芋けんぴの栄養とメーカーごとの味の特徴について

かめ(管理人の一人)が人生で最もお世話になったおやつを挙げるとすれば、それは【芋けんぴ】です!!!

健康を気にして今では卒業していますが、せっかくですので、芋けんぴの栄養やお世話になったメーカーの味の特徴をまとめることで、かめの芋けんぴ愛を思い出に残したいと思います♪

 

芋けんぴとの出会い

かめは実家が関東圏だったためか、大学生の頃まで【芋けんぴ】というおやつに全く出会わずに育ちました。

大学生の頃にアルバイトで初めてまとまったお金を手にした時も、大好きな【チョコレート】以外のスイーツをわざわざ買おうという考えはありませんでした(笑)

 

芋けんぴを初めて知ったのは、かめの兄がお店で【芋けんぴのキーホルダー】を見つけた時です。

 

 

 

主人公の女性の髪に付いていた芋けんぴをイケメンが取って、
「芋けんぴ 髪に付いてたよ」
と言って、ウインクしながらその芋けんぴをカリっと食べる少女漫画がある

 

ことを教えてもらったのがきっかけだったと、なんとなく覚えています!

※今でも漫画「芋けんぴは恋を呼ぶ」は読んでいませんが、当記事を書くにあたってかなり気になったので、以下リンク先のWikipediaで簡単にあらすじを確認しました(笑)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%8B%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%B4%E3%81%AF%E6%81%8B%E3%82%92%E5%91%BC%E3%81%B6

 

 

その時キーホルダーで初めて見た芋けんぴを見て、髪に付くことは絶対にないなと思いつつも、食べてみたいなとは思いませんでしたね(笑)

 

かめが初めて芋けんぴを食べたのは、会社の転勤で四国に移ったときです。

高知県(土佐)の銘菓として芋けんぴがお土産コーナーに並べられていたので、試食コーナーで味見させていただきました♪

※画像は高知県の観光情報サイト「よさこいネット」から抜粋しました。
https://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=1509

 

この時はまだ、【芋けんぴ】よりも【チョコレートの方が好きでしたね~

 

 

芋けんぴの栄養について

かめが芋けんぴに興味を持ったのは、

「体に良いおやつはないか」考えるようになったためです。

 

四国に移ってからの激しい残業と、上司からの圧力に心が折れそうになった時に、かめはチョコレート】を大量に摂取し、日々のストレスを発散していました…

 

次第に摂取量が増加し、このままでは病気になると思って、近所の薬局のお菓子売り場をさまよっていた時に【芋けんぴ】に再会したのです!

 

原材料:さつまいも、砂糖、植物油脂

 

明治ミルクチョコレートの原材料である、砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター…よりは、体にいいのではないかと考えたのです。

 

<芋けんぴとチョコレート100g当たりの栄養成分>
栄養成分 芋けんぴ チョコレート 注目点
エネルギー 476kcal 558kcal
水分 5.5g 0.5g
たんぱく質 1.4g 6.9g
・アミノ酸スコア 100 100 ★1
脂質 20.5g 34.1g
・脂肪酸総量 18.79g 31.34g
→飽和脂肪酸 2.29g 19.88g ★2
→一価不飽和脂肪酸 8.17g 10.38g
→多価不飽和脂肪酸 8.33g 1.08g
炭水化物 71.3g 55.8g
・水溶性食物繊維 0.7g 1.0g ★3
・不溶性食物繊維 1.0g 2.9g ★3
ナトリウム 13mg 64mg
カリウム 550mg 440mg ★4
カルシウム 42mg 240mg ★4
マグネシウム 28mg 74mg ★4
リン 54mg 240mg ★4
0.7mg 2.4mg ★4
亜鉛 0.2mg 1.6mg ★4
0.2mg 0.55mg ★4
マンガン 0.47mg 0.41mg
ヨウ素 1μg 19μg ★4
セレン 1μg 6μg ★4
モリブデン 5μg 11μg ★4
ビタミンA 3μg 66μg
ビタミンD 0μg 1μg
ビタミンE 4.3mg 0.7mg ★5
ビタミンK 35μg 6μg ★5
ビタミンB1 0.13mg 0.19mg
ビタミンB2 0.05mg 0.41mg
ナイアシン 0.9mg 1.2mg
ビタミンB6 0.3mg 0.11mg
ビタミンB12 0μg 0μg
葉酸 57μg 18μg ★5
パントテン酸 1.03mg 1.56g
ビオチン 5.7μg 7.6μg
ビタミンC 33mg 0mg ★5

