3月になって日差しが強くなってきましたので、南側の窓際の紫外線測定を行いました。
紫外線の測定器は初回の紫外線の記事と同じものを利用しました。
計測器:紫外線強度計
・SP-82UV[マザーツール製:測定波長250nm~390nm、測定レンジ0~1999μW/cm²、2~20mW/cm²]
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<初回の紫外線測定の記事>
紫外線測定
まずは前回と同様にフィルム無しのガラス窓の開け閉めで比較しました。
測定条件:2019/3/9 13:50 晴れ ガラス窓開放
測定結果:2.51mW/cm2
測定条件:2019/3/9 13:50 晴れ フィルムなしのガラス窓越し
測定結果:1417μW/cm2
ムムム!
日差しが強くなって紫外線強度の単位が
「μW(マイクロワット)/cm²」から「mW(ミリワット)/cm²」になっていますね!
外の日差しの雰囲気的にも、つるさんの外出禁止警報が出そうな数値です(笑)
かめの使命は、
紫外線強度と太陽光への肌の露出時間、そして肌へのダメージがひと目で分かるグラフを作り上げることです!
このグラフが完成すれば、その日の化粧の内容やデートコースを決める上で参考になりますね♪
調査のためのまとまった時間が取れるまでは、ひたすら測定データの収集に徹したいと思います。
測定結果の話に戻りますと、
社宅の普通のガラス窓の透過により紫外線強度が減衰する点は、前回の2月の曇り空のときと同様の結果となりました。
次に、気になるフィルムありのガラス窓の測定結果です!!
測定条件:2019/3/9 13:55 晴れ ガラス窓開放
測定結果:2.54mW/cm2
測定条件:2019/3/9 13:55 晴れ フィルムありのガラス窓越し
測定結果:164μW/cm2
※拡大撮影時は165μW/cm2
ガラス窓分の減衰を考慮すると、フィルム分で88%の紫外線がカットされていました!!
視界を優先して透明度の高いフィルムを貼り付けていますが、もっと効果の高いフィルムを用意したら春でも対応できそうですね♪
ただし、この測定器の仕様上、
UV-AとUV-Bの区別がつかないため、フィルムによってどちらの紫外線がどれだけ減衰したか判断できません…
フィルムの材料の特性により、人体への影響が懸念されるUV-Bが遮断されずに透過してきている可能性もあります。
心配になったので窓ガラスの代わりに薄手のカーテンをかけたところ…
測定条件:2019/3/9 14:00 晴れ ガラス窓なし、カーテン越し
測定結果:0μW/cm2
Brilliant!!
フィルムやガラスがなくてもカーテンだけで紫外線は大幅に減衰されていました!
フィルムとガラスの組み合わせだけでも大きな減衰効果がありますが、見た目で日差しが強くなってきたらカーテンでのダブルの対策も心がけましょう!!
フィルムとレースカーテンの紫外線カット効果の違いはこちらの記事で考察しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
感想
3月の前半で早くもUVカットフィルムをすり抜けてくるような紫外線強度になりましたので、今後も警戒が必要ですね!
2月の測定時はフィルムによる100%のUVカットが実現できていたので、UV-AとUV-Bの比率の変化や紫外線強度の上昇におけるUVカット効果の限界などを調査する必要がありそうです。
実験する度に新たな発見があり、非常に興味深いトピックスです♪
※次の測定結果は、こちらの記事で紹介しています。