フェアトレード&オーガニックコーヒー生豆を購入している、
【まだゆめのつづき】さんの生豆商品ラインナップが驚くほど多いため、
自家焙煎記録を紹介するページを1つにまとめることにしました(笑)
【まだゆめのつづき】さんについて
◆【まだゆめのつづき】さんのホームページリンク:https://www.hagukumuhito.net/about/
◆【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップホームページリンク:https://www.mvcoffee.net/
※【まだゆめのつづき】さんのロゴ画像はホームページより引用しました。
【ラインナップの豊富さ】【リーズナブルな価格】【サステナブルな取り組み】
の面で【まだゆめのつづき】さんの商品にとても満足しております♪☕
一方で、商品ラインアップが増える速度と売り切れて販売サイトが表示されなくなる速度が、
かめ(当記事の著者)が商品を購入して紹介記事を投稿する速度より速いため、
今後は新商品をお試しした結果を当記事に追記して情報を更新していきます!!!
そして、毎回フェアトレード&オーガニック生豆を購入するだけで大量のSDGsマークを掲げることができる喜び!!!
コーヒー自家焙煎の方法
かめは以下の道具を利用して、2種類の異なるコーヒー生豆約72gずつを両手で一度に焙煎し、約120gの焙煎豆を得ています。
1⃣100Vコンセントの1000W卓上IH × 2セット
2⃣IH親子鍋&シリコン付きガラス蓋 × 2セット
3⃣穴の雪平鍋 × 2セット
4⃣冷却アルミ座布団 × 1セット
※焙煎の様子はこちらの不気味なサムネイルのYouTube動画でご確認いただけます(笑)
当サイトの自家焙煎の焙煎度
当サイトの生豆自家焙煎でお試ししている焙煎度の範囲は、以下のイラストの浅煎り~中煎りに限定しております(浅煎りは香りが特徴的な生豆に限定)。
深煎りまで進めてしまうとお店や市販のコーヒーに風味が近づいてしまうため、
2ハゼまでに消失する風味に出会えることに自家焙煎の面白さがあると考えています!!🎉
なお、1ハゼと2ハゼの中間の焙煎度を狙っても、焙煎技術がなく、ハンドピックも行わないため、イラストのような焙煎度のばらつきが発生しており、焙煎度による風味の違いを細かく捉えられていないと感じています(笑)
お試ししたコーヒー生豆リスト
屋号が【まだゆめのつづき】さんに変更される前の【豆乃木】さんの頃から購入し始めた、
「コーヒー生豆1kgパック」を、紹介した時期が新しい順(No.は古い順に採番)に追記して最新情報を更新していきます♪☕
29.グアテマラ ウエウエテナンゴ アソバグリ組合 ウォッシュト 農薬不使用 税込2,327円
28.メキシコ ハルテナンゴ セスマッチ ウォッシュト 農薬不使用 税込2,338円
27.メキシコ フィンカ・ドン・ラファ ゲイシャ ウォッシュト 農薬不使用 税込2,763円
26.メキシコ トゥリウンフォ・ベルデ マラゴジッペ ウォッシュト 農薬不使用 税込2,695円
25.グアテマラ アンティグア パストレス ピーベリー ウォッシュト 農薬不使用 税込2,811円
24.ペルー クスコ トゥンキマユ ブルボン アナエロビック ウォッシュト 農薬不使用 税込2,661円
23.ペルー クスコ トゥンキマユ ティピカ ダブル発酵 ウォッシュト 農薬不使用 税込3,140円
22.ペルー サンイグナシオ ピーベリー ウォッシュト 農薬不使用 税込2,173円
21.コロンビア シエラネバダ AGROSEC ウォッシュト 農薬不使用 税込2,060円
20.コロンビア シエラネバダ アソグラン農協 ウォッシュト 農薬不使用 税込2,047円
19.タンザニア ピーベリー キゴマ ウォッシュト 農薬不使用 税込2,322円
18.コンゴ民主共和国 コパーデ組合 ウォッシュト 農薬不使用 税込2,686円
17.ブルンジ トングウェ レッドブルボン ウォッシュト 農薬不使用 税込2,143円