※各数値は文部科学省さんの食品成分データベースより抜粋し、アミノ酸スコアは計算によって算出。芋けんぴは「芋かりんとう」、チョコレートは「ミルクチョコレート」で検索されたデータを利用しているため、特定のメーカーの商品の栄養成分を示すものではありません。
https://fooddb.mext.go.jp/

 

<かめの注目ポイント>

★1:チョコレートはともかく、意外にもさつまいものアミノ酸スコアが高い

★2:ココアおよび乳製品には飽和脂肪酸が多く含まれていて脂肪として蓄えられやすい

★3:さつま芋に期待していた食物繊維がチョコレートの方が豊富という衝撃の事実。

★4:カリウム以外はチョコレートの方がミネラルが豊富。

★5:ビタミンの面では、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ビタミンCが豊富な芋けんぴが勝利。

 

ココアの健康効果を考えるとチョコレートの方が良さそうですが、芋けんぴを食べた時だけに感じられる整腸作用も見逃せないポイントです!

また、熱に弱いと思っていたビタミンC高温の油で揚げた芋けんぴに多く残存している点には驚きました!

植物油脂に含まれているビタミンEとの相乗効果で抗酸化作用が期待できるのではないでしょうか!!

 

 

主原料のさつまいもが国産で安心できることもあり、かめのおやつは【チョコレート】から【芋けんぴ】にシフトしていったのでした(笑)

 

※砂糖も油もたっぷりですので食べ過ぎてはいけない点は、やはり注意が必要です。

※さつまいもは、アントシアニンが含まれている皮ごと天ぷらにしていただくのが、より健康的な食べ方と言えます。

※日曜日の夜に会社のことを思い出して衝動的に大量の芋けんぴを食べてしまうと、翌日に腸内菌が活発に活動した結果トイレが近くなり、仕事のパフォーマンスがかなり低下します(笑)

 

 

芋けんぴのメーカーや味について

高知県(土佐)の銘菓として知られている芋けんぴは、主に四国・九州のメーカーによって製造されているようです。

※芋けんぴは、メーカーによって「芋かりんとう」や「芋菓子」など様々な名前で売られていますが、当記事では全て【芋けんぴ】として紹介させていただきます。

 

かめの実家がある関東圏ではあまり見かけなかった芋けんぴも、四国では1つのお店に複数のメーカーのものが並べられているのです!

 

どうせ会社のストレスで大量に食べることになるなら、一番おいしいものを食べていたいと思うようになり、いろいろな芋けんぴを試した思い出があります。

当記事では、過去の記憶を基に芋けんぴの味について感じたことを記録に残したいと思います。

 

 

芋けんぴの味を決定する要素として、以下の3点が重要だとかめは考えています。

1.メーカー / 2.鮮度 / 3.新芋

 

まず、メーカーによって研究が重ねられた原材料製造方法が、当然重要な要素と言えます。

 

四国の徳島県には鳴門金時と呼ばれる有名なブランドのさつまいもがありますが、

おいしいと言われているさつまいもを使って作られた芋けんぴがおいしいとは限らないと言えます。

 

また、芋けんぴの原材料としてよく用いられているさつまいもの品種として、コガネセンガン(黄金千貫)が挙げられますが、

こちらの品種を使用したからといって、おいしい芋けんぴに仕上がっているとも限らないところが奥深いです。

 

さつまいもの特徴に合わせて各メーカーが試行錯誤した結果、そのメーカーを象徴する味が完成しています。

芋けんぴメーカーを選んで自分の好きな味を探せるのは、四国・九州の地域ならではの楽しみだと思います!

