フランスのコメディーということで、ちょっとした好奇心から観てみましたが・・・
<あらすじ>
主人公が、「バカ」を集めて笑いとばすことを目的に、晩餐会を開きます。(つるが映画を観た限りは、「バカ」=オタク気味で忘れっぽい人を指すようです。)
ところが、その「バカ」の一人と事前に面会した主人公は、その「バカ」にひたすら翻弄され続ける話です。
<感想>
う~ん。笑うための映画だと思いますが、素直には笑えない映画でした。オタクで忘れっぽい人、世の中にたくさんいると思います。そういう人がこの映画を見たら冗談でも、しょんぼりしますね。
この「バカ」もその一人で、映画の終盤で、「バカ」を馬鹿にする晩餐会の招待客だったと知った瞬間、とても落ち込んでいました。(忘れっぽさが役立ち、立ち直りも速いのですが)
少し酷評ですが、バカを馬鹿にするという晩餐会の趣旨に賛同できる方のみにお勧めしたい映画です。