【焙煎記録】ベトナム産・アラビカ種のコーヒー生豆を浅煎り・中煎りでお試し

普段よく利用する楽天市場だけでなく、Amazonで安価なコーヒー生豆を探しましたところ、ベトナム産の「ルビーマウンテン」と呼ばれるコーヒーを発見しましたので記録に残します。

 

商品紹介

商品の概要は、Amazonの販売サイトより紹介文をそのまま引用させていただきます。

ベトナムコーヒー

ルビーマウンテンとは

ベトナムは世界第二位のコーヒー生産国ですが、主な生産品種はロブスタ種で、アラビカ種は生産量全体の 約4%しかありません。 ベトナム・アラビカの中でも 品質の良いものだけを選別したものが「ルビーマウンテン」になります。

風味(味)の特徴

風味は、軽い酸味と程よい苦味とコクを持ち、酸味が弱いことから、口当たりがマイルドで飲みやすいコーヒーで、ブラックで飲まれる方に向いています。ブレンドに使う場合も個性が強いコーヒーではないので、他の産地の豆と合わせやすいコーヒーです。ベトナムではベトナム式コーヒーフィルターで抽出した苦みの強いコーヒーが良く飲まれています。ミディアムローストでブラックコーヒー、フレンチローストでアイスとストレートで様々な味をお楽しみいただけます。

 

 

 

【ブルーマウンテン】【エメラルドマウンテン】は聞いたことがありましたが、【ルビーマウンテン】もあったんですね!?

 

いずれも各国が自信を持ってブランド化している、【高品質のコーヒー豆】と言えそうです!

 

今回の【ルビーマウンテン】は、Amazonで1kgあたり1580円ですが、

これで高品質でしたらかなりお買い得ですよね!

 

 

比較のための焙煎・粉砕・抽出方法
1.IH×親子鍋を利用した自家焙煎

IH×親子鍋でコーヒーの自家焙煎に挑戦!

 

2.ハリオさんの手回しコーヒーミルを改造したフライホイール付き自作ミルによる粉砕

スパイスミルにフライホイールを搭載しよう!

 

3.ハリオさんのペーパードリッパーと自作断熱デカンタによる抽出

冷めにくいコーヒーデカンタを自作しよう!

 

<できあがるコーヒーの風味の特徴>
  • 加熱や粉砕で風味が飛んでしまうのを抑えて、浅煎りの香り・酸味を引き立たせている。
  • ミルが可能な範囲で最も細かく粉砕し、お湯をまんべんなくたっぷり注ぐので、コーヒーのおいしい成分もまずい成分ももれなく抽出している。
  • ハンドピックを行っていないため、豆が不揃いな商品は風味がぼやけてしまう。

 

焙煎結果
◆1kgパック・生豆・浅煎り・中煎りの写真(ハンドピックなし)

 

◆浅煎り・中煎りで自家焙煎した感想
  • 生豆サイズの統一性は高いが、欠けや変色した豆が含まれることで焙煎ムラとなる。
  • 浅煎り・中煎りの場合でも特有の苦み(渋み?)があり、好き嫌いが分かれる。
  • 浅煎り・中煎りの場合でも際立った香りはなく、コクも控えめ。
  • 浅煎りでも酸味が控えめで飲みやすいが、いわゆる浅煎りっぽい味がするのみで特徴はない。
  • 中煎りにすると酸味がほとんど抑えられてコーヒーらしい味が出てくる。コーヒーキャンディーなどに使われていそうな懐かしい味がする。

 

◆カルディコーヒーファームとの比較

ベトナムのコーヒーの取り扱いはありませんでした。

※カルディコーヒーファームホームページ:https://www.kaldi.co.jp/ec/Facet?category_0=11010100000

 

 

◆まとめ

特有のくせがありますが、飲みやすくベースとしてブレンドに利用しやすいコーヒーだと思いました。

ブラジルのイメージに近く、あえて自家焙煎してストレートで飲みたい!というものではありませんでした。

この結果は、Amazonの販売サイトより引用した紹介文に記載の風味の特徴と同様と言えそうです。

もちろん、主にロブスタ種が使われているインスタントコーヒーよりは、こちらのアラビカ種のベトナムコーヒーの方がはるかにおいしいのは間違いありません!

 

 

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