 

 

次に、芋けんぴに使われている植物油脂は多価不飽和脂肪酸の比率が高いため、

  • 製造からどれだけ時間が経過しているか
  • 開封後にどれだけ時間が経過しているか(このせいで食べ過ぎてしまう訳で…)

が味に大きな影響を与えます。

 

3か月ほどの賞味期限が設定されていますが、生ものですので、油の酸化が進行していないできたてをいただくのが望ましいです。

この点から、お店の商品の回転率が高いことが予想される四国・九州の地域の方が、おいしい芋けんぴに出会える可能性が高いとかめは想像します!

 

 

そして最後に、芋けんぴの味をガラッと変えてしまう要素として、「新芋」かどうかが挙げられます。

その年の秋に収穫されたさつまいもを用いて作られた芋けんぴには、「新芋」の表示が加えられ、

メーカーを象徴する味として安定していた味が全く別の味になるのです!

 

毎年の新芋の時期に、いろんなメーカーの芋けんぴを改めて食べ比べするのがすごく楽しかったのを覚えています!

その時の味は期間限定でしたのではっきりと覚えていませんが、

ほとんどの商品でおいしさレベルが跳ね上がっていたのは間違いありません!

 

 

ちなみに、かめの芋けんぴの味の好みは以下の通りです♪

砂糖やや多め / 油やや多め / 揚げ具合ふつう / カットサイズやや大きめ / 香り強め / 黒糖・はちみつ・塩なし

※ラーメン屋の注文みたいですね(笑)

 

かめはかりんとうも大好きですが、いろいろな味を試した結果、

「芋けんぴはさつまいもの風味を楽しむおやつであり、黒糖もはちみつも塩も加えられていないスタンダードな芋けんぴが一番」

という結論に至りました。

 

 

 

以降は、かめがお世話になった芋けんぴのメーカーごとの特徴を記録していきます。

※過去の記憶を基にしているので、今、全て並べて同時に食べたら違った感想になっているかもしれません。あくまでご参考としていただければ幸いです。

 

澁谷食品株式会社
~さつまいも本来の味が感じられる完成度の高い芋けんぴ~

 

<メーカー情報 ※主にホームページより抜粋>

※画像はメーカーホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • さつまいもの風味が最も引き立てられている芋けんぴ。
  • 甘さ・油分・揚げ具合がさつまいもの風味を妨げない程度に調整されており、上品に仕上がっている。
  • 気のせいか開封後の風味の劣化が遅い(気がする)。原料に使われている米油は酸化されにくいことが知られており、また、揚げた後に糖蜜状にして均一にからめられる砂糖が酸化防止に寄与しているのではないかと考察。
    (メーカーの製法ホームページ:https://imokin.co.jp/method)
  • ファミリーマート、イオン、無印良品、ドラッグストア、スーパーマーケット、その他多くのお店で様々なパッケージで販売されている。
  • 原材料の最後にオリゴ糖が書かれているのが特徴的。
  • はちみつ、黒糖、塩、黒ごまなどを利用した商品ラインナップあり。

 

さすがシェアNo.1を誇るメーカーの味だと思いました。

大学芋より甘くなく、いも天よりも油っぽくない上に、さつまいもの旨味が感じられるので、食べ続けたいかは別として無限に食べられそうなおやつと言えます。

【芋けんぴあるある】とも言える【つい手が止まらなくなる現象】と【気が付くと袋が空っぽになる現象】が無意識のうちに発生します(笑)

 

じゃがいもの旨味を大切にしているカルビーさんの「じゃがポックル」という商品にかなり感動した記憶がありますが、例えるのであれば、澁谷食品さんの芋けんぴは「じゃがポックル」のさつまいもバージョンと思えるほど【さつまいも感】がします!