16.エチオピア シダモ G1 ウォッシュト 農薬不使用 税込2,704円
15.ラオス SAMURAI ティピカ ウォッシュト 農薬不使用 税込2,055円
14.ラオス SAMURAI ロブスタ種 ハニープロセス ウォッシュト 農薬不使用 税込1,915円
13.インドネシア マンデリン G1 クリンチ村の麓のコーヒー スマトラ式 農薬不使用 税込2,262円
12.東ティモール ラメラウ山の麓のコーヒー(レテフォホ村) ウォッシュト 農薬不使用 税込2,453円
11.エチオピア イルガチェフ チェルベサ村 G1 ナチュラル 農薬不使用 税込2,138円
10.エチオピア イルガチェフ ハルスケ村 G1 ナチュラル 農薬不使用 税込2,104円
9.エチオピア イルガチェフ アリーチャ村 G1 ナチュラル 農薬不使用 税込2,112円
8.エチオピア イルガチェフ ゲルセイ村 G1 ウォッシュト 農薬不使用 税込2,258円
7.エチオピア シダモ シャキッソ村 G1 ナチュラル 農薬不使用 税込2,475円
6.エチオピア イルガチェフ ナチュラルG1 (コケ村) 農薬不使用 税込1,865円
5.エチオピア イルガチェフ G1 ウォッシュト(イディド地区) 農薬不使用 税込1,865円
4.メキシコ フィンカ・ドン・ラファ パチェ種 ウォッシュト 農薬不使用 税込1,998円
3.インドネシア マンデリン G1 リントン ブルーバタック 農薬不使用 税込1,922円
2.ペルー カフェ オルキデア 農薬不使用 税込1,922円
1.メキシコ マヤビニック 農薬不使用 税込1,858円
※当サイトでの表記を統一するため、「イルガチェフェ」は「イルガチェフ」に書き換えています。
※1.~15.までのコーヒー生豆は以下リンク先の別の記事ですでに紹介済みですので、当記事での再掲は省略します。
◆1.~6.の過去の記事
◆7.~11.の過去の記事
◆12.~15.の過去の記事
29.グアテマラ ウエウエテナンゴ アソバグリ組合 ウォッシュト
◆グアテマラ ウエウエテナンゴ アソバグリ組合 ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=183189542
「カンホバル族が育てる、香り豊かで酸味とコクが際立つ有機コーヒー」
1.グァテマラ ウエウエテナンゴ アソバグリ組合のコーヒーについて
■アソバグリ組合では、有機JAS認証だけでなく、フェアトレード認証やバードフレンドリー認証など複数の認証商品も手がけており、生産者や環境に配慮したコーヒー栽培を重視しています。
■本商品は、ウエウエテナンゴの特徴である、香りの強さと酸味、コクが十分に味わえるコーヒーです。
有機栽培で、高い品質を求めるのが難しいグァテマラにおいて、Qグレード認証を取っていることからもスペシャリティコーヒーと言える品質のコーヒーです。2.グアテマラ ウエウエテナンゴ県バリリャス地区のロケーション
本商品は、ウエウエテナンゴの特徴である、香りの強さと酸味、コクが十分に味わえるコーヒーです。
有機栽培で、高い品質を求めるのが難しいグァテマラにおいて、Qグレード認証を取っていることからもスペシャリティコーヒーと言える品質のコーヒーです。COFFEE DATA
生産者:グアテマラ・ウエウエテナンゴ ASOBAGRI組合
産地:グアテマラ ウエウエテナンゴ県バリリャス地区
精製:水洗式
標高:1.300~1.700m
品種:カツーラ
等級:SHB
乾燥方式:アフリカンベッド(天日乾燥)
認証 :Qグレード、有機JAS認証Cupping Profile(カップコメント)
レモンなどの柑橘系酸味やフレーバー。
チョコレートやナッツ。
甘み、ボディとバランスがよい。
しっかりとしているが強すぎずバランスの取れたコーヒー。おすすめの焙煎度合い
シティロースト(中煎り)~フルシティロースト(中深煎り)
味の重なるが最大限感じられる中煎りから中深煎りがおすすめ。
