クラシック・ジャズ問わずピアノ好きおすすめのドイツの映画です!(日本語吹き替え版あり)
<概要>
ピアノの才能がある少女が刑務所の中で、年老いたピアノ教師からレッスンを受けることを許され、コンクールに出場するまでの経緯を描いています。
<感想>
息がのめない時間が続きました( ;∀;)
ピアノの天才と言えども、刑務所送りの粗野な少女であり、いつどんなことを仕出かすか分からないんです。(つるは、暴力的なシーンが苦手です。)
ピアノ教師の回想場面で、ナチスのユダヤ人迫害も少々出てきます。
▼▼▼▼▼▼▼▼以下ネタばれを含むため注意!!!▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
アメリカのミュージカル映画ばかり見て育った私としては、勧善懲悪やハッピーエンドに拘らない(敢えて作らない)ヨーロッパの映画は何度見ても新鮮です。
この映画の主人公は少女とピアノ教師なのですが、このピアノ教師も善人ではありません。
明らかに自分の殻に閉じこもりすぎています。
例えば、
・(少女に告白されても)最後まで個人的な好意はないことを頑なに少女に伝え続ける点。
・ピアノのジャンルは、クラシックしか受け入れない点。
・(幼い子供に対しても)礼儀を異常に重んじる点。
シューベルトの即興曲がバックミュージックとして頻繁に流れます!
つるのレパートリーでもあります↓↓