた数値から計算を行いました。

※三浦晋:博士論文「ホエイペプチドの機能性~トレーニング時における摂取の有用性について~」より

※神田淳:博士論文「ホエイペプチドの生理機能に関する研究」より

※アメリカ乳製品輸出協会:「運動時の栄養補給における米国ホエイプロテイン(乳清タンパク質)」より

トレオニンとトリプトファンが多く、バリンとヒスチジンが少ない点は共通していますので、ホエイタンパクの傾向は捉えられていると信じています。

 

栄養補助食品に良く使われている小麦・ココア・大豆のアミノ酸スコアは、以下の過去の記事からその傾向を確認できますが、たんぱく質の質としてはホエイタンパクの方が優れているとかめは考えています。

フランスパンの栄養について

 

<考察2 ホエイタンパクとゼラチンの相性>

ゼリータイプの製品の中でゼラチンやコラーゲンペプチドを加えているものがありますが、これらの原料をそのまま摂取してもトリプトファン不足によりアミノ酸スコアが非常に低いため、体内で有効に活用できない可能性があります。

※文部科学省:「食品成分データベース」より

成分表示上のたんぱく質の含有量が多いので、グミは体にいいとかめは思い込んでいましたが、食べ合わせの必要があるようです(笑)

 

偶然にも不足しているトリプトファンがホエイタンパクには豊富に含まれていますので、製品開発を工夫されている印象を受けました。

 

<考察3 その他原材料について>

脂溶性ビタミンを吸収するために必要な「植物油脂」の添加は不可欠ですが、美味しさを出すために使用するマーガリンやショートニングは極力避けたいと思います。

また、「低GI食品」「炭水化物抜きダイエット」等の流行によりたんぱく質が豊富で糖質が抑えられた製品が人気となっていますが、戦闘現場ではエネルギーとして利用しやすい糖質が多く含まれる製品を活用したいと思います。

 

<結論>

会社での栄養補給用の携帯食料としてかめが利用したいと感じた製品は、以下の3製品となりました。

③カロリーメイト ゼリー アップル味 【大塚製薬㈱】

⑤メイバランス ヨーグルトテイストブルーベリー味 【㈱明治】

⑩inゼリー ミックス アップル味 【森永製菓㈱】

 

価格および食品添加物の添加状況も考慮して、最終的に、

カロリーメイト ゼリー アップル味 【大塚製薬㈱】

残業生活の相棒にすることにしました!

 

 

 

 

※ちなみにかめのハンター生活の相棒ガンランスです(笑)

 

携帯食料を活用して、GW開けも元気よく残業に励みましょう!!

 

 追記(2020年1月5日)

検討中に候補から外した、

②カロリーメイト ドリンク カフェオレ味 【大塚製薬㈱】が、

 

『カロリーメイト リキッド

として新発売されていましたため、再検討したいと思います!

 

・大塚製薬㈱さん:2019年10月7日新製品「カロリーメイト リキッド」紹介サイトはこちらをクリック
(https://www.otsuka.co.jp/cmt/lp/liquid/)

・大塚製薬㈱さん:「カロリーメイト ドリンク」缶謝サイトはこちらをクリック
(https://www.otsuka.co.jp/cmt/arigatou/)

 

2019年の年末の帰省時に、手軽な栄養食品がないか探しに近所の薬局をふらついていました。

カロリーメイト ドリンクの栄養と原材料を再確認しようとした時に、ある変化点に気が付き、思わずお店でフィーバーしてしまいました!!(笑)

主要なたんぱく質の原材料成分が、

フルーツミックス味ヨーグルト味限定で、ホエイタンパクに変更されていたのです!

(カフェオレ味は「乳タンパク」とあえて違う表記となっていたため、ホエイタンパクとは異なると思われます。)

 

Brilliant!!!

 

前回、缶タイプのカロリーメイトではなくゼリータイプのカロリーメイトを選んだのは、ホエイタンパクを使用していたためです。

今回、缶タイプのカロリーメイトがリニューアルされたことで、同じ土俵に立つことになりましたので、頂上決戦を行いたいと思います!!

 

カロリーメイト ブロックも混ぜて比較検討した結果は、以下の表のとおりです!

※表の画像はモニターサイズに縮小表示されていますので、クリックすることで拡大表示が可能です。

※PDFでの閲覧も可能です。
栄養食料まとめ_20200105_byつるかめライブラリー.pdf

 

なんと!!
カロリーメイト ゼリーの弱点であった、ビタミンC鉄分の不足が見事に克服されています!!

 

価格面も考慮して、他のメーカーさんの製品でこれほどバランスが取れているものは現状でほとんどないとかめは思います。

 

なお、今回の缶からはカリウムの成分表示が完全に消えておりました。

カリウムを補うために対となるイオンを余計に添加することは、味や健康の面で好ましくないため、今回の変化に問題ないとかめは考えています。

特に、フルーツミックス味ヨーグルト味塩分含有量がとても低く抑えられておりますので、カリウムがなくても塩分取りすぎにならないのは嬉しいポイントです。(無限残業突入か?!)

 

また、肝心の味ですが、

馴染みのある乳酸菌飲料に近い味に調整されており、とても飲みやすいです!

 

かめの好みの味は、フルーツミックス味です♪

※なぜか他の2つの味より糖質の表示が0.5g少なくなっていて、少しお得感がありますが、なぜかカロリーは200kcalで同じです(笑)

 

『1缶200kcal』の制限があり、栄養成分を保つための原材料をいろいろ加えなければならない状況で、これだけの味が出せるのは、

大塚製薬㈱さんの長年の企業努力の成果ですね!

 

たんぱく質や一部のビタミンを強化し、飲みやすくした商品はよく見かけるようになりましたが、マルチビタミン・ミネラルがバランスよく配合されていて、かつ美味しい商品は開発が難しいと思います。

かめは『青汁ココア』なるものを飲んでいるほど、味よりも栄養を優先する生き物ですが、世間で受け入れられる商品を作り続けるには、味も考えなければいけないのは大変ですね…

※青汁ココアの記事は、こちらから参照できます。

青汁ココアで健康生活

 

かめ的には、単独の栄養価の数値が高いだけでなく、

  • アミノ酸スコアが高いこと(ホエイタンパクとゼラチンの組合せなど)
  • 脂溶性ビタミン(A、D、Eなど)の吸収に必要な脂質が含まれていること
  • 人工甘味料(スクラロース、アセスルファムKなど)の使用を控えていること

なども、携帯食料に期待しているポイントとなります。

 

 

再検討の結果、

いずれのポイントにおいても完成度が高い、

カロリーメイト リキッド フルーツミックス味 【大塚製薬㈱】

を今後の残業生活の相棒に変更することにしました!

 

 

 

缶の方がゼリーよりも職場で人目を気にせずに飲める点もいいですね♪

 

 残業中の栄養管理で、定年退職後も健康であり続けましょう!

 

 追記(2021年1月5日)

価格の面で候補から外していた、

⑤メイバランス ヨーグルトテイストブルーベリー味 【㈱明治】

を復活させました!!

 

 

その理由は以下の3点です。

  • 原材料や製法に問題があった場合の健康リスクを、異なるメーカーの製品を組み合わせることで分散させる。
  • カロリーメイト リキッドに含まれていない、ビタミンミネラルがメイバランスには含まれている。特筆すべきは亜鉛2mg
  • 同じ味ばかりでは飽きてしまう。

 

ということで、

現在はメイバランスとカロリーメイト リキッドの二刀流です!!(笑)