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:コーヒーらしい香りとごま油のような香りがして香ばしい。飲む時にはごま油のような香りは消失している。
- 香り②:冷めるとダークチョコレートのような香りもバックに存在していることに気が付く。
- 酸味:ほどよく含まれている。酸の質がレモンティーに近く、口の中に少し後味として残る感覚がある。焙煎を進めて抑えたい印象。
- 苦味:中煎りでもうま味(コク)が感じさせる苦味があり、苦くなりすぎずバランスよく感じられる。焙煎を進めるとコーヒーらしい苦みが強化されるので調整可能。
- うま味:中煎り以降の焙煎で生み出されるコーヒーらしいうま味(コク)がおいしい。これが濃すぎず・スッキリした飲み口。中煎り初期だと少し控えめで酸味の存在感が強い。焙煎が進みすぎると逆に弱まっていく。
- 甘味:控えめな印象。
- 雑味:基本的にクセがなくクリアだが、酸の質の違いによるものか、後述するグアテマラ・アンティグア パストレスの方がさらにクリア&爽やか。
- まとめ:【コーヒーらしい風味+αがおいしい優良コーヒー】
ブラック・ストレートで飲む上で、くどいと感じる要素がなく、飲みやすい&おいしいコーヒーだと思います!
一方で、酸味の質がレモンティー系のコーヒーは、酸味が酸っぱいと感じやすい印象です。
かめは焙煎を進めて酸味を抑えにかかりますが、
このコーヒーは酸味の含有量がちょうどよく、2ハゼを迎える前の中煎りでほとんど気にならなくなるのがグッドポイントです👍
浅めだと酸味が気になりコクも控えめのため、【深めの中煎り】がオススメです!!
28.メキシコ ハルテナンゴ セスマッチ ウォッシュト
◆メキシコ ハルテナンゴ セスマッチ ウォッシュトの情報は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=142464986
まだゆめのつづきのロングセラー 大自然の守り人がつくるコーヒー「セスマッチ ハルテナンゴ」
まだゆめのつづきにとって、マヤビニックと並び、とても思い入れの強い団体のコーヒーをご紹介します。
セスマッチの事務所のあるハルテナンゴは、メキシコ有数のコーヒー産地で、町の至るところに「コーヒー買います」の看板があります。
「え、コーヒー売りますじゃないの?」
とお思いでしょうか。そうじゃないんです。コーヒー農家さん向けに「コーヒーを買いますので、売ってください」、ということなのです。
というわけで、世界中のバイヤーがハルテナンゴを訪れます。セスマッチのコーヒー収穫量は年間35コテンテナ以上(マヤビニックは7コンテナほど)。その中で、当社で輸入できる量はごくごくわずかです。
日本では、今のところ当社のみが輸入しているのですが、米国のスペシャルティコーヒー生豆専門会社も、セスマッチのコーヒーを扱っています。世界のバイヤーの視線を集めるセスマッチですが、決しておごらず、自分たちの地域、森を守る活動の中で、コーヒー生産をおこなっている姿勢は、いつまでも変わりません。
大自然の守り人がつくるコーヒー メキシコ・セスマッチ(チアパス州シエラマドレ環境保護農民組合)コーヒーについて
Un Esfuerzo por la Vida(命の努め)
オーガニックコーヒーの栽培がさかんなメキシコの中でも、もっともコーヒー栽培の盛んなチアパス州は、豊かな自然に恵まれた、メキシコ人も「行ってみたい」と思い焦がれる土地です。
シエラマドレ環境保護農民組合(CESMACH/セスマッチ)が生産するコーヒー豆は、El Triunfo(エルトゥリウンフォ)生物保護圏*の緩衝地帯にあり、標高は1000メートルから1750メートルに位置します。
コーヒーは1農家あたり平均4ヘクタールの小規模生産者のコーヒー農園で栽培されており、同地区では環境保全と生物保護のために、コーヒー以外の作物の栽培が制限されています。
セスマッチではすべての農園のサンプルをカッピングし、評価、指導するなど、農家一軒一軒の品質の向上のための適切な指導を行っています。WHAT’S トランジション!?
