映画「オーケストラ!」のフィナーレの曲として初めて聞いた時は、映画のドラマに感動し、音楽に十分に注目できなかったのですが、改めてCDで一度聞きました♪ 感無量です!!
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲について
チャイコフスキーの協奏曲作品は全体的に、「気持ち」や「現実」を超越しており、「人生」や「超自然」という言葉を連想させるような曲だと思っています。
協奏曲を作曲するような才能と豊かな想像力と感性を持っていたチャイコフスキーですが、その裏には、精神的な不安定感がつきまとい、作曲への意慾にも波があったようです。
本ヴァイオリン協奏曲は、1878年、スイスとフランスの国境、レマン湖畔で静養中に作曲された曲だそうです。
翌年1879~80年には、ピアノ協奏曲第二番ト長調を作曲しています。
矢継ぎ早に2作品発表、この頃のチャイコフスキーには作曲への意慾が高まっていた時期だと思います♪♪ (1840年生まれのチャイコフスキーが40歳に差し掛かる頃です。)
1884年にロシア皇帝アレクサンドル三世から名誉ある賞と生涯年金をもらっています。ロシアの音楽家として皇帝から一目置かれることになったきっかけの一つになった作品でであったということですね。
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ヴァイオリン協奏曲を聴いたきっかけ
冒頭でも書いた通り、今回は映画音楽となったことがきっかけで、音楽を知りましたが、実際には、この時点であまり曲に対する愛着は湧きませんでした。
その後、偶然かめさんがこの曲を知っていて口ずさんでいた※ことがきっかけで、CDを探したのですが、地元のTSUTAYAには一つも置いていなくて、落胆していたその時に、ふと、冬におじいちゃんから受け継いだCDのことを思い出し、その曲を発見!
※かめさんは映画を見ると、目が回ってしまうそうです
早速聞いてみたところ、大変感動したのです!!
ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲に本曲を加え4大ヴァイオリン協奏曲と言われることもあるそうです。CDを借りて聞いてみませんか??