ガスコンロスペースにIHクッキングヒーターを置いて使用するには、高さが足りないと思いましたので、机をDIYで作ってみることにしました。
ガスコンロスペースの状況
つるかめ家では、
🔥火事を警戒してガスコンロは使用しないことにしています🔥
鍋やフライパンを用いた加熱調理はIHクッキングヒーターを利用しておりますが、
ガスコンロスペースとガスの元栓が準備されている賃貸物件では、
用途を変更するための改造が必要と考えました💡
IHクッキングヒーターが備わっている賃貸物件を選ぶこともできましたが、
家賃や間取りなどの条件を優先させたかったので、
🔥机の自作を前提として入居前から机の設計と材料の手配を始めていました🔥(笑)
床のフローリング写真と賃貸物件の面積の情報から、
「フローリング1枚当たりの幅が60mmで、ガスコンロスペースの幅が600mmを超えている」
ことを推測して、大きめのサイズの材料を探していたのが思い出です(笑)
材料手配
まずは、入居もしてないのにIHクッキングヒーターを一番最初に楽天市場お買い物マラソンで手配しました。
IHクッキングヒーターの技術は大きく進歩していないように思われましたので、
消耗品と考えて安価でコンパクトなものを選びました♪
<<余談>>
※掲載の表示価格は、かめが購入した時から短期間で500円も値上がりした後の価格となります。
かめは気に入った商品を発見すると値上がりする前にスペアを購入するようにしています。
次に、机の材料として目を付けたのは、
ツーバイフォー(2×4)工法で用いられる木材[≒SPFまたはホワイトウッド]です。
木材をいろいろ比較検討したわけではありませんが、かめの知る限りでは以下のメリットが挙げられます。
- 安価
- 家具のDIYにおいては十分な強度がある
- 木材の香りがわりと好み
- 【重要】過去にDIYで利用した桐集成材は高温多湿なつるかめ家の環境で数年でカビが生えたが、ツーバイフォー材は変色しただけでカビは生えなかった。
今回、KOMERI.COMで購入したツーバイフォー材は、
2×4材(長さ2,438mm)が2本、1×4材(長さ1,820mm)が3本で合計税込2,290円(セール中)。
加えて、天板の材料として、
赤松集成材[18mm×910mm×1,820mm]をKOMERI.COMで税込4,980円(セール中)で購入しました。
※画像はこちらのリンク先のKOMERI.COMの販売サイトより引用しました。写真でしか見ていませんでしたが一目惚れしました(笑)
https://www.komeri.com/shop/g/g1279288/
最後に、キッチン周りで天板が濡れたり汚れたりしないように、
貼り付け可能な塩ビ製の大理石デザインシートを購入しました♪
しっかりとした机をホームセンターなどで購入した場合、
- ぴったりのサイズはなく、
- 一万円は超えてくると思いますので、
理想の質感・サイズ・デザインの机を同等のコストで自作できるDIYのお得感がヤバいですね!!!
机作りDIY
1.床断熱する。(えっ?)
別の記事で紹介する予定ですが、ツーバイフォー材を利用して作成した家具を床に固定する方法として、
【床断熱用に敷いたジョイントマットをカットして木材をはめ込む】
のにハマっております!!(笑)
カットして…
はめ込む!!!
リビングの床に隙間なくジョイントマットを敷き詰めているので、
多少の地震でもずれることがないのがグッドポイントです♪
2.木材を切断する。
かめはツーバイフォー材を利用したDIYを始めるにあたり、ダイソーの格安のこぎりを卒業して、ゼットソーを購入しています。
◆のこぎり選定のポイント
- 縦・横・斜め挽きが可能なタイプで、ツーバイフォー材の木目に対して垂直な方向の切断が行いやすい。
- 板厚0.50mm・切り幅0.70mmで木材の削り幅が薄いので、ダイソーののこぎりより切断の労力が低減される。
初めてダイソー以外ののこぎりで木材を切断した感想としては、
断面がすごくきれいに整う!!!