ートランジションとは、有機転換中の豆ということになりますが、実際にはエル・トゥリウンフォ生物保護圏にて、一切の農薬を使わずに育てられていることは確認済みです。
主に新規組合員の皆さんの豆については、一定期間、トランジションとして取り扱うことになっています。2.セスマッチのロケーション
COFFEE DATA
生産者:チアパス州シエラマドレ環境保護農民組合
(CESMACH/セスマッチ)
生産地域:メキシコ・チアパス州 EL Triunfo(エル・トゥリウンフォ)生物保護圏組合の拠点:チアパス州アンヘル・アルビノ・コルソ市(旧市名:ハルテナンゴ)
標高:1000~1750m
品種:ブルボン、ムンドヌーボ、パチェ他
栽培方法:木陰栽培、無農薬栽培
収穫期:12月~3月
精製方法:100%手摘み、水洗式、天日乾燥、スクリーン・比重選別
認証:フェアトレード認証団体、USDA(Organic)Cupping Profile(カップコメント)
甘味は深く、酸味のバランスが良い。
クリーンな口当たりで、飲みやすいコーヒーです。おすすめの焙煎度合い:
ライト~フルシティ
(ライトのときはライムのようなさわやかな酸、フルシティでもすっきりとマイルドな味わい)
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:コーヒーらしい香りの中に、特有の植物系の香りやごま油感、トマト煮込みのソースのような酸味系の香りがあり特徴的。
- 酸味:多くはないが酸味が含まれており、酸味というよりうま味(コク)として捉えられるような飲みやすさがある。
- 苦味:コゲとは少し異なる、中煎りでも楽しめるおいしい苦みがある。インドネシア・マンデリンやエチオピア・モカの苦みと似ている。そこまで濃くなく飲みやすい。
- うま味:酸味・苦味で記載したような風味がうま味(コク)でもあり、特定の風味に偏ることなく全体のバランスが保たれている。
- 甘味:酸味・苦味で記載したような風味を飲みやすくしているのは豊富に含まれる甘味ためと考えられる。
- 雑味:控えめではあるもののいろいろな風味が含まれており、人によっては香りのクセが気になるかもしれない。
- まとめ:【濃い味はないが個性があり、おいしいコーヒーのポイントをおさえているバランスコーヒー】
かめにとって、「焙煎を深めにしなくても中煎りでおいしくいただけるコーヒー」の評価が高く、セスマッチはこの条件を満たしているといえます。
セスマッチとマヤビニックの飲み比べを行いましたが、中煎りではセスマッチ、深めの中煎りではマヤビニックの評価が高く、どちらが好きかと問われれば、かめはセスマッチを選びます♪
酸味・苦味・うま味がバランスよく味わえる【中煎り】がオススメです!!
