メンデルスゾーン（1809~1847）は、ドイツの作曲家。3８年という短い生涯の間に、ライプツィヒ音楽院の設立やライプツィヒにおける楽長としての活躍など多くを成し遂げました。

この曲は、家族から譲り受けたCDに収められていました。

調べてみたところ、日本ではあまり知られていないようで、情報源は少なかったのですが、カプリッチョーソの意味はイタリア語で「気ままに」。

「気ままに」※という言葉がぴったりか、と言われると迷いますが、確かに、全体的に「開放的な」印象は強いこの曲。

※恐らく、テンポの緩急（Andante～Presto）が激しいところが「気まぐれ」というタイトルに繋がっているのだと思います。

軽快なメロディーの中にある優雅で洗練されたメロディー。
そして、あらゆる不安も吹き飛ばしてくれそうな、快活さ。

メンデルスゾーンの曲はこれまで昔「ベニスの舟歌」「春の歌」に親しんだくらいで、ご無沙汰していました。彼らしい、新たなレパートリーが増えて嬉しいです！

＜参考＞ガブリエル・フォーレの「ワルツ・カプリチョーザ」（仏：ヴァルス・カプリス）」↓