※画像はこちらのじゃがポックルの商品サイトより抜粋しました。
https://www.calbee.co.jp/potatofarm/item/jaga_pokkuru/

 

個人的にはもっと甘い方が好みですが、さつまいもの風味が引き立てられた商品は、

「新芋」状態の時のおいしさが特に素晴らしいです!

 

一方で、はちみつが加えられると、さらに甘さがよりマイルドになります。

 

また、本当にいろいろな販売業者さんと共同で販売を行っているため、知らないパッケージの芋けんぴを見つけて試してみた時に、すごくおいしいと思ったら、澁谷食品さんの芋けんぴだったりすることが良くありました(笑)

メーカーホームページを見ていると、メーカーの努力やこだわりが随所に感じられますよ!!

 

 

株式会社 南国製菓
~独特の油の風味が効いた豪快な高知の芋けんぴ~

 

<メーカー情報 ※主にホームページより抜粋>
  • 土佐四万十郷にて、1966年(昭和41年)創業
  • 所在地:高知県高岡郡四万十町見付1132-1
  • 屋号:四万十郷 水車亭(みずぐるまや)
  • 日本初、塩味のきいた「塩けんぴ」を開発。高知県の室戸海洋深層水を使用。
  • メーカーホームページ:http://www.nangokuseika.com/

※画像はメーカーホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • 油の風味が特徴的な芋けんぴ。
  • 甘さは普通で、しっかり揚げられている感があるため、油の風味を楽しむ芋けんぴという印象。商品パッケージにも油の風味についての注意書きがある(記載内容は写真を参照)。
  • さつまいもをカットした時に発生する正常外のハネ商品を集めた「コッパ久助」が、コストパフォーマンスの面で最強。皮つきの物・コゲた物・固い物が混ざっており、いろいろな味・食感が楽しめる。
  • 名物の塩けんぴは細切りで糖蜜の付着面積が広くなっているが、高知の海洋深層水が均一にしみ込んでいて塩辛い印象を受けない。
  • セブンイレブン、ドラッグストア、スーパーマーケット、その他多くのお店で様々なパッケージで販売されている。
  • 塩けんぴの他にも四万十青のり、生姜、黒糖、黒ごま、柚子、チョコなどの豊富なラインナップがある。

 

芋けんぴ初心者だった頃のかめは、南国製菓さんの塩けんぴにすっかり虜になっていたのを覚えています。

甘さ・塩味のバランスが良く、こちらも【つい手が止まらなくなる現象】と【気が付くと袋が空っぽになる現象】が無意識のうちに発生します(笑)

 

また、コッパ久助の歯ごたえとコゲの風味が、一般的に売られている芋けんぴでは体験できないテイストとなっており、個人的にかなり気に入っています♪

 

油分も塩分もコゲも体に悪そうな気がするので今では食べなくなりましたが、もしも願い事が叶うなら、これらの芋けんぴをいくら食べても健康に影響がない体が欲しいですね(笑)

 

 

横山食品株式会社
~おいしさのバランスが取れた芋けんぴの定番~

 

<メーカー情報 ※主に鹿児島県のホームページより抜粋>
  • さつまいも加工品の専業メーカーとして1974年(昭和49年)に高知県で設立。後に鹿児島県へ移転。
  • 所在地:高知県高岡郡越知町野老山2885→鹿児島県曽於市末吉町深川11111番地1へ移転
  • メーカーホームページ:見つからず…
  • 鹿児島県のメーカー紹介ページ:https://www.pref.kagoshima.jp/af03/yokoyama.html
  • 「高知特産通販 さとのわ」さんのメーカー紹介ページ:https://satonowa.net/SHOP/529481/list.html

※画像はメーカーホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • 甘さ・油分・揚げ具合・カットサイズが標準的であり、かめの中では芋けんぴの味の基準となっている。
  • 澁谷食品さんほどさつまいも感はないが良い意味で砂糖の甘みが程よく感じられ、カットも少し大きめのため、おやつとして食べごたえがある。
  • 四国のドラッグストア・スーパーマーケットでは高確率でお店に並べられており、万人に受け入れられやすい味と思われる。
  • 高知県の工場で作られたものと鹿児島県の工場で作られたものがあるが、味の違いはないと思われる。パッケージが複数ある。

 

バランス型の芋けんぴのため、芋けんぴを知らない人に紹介するような場面では、かめなら【横山の芋けんぴ】をオススメします!