27.メキシコ フィンカ・ドン・ラファ ゲイシャ ウォッシュト
◆メキシコ フィンカ・ドン・ラファ ゲイシャ ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=170179983
スペシャルティコーヒーにして農薬不使用。
希少なゲイシャ種ウォッシュトのコーヒー生豆を
ダイレクトトレードにてご提供します。*こちらのゲイシャは樹齢4年のベビーゲイシャになります。
ゲイシャのフレーバーがもっとも放たれ、甘みが増すのは6年以降と言われています。
ベビーゲイシャならではの、さわやかさをお楽しみくださいメキシコからのダイレクトトレードによる「マイクロロット・スペシャルティコーヒー」
当社では、俗に言う「スペシャルティコーヒー」というカテゴリーにこだわることなく、生産地や生産者、またその出合いの必然にひかれるように、コーヒー豆をそろえてきました。
その偶然の中で「出会った」のがフィンカ・ドン・ラファです。
2018年にはじめてフィンカ・ドン・ラファを訪れて以来、取引を重ねてきました。
1.フィンカ・ドン・ラファの歩みフィンカ・ドン・ラファはメキシコ・チアパス州のラスマルガリータスを生産拠点におく農園グループです。
農園は2014年、韓国人のKimさんがメキシコに渡ったところからスタートします。
Kimさんがメキシコに住むようになったとき、彼には 2 つの目的がありました。
1つ目は、地元の農家さんと協力し、生産者と生産地域に対して、公正な取り組みの中でスペシャルティコーヒーを生産すること。
2つ目は、メキシココーヒー全体の品質の底上げです。
そのためには、熟したチェリーを収穫するという基本的なトレーニングから、生産工程の細部に至るまで、注意深く行うことを伝えていきました。
高品質コーヒーを生産するためのトレーニングとコミュニケーションを重ね、品質に見合う設備の提供も同時におこないました。
2.フィンカ・ドン・ラファのロケーションまずは Finca Don Rafa(ドン・ラファ)について。
メキシコ・チアパス州の中でもEastern Highlandsのエリアにあります。
マヤビニックやセスマッチの拠点との位置関係をご確認ください。
それぞれの産地は属する山系が違います。フィンカ・ドン・ラファは、グアテマラとの国境にも近く、産地としても名高いウェウェテナンゴと同じ山系に所属します。
3.フィンカ・ドン・ラファの栽培の工夫彼らのコーヒーは、バナナとチャラム (インガベラ) の木による木陰栽培をおこなっています。その中で、完熟したチェリーを選び、コーヒーはきれいな水タンクに通され、浮いているチェリーを取り除き、残りは発酵工程へと運ばれます。発酵が完了すると、コーヒーはアフリカンベッドで天日乾燥します。
最終的には、豆の水分量を10.0%~12.0%の範囲内になるように調整します。
4.What is GEISHA?? ゲイシャとはゲイシャ(Geisha)は、コーヒーの品種名であり、高級コーヒーの市場(スペシャルティ・コーヒー)に現れたのは21世紀になってからと歴史は浅いが、世界で最も高価なコーヒーのひとつと認識されている。
“ゲイシャ”という名は、エチオピアにある原産地の地名に由来。
味は柑橘類あるいはネクタリンやパッションフルーツといったフルーティな酸味と甘みがあり、蜂蜜やチョコレートのようなアフターテイストをもつものもある。そして、ジャスミンやベルガモットのようなフローラルな香りの強い風味を持つ。
5.集落の様子
年間を通して降雨量の多いサン・ラフェエル。 私が訪問していた日も、小雨が降っており、曇っている時間が長いようです。 集落の入り口は閉ざされていて、通行には、村の人の許可がいるというのが特徴的でした。
写真① 集落の様子
写真② 村の入り口
COFFEE DATA
生産者:Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ)
栽培品種:アラビカ種 ゲイシャ
認証:なし(栽培期間中農薬不使用)
精製:ウォッシュト
標高:1,500m
その他:100%手摘み、水洗式、天日乾燥、スクリーン・比重選別、電子選別
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:ゲイシャという先入観に反して、コーヒーらしい香りが香ばしく、どこか上品な雰囲気もある。パナマ・カツーラやエチオピア・ゲイシャを過去に試した際のジュース感やフルーティー感はない。
- 酸味:適度に含まれており、レモンティーのような酸っぱさはなく、まろやかな酸味。浅煎り→中煎りの焙煎度の変化で酸味がうま味(コク)に変換され抑えられる印象。
- 苦味&うま味:浅煎りでは弱く、中煎りで強まるまろやかな苦み&うま味(コク)が特徴的。ブラックコーヒーを飲んでいるはずなのにカフェオレを飲んでいるようなまろやかさとコクがある。
- 甘味:お試ししてきたコーヒーの中では比較的甘味が含まれており、まろやかな口当たりを演出している。
- 雑味:変な香りや渋みはなく、まろやかな苦み・コク・甘味が楽しめる。冷めると独特の苦味がやや強く感じられる。
- まとめ:【王道コーヒー感から逸脱せずゲイシャの華やかさを併せ持つハイブリッドコーヒー】
ゲイシャは育てるのが大変で高価な取引がされている一方で、ジュース感やフルーティー感が強くなる先入観がありましたため、距離を置いていましたが、
驚くほど安くなっておりましたので、節約系のかめも思わず飛びついてしまいました(笑)🐢
そしてこのゲイシャ、
かなり良い仕上がりとかめは感じました!✨
香り・酸味・苦味・うま味(コク)・甘味がうまく調和し、ブラックコーヒー・ストレートコーヒーであることを疑ってしまうような、華やかさと優しさを醸し出しています!
