世界に一つだけのかめの甲羅を作ろう

かめ(管理人)は、かめと言うだけあって、コツコツと小さなものを積み上げて大きな山を築き上げるような人生を歩んできました。

例えば、

独身時代にスーパーで見つけた特売品を、まとめ買いしては積み上げて楽しんでいました♪

節約のために車を保有せずに、ママチャリで大量の缶詰や野菜ジュースを運んでいたのが懐かしいです。

 

会社の食堂で食べることができた「かけそば」が220円でしたので、そばよりも栄養バランスがよく、かつ220円より安くすることを目標にしていました!

・魚の缶詰80円・野菜ジュース200ml45円・パスコ超熟1/6斤25円・バナナ1本20円・

⇒一日50円の節約!

とか言って会社で嬉しそうに食パンをかじっていたのは、かめぐらいだったと思います(笑)

 

かめの甲羅を作ろう

ここで、記事の本題に移ります!

こちらの写真はあるものを積み上げていますが、何だと思いますか?

 

記事のタイトルから、

「かめの甲羅とか骨の模型!? 」
と思われた方は勘が鋭いですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、

節約のために作り始めた自家製ヨーグルト!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではなく、

 

 

 

 

 

 

 

納豆のふた

です!

 

今回、つるさんの食欲とかめの創作意欲が爆発した結果、

 

納豆のふたでできた加湿器 【かめの甲羅1号】

ができあがりました!!

 

※今後、かめの思いが積み重なって生み出されるものを、「かめの甲羅」として連載していきたいと思います♪

→かめの甲羅2号はこちらです。

殺虫剤不使用!お風呂場のチョウバエ対策

 

理想の加湿器が欲しい

冬になると空気が乾燥しますので、つるさんのお肌の保湿のために、過去に加湿器を購入したことがあります。

加湿器を使っていて以下の点が問題として挙がったため、結局、春を迎えることなく押入れに封印する結果となりました…

 

1.ヒダヒダの加湿器のフィルター部分にカビが生えてしまった

2.加湿器から出てくる加湿された空気に、カビ胞子が混ざっているような気がして心配になってしまった。

3.ヒダヒダのフィルターは消耗品であり、内部清掃等のメンテナンスも手間に感じられた。

 

代わりに、ノートのように持ち運び可能で開いて使えるタイプを考えましたが、ヒダヒダの部分にカビが生えそうなので自ら加湿器を作ることにしました。

 

カビが生えにくくて、取り扱いが楽で、電気も必要なくて、結露にならない範囲で程よく加湿できるような

といろいろ考えていたところ、つるさんが食べた納豆のパックが洗われて、乾かすために積み重ねられているのが目に入りました。

冬場でも、一日もすれば自然乾燥で水滴が十分蒸発していました。

 

このとき、

納豆のパックや食品トレーのような発泡スチレンシート(PSP)を大量に乾かし続ければ、適度な湿度が保たれるのではないか

と考えました!

 

加湿器作成開始

食品のトレーをたくさん集めるのは大変であり形も不揃いなので、つるかめ家に材料が潤沢にあった納豆の「ふた」を使用することにしました。

ただし、ふたに水をためてたくさん並べて置いておくのはスペースが必要であり、一つ一つに水を注ぐのは手間になります。

そこで、納豆のふたを積み重ねて水を1回注げば使用できる加湿器を考案してみました♪

 

<加湿器【かめの甲羅1号】の作り方>
1.納豆をたくさん食べます。

今回は短期間の内につるかめでたいらげた122個の納豆のふたを利用しました。

2.納豆のふたの内側の凸になっている部分の外側を、はさみで切り取ります。
3.下に重ねた納豆のふたに水が流れるように、凸部分の直線部4箇所の中央付近をカッターで切り取ります。

できあがった1枚のふたが写真の通りとなります。

※当初は針で穴をたくさん開けて流すことを考えましたが、手間がかかることと穴のサイズと流量の関係性が安定しないことから断念しました。

4.納豆のふたの凸部分に吊り金具を通すための穴を針で4箇所に開けます。

この後、吊り金具に納豆のふたをずらして重ねることで、水の通り道を確保します。

 

完成形を上から見ると8角形の花形になりますが納豆のふた自体は4角形ですので、

穴の位置が異なる2パターンのふたを同じ枚数だけ用意する必要があります。

 

5.吊り金具としてステンレスの針金を調達し、必要な長さでまっすぐに伸ばしたものを4本用意します。

今回はかめの甲羅の全長が1m程になりましたので、ぶら下げるために1.5mで4本カットしました。

当初は針と糸で縫い合わせてぶら下げましたが、

水を注いだときの重さで伸縮して甲羅が傾き水の流れにムラができたため、強度と耐久性があるステンレスの針金(直径0.9mm)に変更しました。

 

6.吊り金具の下を1cm程L字に折り曲げておいて、納豆のふたを1枚1枚積み重ねていきます。

穴の位置が異なる2パターンのふたを交互に重ねていきます。

 

~この時、かめがカラオケで歌える数少ない曲である、SMAPさんの「世界に一つだけの花」のメロディーが、かめの甲羅の中に流れてきました~

 

世界に一つだけの甲羅~♪

一つ一つ違う納豆の~ふた♪

そのふたを重ねることだ~けに♪

一生懸命になればいい~♪

これにて手作り加湿器【かめの甲羅1号】の完成です!!!

 

加湿器の使い方

リビングのつるさんの席の近く完成した加湿器を吊るして、早速使ってみることにしました♪

まず、加湿器の上端で余っているステンレスの針金を整えて、納豆のふたが水平になるように吊るします。

 

そして、吊るした加湿器に水を注ぐだけで加湿スタートです!!

 

乾燥が気になるときは水の量を多めに流すことで調整ができそうです。

 

作成しているときは特に意識しておりませんでしたが、PSP材料が疎水性のため水の表面張力が働くことで、

各層ごとに水が一定量蓄えられて、長い間加湿の効果が持続されることが期待できそうです。

 

上記の理由により一番下のふたまで水が流れてくることなさそうですが、流れる水を受け止めるための容器を加湿器の下に配置しています。

 

森永ビヒダスヨーグルトの容器がおかめ納豆のふたの凸部分の形状にぴったりマッチしたのが、かめの中では一番の感動でした(笑)

 

加湿器をオイルヒーターのそばに配置して経過観察したところ、注いだ水が問題なく蒸発したことが確認できました!!

加湿器としてどれほど効果があったかは謎(笑)ですが、少なからず、つるさんのお肌の保湿に貢献できたと思います。

 

千枚重ねてプレゼントすれば、千羽鶴より実用的で健康的な贈り物になりそうですね!

 

 

感想

憧れのアップル社の製品のような(?)機能美、ゴミの削減、電気不使用、メンテナンス不要

といった点で、なかなか良い成果が得られたとかめは自己満足しております♪

 

一方で、今回の取り組み(かめの甲羅シリーズ)は、一般家庭では、

 

「そんな無駄なもの作ってないで家事でも手伝ってよ」

と怒られてしまいそうな内容ですが、つるさんが寛大な心の持ち主であることを再確認できました!

 

いつもありがとうございます!

 

機会があれば今後も機能的なかめの甲羅を目指して何かを積み重ねて参りますので、よろしくお願いします♪

 

目指せ!! 伝統的工芸品登録!!!

※画像はリンク先の「伝統工芸 青山スクエア」さんのサイトより抜粋
https://kougeihin.jp/

 

 

 

 

※かめの甲羅2号の記事はこちらです。

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