かめ(管理人)は健康食品として酢と海藻類を日常的に摂取しておりますが、今回はおいしくて安全(?)な酢昆布に出会えましたので紹介したいと思います♪
まずは昆布酢のお話
かめの実家では、「体にいいから」ということで酢に昆布が入れられていたのを覚えています。
昆布を酢につけると、だしを取るのと同様に昆布のうま味が酢に溶け出し、同時に酢の酸味もまろやかになることが実感できます。
化学的な話としては、昆布のうま味成分であるグルタミン酸というアミノ酸が酢の水分によって溶け出し、昆布のカルシウム等の成分が酢の酸によって溶け出していることが考えられます。
※昆布の栄養面の考察は別の機会にしたいと思いますので割愛します。
うま味成分が加わり、また、酢がカルシウム等と結合することで酸味が抑えられ、一般の方には酢を食卓に取り入れやすくなると感じました
しかし、普段から酢を飲んでいるようなかめにとっては、
刺激が足りない!!
と感じられました(笑)
※余談ですが、酸っぱいものが好きな人はストレスで味覚が鈍くなっている可能性があると、どこかのサイトに書いてありました。
残業の弊害か…と一瞬頭をよぎりましたが、小さい頃から酸っぱいものは好きだったので、まじめな性格が原因と思われます(笑)
試しにうま味を沢山抽出できるように、昆布をハサミで細かく切り刻んで昆布酢を作ってみましたが、昆布をたくさん入れた時と同様にうま味が濃くなる一方で、酸味が低下するトレードオフに悩まされました…
昆布酢づくりに使った昆布は、うま味が吸い出されてややあじけない感じになりますが、個人的にはまろやかな昆布酢よりも、酸っぱくなった酢昆布の方が楽しみでしたよ(笑)
わざわざ昆布を買って昆布酢にする必要はないなぁ
という結論です!
次に中野の都こんぶのお話
昆布も酢も好きで、酢昆布もよく食べていた記憶がありますが、中野の都こんぶを食べた記憶がかめにはありません(笑)
おそらく、小さい頃はお小遣いが与えられていなかったので、駄菓子屋でお菓子を買う機会がほとんどなく、安物の酢昆布が与えられていたのだと推測します。
そこで今回、おいしくて安全(?)な酢昆布に出会えた記念に、大人になった味覚で中野の都こんぶを(おそらく)初めていただくことにしました♪
◆原材料(※メーカーサイトの情報とやや異なっていたので、購入品に表示されていたものを掲載しています。)
☞昆布(北海道産)、醸造酢、かつおぶしエキス、発酵調味料、たんぱく加水分解物/調味料(アミノ酸等)、ソルビトール、酸味料、甘味料(ステビア抽出物)、(原材料の一部に大豆を含む)
◆かめの感想
・包装のフィルムを取った瞬間の酢昆布の香りが食欲をそそります。
・表面についている白い粉は、口に入れた瞬間に溶けて甘味とうま味が感じられます。酢の酸味を和らげて、誰でも食べやすいテイストに仕上げられている印象です。
・昆布自体の味がおいしく、酢のしみこみ加減も丁度よいです。
…そうなんですよ!
粉なしでも十分おいしいと思って、衝動的にかめは手元にあった歯ブラシで粉を落としていただいてしまったんですけれど、
普通においしいです(笑)
※白い粉を開発された中野物産さんには大変申し訳ないことをしてしまいました…
◆つるさんの感想
・一般のお菓子と比較して安全で健康的な材料を使用して作られていますので、子供のおやつの代わりにおすすめです。酸っぱいものも食べられるようになった方が、いろんな料理をおいしくいただけるようになりますよ!
中野物産さんのホームページには、中野の都こんぶの製造の様子や歴史などが掲載されていて、こんぶを味わうための予備知識として、とても役立ちました。
・ホームページリンクはこちら→http://www.nakanobussan.co.jp
最近まで中野の都こんぶを食べたこともなかったかめですが、
何十年も変わらぬ味でかめの好物を作り続けている中野物産さんを、心から応援したい気持ちになりました。
中野の都こんぶをいただいたことで、今週はいつもより残業を頑張れるような気がします。
いよいよおいしくて安全(?)な酢昆布のお話
産地がはっきりしていて安全なものを食卓に取り込みたいという思いから、つるかめ家ではインターネット上で健康食品を探して取り寄せるようにしています。
そこで出会ったのが、粉状に粉砕された昆布です。
★かごめ昆布【粉末】(販売:どさんこファクトリー北海道さん)
320gで3030円はなかなかの高級食材ですが、以下の条件で計算した結果によれば、北海道産の生の昆布を100g当たり170円で購入しているのと同等となります。
※昆布粉末の水分量を5%、生の昆布の水分量を80%、楽天お買い物マラソン時の購入によるポイント値引き率15%。
やはりだいぶ割高ですので、かめは嗜好品として楽しむ用に常備しております(笑)
話が逸れましたが、この粉末昆布に酢をかけてかき混ぜると、次第に粘りが出てきますのでお好みの酢の量を調整します。
※おそらく普通の市販の昆布をミキサーで粉砕してもこの粘りはでないでしょう。
これでおいしくて安全(?)な酢昆布の完成です!!
おいしさはご想像にお任せしますが、当記事でこれまでに登場した酢昆布や、よくお店で見かける酢めかぶパックと比較すると、
粉塵爆発のような威力ですよ!
話が変わりますが、かめは学生時代にうま味や油分が濃縮されたドロドロ系ラーメンを、ご褒美として食べていた思い出があります。
ラーメンは、職人が丹精込めて食材のうま味や油分を抽出・濃縮することで、爆発的な味を生み出していますが、今回の酢昆布は以下の理由により昆布のうま味と酢の酸味が濃縮されていると考えます。
・昆布の水分が除かれていることで、少ない昆布の量でうま味が感じられる。
・粉状の昆布の表面積が増加しているため、酢の作用によって溶け出すうま味成分が多くなる。
今回の酢昆布を「おいしくて安全(?)な」としましたのは、
・「味の濃縮=おいしさ」ではない点
・ラーメンで使用されている食材よりも安全性が高いと思われる点
・誤って粉を全てこぼしても粉塵爆発が起こらないように、昆布粉末が小分けにして販売されている点
をかめなりに想像したためです(笑)
今回紹介しました粉末昆布は酢昆布以外にも、「おいしくて安全」な活用方法はいっぱいあると思いますので、是非試してみてください!