 

また、同じ芋けんぴばかり食べていると、本当においしいのかよく分からなくなってくるので、結局いろんなメーカーの芋けんぴをローテーションしていたのを覚えています(笑)

パッケージや工場が複数あるのが関係しているためか、買う度に味が微妙に違っているような印象も受けました。

 

おいしいメーカーの芋けんぴがいろいろお店に並んでいるのは、芋けんぴ大好きな【イモケンパー】にとってとてもありがたいことです!!

※ユーチューバーをまねてイモケンパーを名乗ってみましたが、既にインターネットにはイモケンパーが何人もいて、芋けんぴの影響力に驚きました(笑)

 

株式会社 村田製菓
~黄金千貫の産地で作られる自然なおいしさの「芋かりんとう」~

 

<メーカー情報 ※主に川南町役場のホームページより抜粋>
  • 宮崎県児湯郡川南町にて、1977年(昭和52年)創業
  • 所在地:宮崎県児湯郡川南町大字川南21731-23
  • メーカーホームページ:見つからず…
  • 川南町役場「川南気質」さんのメーカー紹介ページ:https://kawaminami-quality.com/post-131/

※画像は川南町役場のホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • さつまいもの自然なおいしさを大切にしている点で澁谷食品さんの芋けんぴと方向性が似ている。
  • 甘さ控えめで、油の感じもなかなか好みである。
  • 安定しておいしい芋けんぴがいただける(気がする)。
  • 四国のドラッグストア、スーパーマーケットではあまり見かけなかったが、ローソンで販売されている。
  • 人気のある細切り・塩味の他に、米油100%で揚げたものもある。

 

急に村田製菓さんの芋けんぴが食べたくなって、ローソンに駆け込んで買い占めしていたのが懐かしいです!

※冒頭で紹介した少女漫画のように、村田製菓さんの芋けんぴが急に食べれなくなってストレスをため込んでいた女子高生がいたかもしれません…(笑)

かめの中では【いつ食べても期待を裏切らない味】と言えます!!

 

また、【米油100%の芋けんぴ】にも注目です!!

芋けんぴに使用される油(植物油脂・植物油・植物性油脂などと表記されている)として、なたね油・米油・パーム油が挙げられますが、中でも米油は酸化しにくいことに加えて、ビタミンEが豊富に含まれており抗酸化作用が期待できることが知られています。

※グラフは築野グループさんの米油紹介サイトより引用。
https://www.tsuno.jp/enjoy/secret

 

健康的なおやつを探していたかめにとっては、非常にありがたい商品でしたのですぐに飛びつきましたよ(笑)

 

肝心の米油の芋けんぴの味は、食べ親しんだなたね油ベースの芋けんぴの味を期待していると、どこか物足りない感じがします…

 

しかし!

村田製菓さんの【米油100%の芋けんぴ】は、とてもおいしかったのでリピートしていました!!

 

特に、「新芋」シールがついているものは、

さつまいも本来の味が試される商品であり、かなりおいしい芋けんぴに仕上がっていました!!!

 

話はそれますが、

米油やなたね油などの食用油の比較をこちらの記事で行っていますので、よろしければご覧ください!