この感覚はジャマイカ・ブルーマウンテンピーベリーを過去にお試しした時の雰囲気と似ていて、王道コーヒー路線でありながらどこかゴージャス!👑
ゲイシャという同じ品種でも育てる地域によってここまで風味に違いが出てくると、高くてもいろいろ試したくなってきますね♬
※ウソです!またのセールを心よりお待ちしております💰!!m(_ _)m
コーヒーらしい香り・酸味・苦味・うま味がバランスする、【中煎り】2ハゼ前がオススメです!!
26.メキシコ トゥリウンフォ・ベルデ マラゴジッペ ウォッシュト
◆メキシコ トゥリウンフォ・ベルデ マラゴジッペ ウォッシュトの情報は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップに掲載されなくなっていました…
【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップには産地の詳細情報や現地の写真が掲載されており、とても勉強になるのですが、販売終了になると掲載されなくなってしまいます…
自家焙煎記録の記事のアップロードを追記方式に変えましたので、今後はもれなくGETします✨
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=177105651
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:コーヒーらしい香りに加えて、燻製肉の料理のようなごちそう系の香りやごま油の香りがありとても香ばしい。が、飲むときには香りがやや薄くなっているので、挽くときと淹れるときが楽しい。
- 酸味:浅煎りでは弱いが、中煎りで感じられる適度な酸味感があり、まろやかな酸味がうま味(コク)として感じられる。焙煎を進めすぎると逆にこの酸味のようなコクが薄くなってしまい味気なくなる。
- うま味:コロンビア・ペルーと比較すると濃くはないが、おいしいコーヒーを演出する適度なうま味が含まれている。後味が良い。
- 苦味:香ばしさに加えて、コーヒーやコゲとは異なる特有の苦みが特徴的。うま味成分が苦いと感じさせているのか、おいしいと感じる。
- 甘味:控えめな印象。
- 雑味:雑味がなくコーヒーの苦みがまっすぐに味わえる。冷めても雑味が目立たないクリアなコーヒー。
- まとめ:【おいしい苦みという個性と適度な酸味&うま味を併せ持つ優等生コーヒー】
かめのメキシコのコーヒーのイメージとして、赤道に近い産地のコーヒーより酸味・うま味(コク)の面で控えめである一方で、苦みが際立っていることが多いと感じています。
このコーヒーはかめがイメージするメキシコらしいクリアな苦みの中に、適度な酸味・うま味(コク)がしっかりと備わっており、
「やるなぁ!🔥」と感じています(笑)
そして酸の質もまろやかで冷めても雑味が目立たないので、がぶ飲みしても飽きがなく、水筒に入れてもおいしさが劣化しないというかめグッドポイント(?)が多数です!!
焙煎によりおいしさが引き立つとともに焙煎しすぎると消失する風味もあるため、【中煎り】がオススメです!!
