社宅のお風呂場の床断熱について

社宅の中で一番つるさんを悩ませていたのが、冬のお風呂場の寒さでした。

あまりの寒さにつるさんがとても落ち込んでいたため、リビングに引き続き

お風呂場の大規模断熱工事

を実施しました。まずは床断熱のお話です。

お風呂場の寒さの原因

以下のイメージ図の通り、社宅のお風呂場には寒さに対する配慮がないため、お風呂場はみるみるうちに寒くなっていきます。

・コンクリートの天井、壁、基礎のため1FLの地面や外気の冷気が侵入しやすく、かつ温まりにくい
・ガラス窓および換気扇部分はコンクリートよりも薄くさらに冷気が侵入しやすい
・脱衣所と玄関の廊下の間に扉がなく、屋内側のガラス扉からも冷気が伝わってくる
・床タイル面は触れた際に冷たい印象を受ける
・バスタブのお湯の追い炊きができない。

※(つるさんは飛べませんので)バスタブの湯船に一度入ってしまいますと、タイル張りの床が非常に冷たいため脱衣所まで戻るのが辛くなってしまいます。

お風呂場 de ヒーター

周囲が寒いのでついシャワーや湯船のお湯を熱くしてしまいますが、急激な温度変化によりヒートショックを引き起こす危険性があります。

断熱工事の前にお風呂場の空間を温める方法を検討しました。

遠赤外線シーズヒーターをお風呂場で使うには危ないため、壁掛けの温風ヒーターを試してみました。

・壁掛け脱衣所ヒーター(写真はamazon購入サイトより引用)
DWC-A804-WH[ZEPEAL製:300W/400W/800W 3段階調整 H316×W232×D100mm]
<補足>工事不要でコンセント接続により手軽にヒーターを導入可能。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00P0SMDSE/ref=pe_492632_169829912_TE_dp_1

脱衣所やトイレなどの小区画を温めるのに最適ということで、お風呂場の換気扇のコンセントを使用して試しに温めてみました。

すると、換気専用の社宅の照光スイッチを入れたとたんに、

スイッチがこげてしまいました

スイッチが0.5アンペア(≒50W相当)までしか耐えられないようです…

配線自体の許容電流も心配なため、結局、お風呂場での電気ヒーターによる寒さ対策は断念しました。

何より、

水気・湿気が多い場所での電化製品の使用は漏電の恐れがございますため、ご検討の際には十分ご注意いただければ幸いです。

購入したヒーターは壁掛けタイプで800W出力が可能なため、別の部屋で活用したいと思います(笑)

断熱材料選定

本題の床断熱の検討に話を戻します。

リビングや廊下で使用した発泡プラスチック系の断熱材を使用したいところですが、湿気によりカビが発生する恐れがあります。

断熱性・防水性・撥水性・防滑性・耐久性を合わせ持つ浴室向けの商品を選定しました。

 

材料①浴室用発泡複層ビニル床シート
バスナフローレ[東リ製:幅1820×厚さ3.5mmのシートの長さを指定して購入、今回は1m]
<補足>断熱性に加えて表面加工により撥水性と滑り止めの効果が期待できる。
https://www.toli.co.jp/product_floor/bathna.html

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東リ バスナフローレ 浴室床材 ビニル床シート 3.5mm厚 1820mm幅 10cm長
価格:966円(税込、送料別) (2019/2/11時点)

楽天で購入

 

 

材料②エポキシ樹脂系接着剤
バスナセメントEPO [東リ製:バスナ専用接着剤、防カビ仕様、1kgセット(小サイズ)]
<メーカーサイトカタログPDFリンク>
https://www.toli.co.jp/digital_catalog/pdf/flc2018jp/484_507.pdf

今回は防水処理がしっかりできていないとカビが問題となるため、専用の接着剤で断熱材をしっかりと貼り付けるタイプとなります(転勤前に社宅が取り壊されることを強く希望)。