定規と鉛筆で切断位置を一周マーキングした上で事前に軽く溝を削っておくと、切断面のバリが立ちにくくなり、寸法精度も高くなります!!
最後に中心に少し残る凸部をカッターで切り取るだけで、やすりなしでもすぐに利用できる角材に整います☆
3.木材を連結する。
木材をしっかり連結するためにかめが選んだ金具がこちらです。
木材に対していろいろな方向から木ねじで固定できるメリットに加えて、
【木材に入れた切れ込みに金具を差し込む】
ことで、連結パターンの幅を広げることができます♪
木材の重量とコストを抑えるために、縦方向の柱はツーバイフォー(2×4)材・横方向の枠はワンバイフォー(1×4)材を利用していますが、金具を差し込んで使うことで2×4材と1×4材を自由な向きで連結可能です。
ここでゼットソーの替刃を追加で購入しているのは、板厚0.60mm・切り幅0.92mmの少し厚めののこぎりを利用することで、金具を差し込むのにちょうどよい溝を削るためです💡
木材の内部まで無駄なく削るために、先端までのこぎりの刃がある「窓開け可能」な商品を選ぶ必要があります。
加えて、連結金具を取り付けた反対側から、
1×4材を貫通させるようにダイソーのお買い得コーススレッドをねじ込めば、
【❒3軸連結】でホールド力はバッチリです♪
4.天板をカットする。
赤松集成材はツーバイフォー材の原料であるホワイトウッドよりもわずかに堅い印象ですので、この作業が肉体的には一番ハードでした!
ここでも、のこぎりの切断面の仕上がりが素晴らしかったので、ダイソーののこぎりを卒業して本当に良かったと思いました(笑)
5.ガスコンロスペースに骨組みと天板をセットする。
2×4材と1×4材を組み合わせて作った骨組みに天板をセットしてサイズ感を確認します。
Brilliant!!!
赤松集成材は、かめがよく取り扱う断熱材と違って全く収縮しないので、
ギリギリの寸法で攻めてジャストフィットした瞬間は感動でした!!!
6.天板にデザインシートを貼り付けて完成!!
厚めのシートを選んだつもりでしたが、想像よりも薄く、逆に薄いほうがシートを側面に織り込みやすかったので結果オーライとなりました(笑)
もとからこの机がつながっていたかのような仕上がりに大満足です♪
IHクッキングヒーターだけでなく、いろいろなものが置けましたー!!
感想
2×4材と1×4材を組み合わせたDIYが本当に楽しかったです!!!
【木材に切れ込みを入れて金具を差し込むような危ない工法】
を自己流で取り入れていますが、
重たいもの乗せなければ十分な強度があると信じております!!
<<余談>>
※おとぎ話の「三匹の子豚」に当てはめると二番目の子豚が建てた木の家のように、かめがDIYで作るものは、つるさん(当サイトのもう一匹の著者)に破壊されてしまうような脆さをいつも秘めています(笑)
※画像は以下リンク先の「三匹の子豚」のWikipediaのサイトから引用しました。
リンク先:「三匹の子豚」 – Wikipedia
★つるかめライブラリーVer.☆
調子に乗って、
【入居する前からネットショップで木材や連結金具を大量手配】
しておりましたが、調子に乗った結果、
なんとかまともな机に着地してホッとしております(笑)
今後は「2×4・1×4材」というタグを用意して、
ツーバイフォー材料を利用したDIY記事をシリーズ化して、
🔥投稿件数を稼ぎたいと思います🔥
一点、今回の施工で問題になったのは、
机のコーナー部の奥に置いたものを取ろうとしたときに、
換気扇に頭をぶつけるようになったことですが、
コゲパンスポンジを貼り付けて衝突防止対策としました(笑)
2×4・1×4材DIY続編
できあがった机に連結するような形で、次回は「ピアノ架台」を自作しています。