カレースパイスを好きな時に好きな分量でミックスできるように、ドリンクバーを作ってみることにしました!
カレースパイス×ドリンクバーの発想
カレースパイスをドリンクバー化することを思いついたのは、以下の理由が挙げられます。
- つるさん(当サイトの管理人の一人)がコリアンダーだけをたくさん食べることがよくある。
- ミックスするスパイスの比率を気にせずに、一度にまとめてスパイスを粉砕したい。
- 保存容器の上から補充したスパイスよりも先に、容器の下にもともとあった古いスパイスを消費したい。
- ドリンクバーで飲み物をミックスするのはとても楽しい。
※ドリンクバーイメージ写真はデニーズのドリンクバーのサイトより引用。
https://www.dennys.jp/menu/drink-bar/
おいしいスパイスを探求する意味でも、その日の気分でおいしくスパイスをいただく意味でも、
カレースパイスのドリンクバーはカレーマニアの生活になくてはならないものであることに気が付いたのです!!
何より…
【カレーは飲み物】
ですので、当然、ドリンクバーという発想になるわけですよ!!!
スパイスドリンクバーに求められる機能
カレースパイスの保存方法としては、スパイスごとに小さなピンに入れるのがまず思いつきます。
ドリンクバーをわざわざ作るということであれば、スパイスを小さなビンで小分けにして保存することのデメリットを解消することが望ましいです。
<スパイスを小さなビンで小分けにして保存することのデメリット>
- 取り出すときにビンをさかさまにするため、その度にスパイスが空気と混ざり、香りが飛んでしまう。
- 蓋を頻繁に開け閉めすることで、香りが飛んでしまう。
- 蓋を小さくすると取り出しにくく何度もシェイクすることになり、逆に、蓋を大きくすると開けた時に香りが飛びやすくなる。
これらのデメリットを解消するために、以下の機能をドリンクバーに搭載します!
<カレースパイスドリンクバーに搭載する機能>
- 上から補充して下から取り出す大容量のタンク
- ワンタッチ操作で開閉可能な小口径のノズル
ドリンクバーにおいて標準的に備わっているこれらの機能が、スパイスの保存においても重要であることに気が付きました!(笑)
カレースパイスドリンクバーの作成
1.材料を購入します。
全くドリンクバーの最終形のアイデアはありませんでしたが、ダイソーを歩き回って導き出した答えが、ペットボトルを逆さまにしてタンクにする発想です!
「シリコンキャンディーメーカー」と呼ばれるシリコン軟質素材がありましたので、明らかに用途は違いますがペットボトルを差し込んでドリンクバーの取り出し口にします。
「缶ストッカー」も、ペットボトルのスパイスタンクを横並びにする上でのキーアイテムとなります!
そして、「バナナスタンド」は加湿器のDIYに引き続き、2度目の登場です(笑)
2.スタンドを組み立てます。
欲張ってドリンクバーを8種類用意する予定のため、缶ストッカーとバナナスタンドを2ずつ組み合わせてベースとなるスタンドを組み立てます。
貧弱そうですが、このバナナスタンドの強度と安定感はなかなかですよ(笑)
3.ペットボトルでスパイスタンクを組み立てます。
ペットボトルを利用する発想は、つるかめ家でお世話になっているイタリア産の炭酸水「サンペレグリノ」の容器からヒントを得ました。
ドリンクバーを彷彿させる懐かしいメロンソーダ色がいいんですよ!
容器の先端にシリコンキャンディーメーカーを装着すると、サンペレグリノの先端と缶ストッカーに驚くほどきれいにハマるのです!!
※ハメただけではずれ落ちますので、後で輪ゴムで縛り上げています。
シリコンキャンディーメーカーの先端を適度に切除しピンチでつまめば、ワンタッチで開閉が可能なドリンクバーになりそうですね!
しかし、はさむ力が弱く、シリコンが完全に密閉されませんでした…
これではスパイスがダダ漏れ状態になるので、より強力なクリップをダイソーで探してみました♪
おお、これはいけそうですね!!!
これで、
【ワンタッチ操作で開閉可能な小口径のノズル】
の条件はクリアです♪
また、サンペレグリノのペットボトルの底をくり抜いた箇所には、ダイソーのコルクとプラスチックカップで作成した蓋が驚くほどジャストフィットしました!!
これで、
【上から補充して下から取り出す大容量のタンク】
の条件もクリアです♪
4.ところが問題が発生します。
はさむ力が強いクリップを採用しましたが、テーパ状のシリコンを斜めにはさむことは想定されていない作りのため、ちょっとした衝撃でクリップが外れてしまいスパイスの洪水が発生します…
問題解決のために再びダイソーに赴いたところ、【熱可塑性エラストマー製のスパイラル耳せん】に出会いました(笑)
こちらの耳せんとシリコンキャンディーメーカーのシリコン材質の相性が良く、差し込んだ後にグリップがかかって、スパイスが漏れ出てきません!!
Brilliant!!!
ただし、うっかり手をぶつけてしまうとやはり大惨事になりますので、耳せんのつまみ部分は短く切除し、缶ストッカーの入り口に隙間テープを貼ってペットボトルの先端が出っ張りすぎないように改良しました。
5.お好みのスパイスを詰めて完成!!!
持ち運び可能なカレースパイスドリンクバーで、乾杯といきましょう(笑)
感想
スパイスを小さなビンで小分けにして保存することのデメリットは、ダイソーグッツをフル活用して作り上げたドリンクバーによってうまく解消されたと思います♪
また、
たくさん粉砕したスパイスを漏斗で充填する作業は、かなりやりやすくなりました♪
ただし、
【耳せんによるスパイス取り出し口の密封が不完全な点】
は否めませんね…
ビンの蓋を開けてシェイクするのとどちらが香りが飛びやすいかと言われれば、ドリンクバーに軍配が上がりそうですが、湿気に対する防御力は低そうですね…
というわけで、
たくさん粉砕したスパイスは新鮮なうちにどんどん飲みましょう!つるさん!!(笑)
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