断熱材は発泡性のシートではありますが、ハードタイプである点や厚さ3.5mmで薄い点からこれまで選定してきた断熱材料よりは熱が伝わりやすいことが想定されます

タイルと違って表面がつるつるではないので、触れている部分の冷たさは軽減されている気がします。

接着剤はセメント(材料③)やシリコンコーキング材(材料④)、その他機材とのセット販売を利用するのが便利ですが、節約症のかめは楽天市場にて接着剤のみを購入し、その他を非メーカー品で調達することで費用を少し抑えました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東リ バスナセメントEPO バスナ専用接着剤 1kgセット バラ売り 1つ
価格:2160円(税込、送料別) (2019/2/11時点)

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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コニシ 防カビシリコンコーク ホワイト 330ml 1本
価格:388円(税込、送料別) (2019/2/11時点)

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ただし、接着剤1kgセットで2.5㎡の範囲の使用が可能とカタログに書かれていますが、作業に慣れていなかったことや冬季で粘り気が強くうまく接着剤を均等に延ばせなかったことにより、今回の1.8㎡の範囲で使用量がギリギリとなりました。

準備する接着剤の缶の個数には注意が必要です。

施工方法

※基本的な施工方法や注意事項、接着剤の性状や取り扱い方法はメーカーサイトにて確認することができますので、詳細の説明は省きます。

<メーカーサイト施工手順PDFリンク>
https://www.toli.co.jp/product_floor/pdf/bathna_process.pdf

まずはバスタブをお風呂場から取り出します。

言うのは簡単ですが、これがかなり大変でした(笑)。

つるさんが留守の間にこっそりやったので、お風呂場のガラス扉の取り外しから狭い廊下での運搬まで、一人でやるには危険な場面が多かったです。

バスタブの下の床面が排水溝のレベルと同じでコンクリートであることが分かっていたので、取り出した後に隙間なく材料①の浴室床シートを貼り付けました。

浴室床シートを貼り付けたときの失敗としては、レベル出しに使用する材料③のセメントの準備が少なく、タイルの隙間を埋める程度しかレベル出しをしなかった点が挙げられます。

もともと水はけは良くありませんでしたが、浴室床シートの下のセメントの量が調整できますので、排水溝にうまく水が流れるように勾配をつけることで改善をしておけばよかったと後悔しました。

次回の水周りの工事の際には注意したいと思います。

 

浴室床シートを貼りつけた後は、かめお得意の「シリコンの~防カビコーキングガン~」です♪

ここでも注意事項ですが、社宅のお風呂場のコンクリートや石材にひびが入っており、接着剤やシリコンを塗布する前にいくらヒーターやドライヤーで乾かしても水がにじみ出てくることが問題になりました。

そういった箇所は多めにシリコンを塗っておきましたが、接着不良による水漏れが気になりますので、夏から秋にかけての気温が高くてよく乾燥した日に実施するのが良いと感じました。

今回お風呂場から取り外したバスタブの断熱については、次回の「お風呂場の大規模断熱工事」の記事で紹介します。

社宅のお風呂場のバスタブ断熱について

感想

浴室の床用の商品ということもあって、タイルに比べれば床がだいぶ温かくなったように思えます。

タイルもデザイン性があって嫌いではありませんが、今回の床シートは色が選べて温かみのある色調にできた点が良かったです。

また、タイルの隙間に頻発していたカビの発生がとても控えめになった点がとても良かったと感じています

あくまで控えめになっただけですので梅雨の時期の水切り処置を忘れたり、シャンプーなどの容器をずっと同じ場所に置いておいたりすると、黒くなった部分をこすっても落ちにくくなくなってしまいます。

高耐久の樹脂といっても、断熱性とクッション性も両立させているため、キズやカビに対する耐力は完全ではないと言えます。

既存の床面を改良するには最適ですが、お風呂場を新規に設計する場合は断熱性の層と防水性・高耐久性の層を分けることを検討したいと思います。