脂肪酸・ビタミンE含有量に基づく理想の食用油選び

 

株式会社 中野製菓
~うどん県のおやつメーカーの食べごたえのある芋けんぴ~

 

<メーカー情報 ※主にホームページより抜粋>
  • 香川県大川郡志度町(現在のさぬき市)にて、1955年(昭和30年)創業
  • 所在地:香川県さぬき市鴨庄888番地8
  • 「電子水」を使用したあっさりとした甘さの芋けんぴ
  • メーカーホームページ:https://www.imo.co.jp/
  • さぬき市再発見ブログ「遊びの達人」さんの菓子工場紹介ページ:http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/365438147.html

※画像はメーカーホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • カットサイズが大きめ・長めで食べごたえがある。
  • 甘さ控えめで、なたね油・米油を用いた油もあっさりしていて食べやすい。
  • 四国のスーパーマーケットで販売されている。
  • 香川県発「希少糖含有シロップ」を使用した商品がある。

 

これまで紹介した中では、一番カットサイズの大きい芋けんぴだったと記憶しています。

カットサイズが大きいということは、表面積が小さくなり砂糖や油が付着する面が他社の製品よりも小さくなり、ヘルシーではないかとか妄想して結局食べ過ぎてしまいます(笑)

さつまいもを食べている感覚により近い芋けんぴではないかとかめは思います。

 

なお、製造元がよく分からない「司商事」さんが販売する芋けんぴを、マルヨシセンターというスーパーマーケットで発見しましたが、原材料や栄養成分を見る限りは中野製菓さんの芋けんぴと思われます。

※「司商事」さんが販売する芋けんぴの方が、気持ち短めで、なかなか美味しく感じられました。(正体は今でも謎です…)
中野製菓さんの芋けんぴをもっと甘めにしたら、かめの好みにより近くなるような気がしました。

 

また、「希少糖含有シロップ」を使用した商品は、通常の芋けんぴよりも気持ち少しだけあっさり感が増しているような気がしましたが、味はほとんど変わりません。

健康を気にして芋けんぴにシフトしたかめとしては、是非とも応援したい商品です!

 

寺尾製菓
~甘くて柔らかい不思議な食感の芋けんぴ~

 

<メーカー情報 ※主にホームページより抜粋>
  • 香川県大川郡志度町(現在のさぬき市)にて、1955年(昭和30年)創業
  • 所在地:高知県安芸市寿町6-16
  • 「電子水」を使用したあっさりとした甘さの芋けんぴ
  • メーカーホームページ:見つからず…
  • 安芸市観光協会オンラインショップ:http://www.akikanko-shop.jp/SHOP/002701.html

※画像は安芸市観光協会オンラインショップより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • 細長くカットされていて砂糖も多めのため、だいぶ甘めのテイスト。
  • 噛んだ時の食感が少しグニャッとしていて柔らかい。噛むたびに独特の甘みと香りが広がる。
  • 通販で入手可能だが、店頭ではイオンでの販売に限られていた(高知県安芸市から遠かったからかもしれない。)

 

芋けんぴは、歯並びに沿って水平な状態で噛むとカリッとした歯ごたえが楽しめますが、誤って垂直に立てた状態で噛んでしまうと、【歯ぐきに刺さって出血する】という【芋けんぴあるある】があると思います。

細長くカットされたこちらの商品も、おいしさのあまり口にたくさん頬張って食べようとすると容易く出血します(笑)

 

しかし、噛んだ時の食感は完全な「カリッ」ではなく、「グニャッ」といったように少し柔らかくなっており、あごには優しく仕上がっています。

また、ただ砂糖の甘さがするわけではなく、噛むと独特の甘みと香りが広がりますので他のメーカーとは異なるおいしさが楽しめます。

これは高知県産のさつまいもを使用しているため、一般的な黄金千貫の芋けんぴとはいろいろ違っているのだと推測します!

 

 

タムラ食品
~ 手造りにこだわる伝統の味「岩城島名産 タムラの芋菓子」~

 

<メーカー情報 ※主に「わらしべ。」さんのホームページより抜粋>
  • 四方を海に囲まれた岩城島では、戦後の飢饉をしのぐためにお米の代わりにさつまいもが育てられた。
  • さつまいもを保存が効く状態で遠くまで運ぶために、「芋菓子(芋けんぴ)」の生産が盛んになった。
  • 最盛期には岩城島が全国の約7割ほどの芋けんぴの生産量を誇っていた。
  • 今では島で芋菓子をつくるのは「タムラ食品」さんのみとなった。
  • 所在地:愛媛県越智郡上島町岩城2160
  • 季節や天気によって揚げ時間や砂糖の量を変えて作る職人の技。
  • メーカーホームページ:見つからず…
  • 「わらしべ。」さんのメーカー紹介ページ:https://warasibefarm.thebase.in/items/36311005
  • 「しまの会社」さんのメーカー紹介ページ:https://www.shimano-kaisha.co.jp/product/2516/

※画像は「わらしべ。」さんのホームページより引用。

 

<商品パッケージ>

 

<かめの記録>
  • かめが最も愛する芋けんぴ♪
  • 砂糖の甘さと油の旨味が効いた絶品。さつまいもの自然なおいしさを追求するメーカーの商品とは、おいしさの方向性が異なる。
  • 手造りのため砂糖のかかり具合にムラがあるが全く気にならない。
  • 封を開けた時の特有の香ばしさがたまらない。他のどのメーカーにもない強み。
  • 封を開けた後の風味の劣化が速い(気がする)。早めにいただく必要がある。
  • 650gの「お徳用芋菓子」が、100gあたり100円をはるかに下回る537円という価格で店頭では販売されている。
  • 通販で入手可能だが、特定のスーパーマーケットでの店頭販売の方が安い。

 

少子高齢化で日本のものづくりを支えてきた町工場の伝統と技術が失われつつあることが社会問題となっておりますが、

タムラ食品さんの伝統の味だけはこれからも受け継がれることをかめは切に願っています!!

 

 

イモケンパーであるならば、地元のスーパーマーケットで入荷したての「タムラの芋菓子」を味わっておくことをかめはオススメします!

これを週末の楽しみにしていたからこそ、辛い残業の日々を乗り越えられたと言っても過言ではありません(笑)

 

 

さつまいもの味はもちろん大好きですが、大量に芋けんぴを食べ続けていると、砂糖と油の味がしっかり効いている「タムラの芋菓子」が恋しくなります。

そして、封を開けた時の特有の香ばしさが大好きです!

パッケージに封じ込められた香りが一気に放出される瞬間が、かめをとても幸せな気持ちにさせるのです!!

 

ただし、この香りも芋けんぴの味も、時間が経つにつれて劣化していくスピードが他のメーカーより速い気がします。
(なたね油の比率が他のメーカーの芋けんぴよりも多い、砂糖のコーティングが均一でない、などの勝手な推測をしています。)

未開封のものでも、お店に並べられてから時間が経っているものは味がかなり落ちている気がするので注意が必要です!

650gの「お徳用芋菓子」には相当お世話になりましたが、もったいない思いでその日に食べきってしまうことが多々ありました…(3,133kcal摂取…OTL)

 

私が会社を辞めずに四国で踏ん張れたのは「タムラの芋菓子」のおかげです。大変感謝しております。ありがとうございました!!

 

 

最後に

芋けんぴは大変魅力的な日本の伝統的なおやつですが、

卒業できていなければ逆に今の健康的な生活は続けられていなかったかもしれません…

 

悲しいことですが、芋けんぴがそばにあるとどうしても手が止まらなくなりますので、かめにとっては生きるか死ぬか、1か0かの苦渋の選択に追い込まれていたのです。

芋けんぴはそれだけ魅力的なおやつなのです!

 

最後まで記事を読んでくださった方々には、

是非、芋けんぴの栄養を学んでいただき、毎日の栄養管理にチャレンジいただきたいと願っています。

 

安心の自然素材・国産材料、整腸作用、ビタミンC、ビタミンE、豊富な糖質・脂質

 

 

健康的に芋けんぴを楽しみましょう!!