25.グアテマラ アンティグア パストレス ピーベリー ウォッシュト
◆グアテマラ アンティグア パストレス ピーベリー ウォッシュトの情報は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップに掲載されなくなっていました…
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=173638183
コーヒー産地として名高いアンティグアで130年以上の歴史をもつ水洗工場がつくるピーベリー
1.グアテマラ アンティグア パストレスのコーヒーについて
パストレスでは、品質良い苗木を育て上げ、それを契約農家に提供しています。さらに、チェリーの熟度を最大限まで高め、高品質コーヒーのみを使用、均一に乾燥を行うため常に攪拌を行い水分値を管理しています。
天日乾燥されたパーチメントは、気温の変化の少ない木造倉庫で品質が落ち着くまで熟成され、ピーベリーのみを機械選別と手選別を行い、均一なピーベリーに仕上げており、信頼の高い生産をおこなっています。2.グアテマラ・アンティグアのロケーション
グアテマラ・サカテペケス県にある都市。グアテマラ高地に位置し、スペインのムデハル様式の影響を受けたバロック建築と、植民地時代に建てられた多数の教会の遺構で知られています。ユネスコの世界遺産に登録されています(Wikipediaより)
COFFEE DATA
生産者:グアテマラ・パストレス水洗工場周辺の小規模農家
産地:グアテマラ アンティグア
精製:水洗式
標高:1,500~1,700m
品種:ブルボン, カツアイ等
乾燥方式:天日乾燥Cupping Profile(カップコメント)
(只今準備中)
おすすめの焙煎度合い
ライト~フルシティ程度
華やかな香りと爽やかな酸味とマイルドな口当たりが特徴です。
チョコレートの甘みのある豊かなフレーバー。
カモミール、ダークチェリー、オレンジリキュールなど。
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:コーヒーらしい香りに加えて、燻製肉の料理のようなごちそう系の香りやごま油の香りがあり、焙煎に伴い香ばしさが増す。フルーティー系ではない。焙煎後の豆を瓶に保管して開封した際の香りが、春雨中華サラダ(飲むときはそれほどではない)。
- 酸味:ピーベリーの先入観に反して、控えめかつ爽やかな酸味。中煎りの前半でほとんど気にならないレベルまで抑えられる。
- 苦味&うま味:焙煎を進めることによって生まれるコーヒーらしいまっすぐな苦味&うま味(コク)が素晴らしい。キャラメル・ナッツ感も少しあり、味わい深い。ペルー・コロンビアと比較してうま味(コク)が抑えられており飲みやすい。
- 甘味:浅煎りをお試しすると確認できる、豊かな甘み。あらゆる焙煎度でおいしさを陰ながら引き立てている印象。
- 雑味:まったくクセがない。ピーベリーの欠品が少なく、サイズの均一性も高く、とても洗練されている。
- まとめ:【これがまさにコーヒーだ!】
グアテマラのコーヒーのかめのイメージとして、適度な酸味・コクとクセのないクリアな風味によりとてもまじめで爽やかなコーヒーの印象を持っています🌊
今回の商品はその雰囲気にさらに磨きがかかっていて、かつピーベリーがその風味を強めており、他のどの商品よりもコーヒー風味に徹しているコーヒーと感じました!!!☕
ピーベリーを内部までしっかり加熱して香り・コクを十分に引き立てるのにやや時間がかかる印象であり、【深めの中煎り】がオススメです!!
24.ペルー クスコ トゥンキマユ ブルボン アナエロビック ウォッシュト
◆ペルー クスコ トゥンキマユ ブルボン アナエロビック ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=178997407
2023年の初輸入から1年。
再び入荷“ペルーからのダイレクトトレード”「マイクロロット・スペシャルティコーヒー」まだゆめのつづきでは、俗に言う「スペシャルティコーヒー」というカテゴリーにこだわることなく、生産地や生産者、またその出合いの必然にひかれるように、コーヒー豆をそろえてきました。
TUNKIMAYUコーヒーとの出合い
2022年のSCAJの会場で、一口、このコーヒーを啜ったときに、一気に好きになってしましました。
強烈な「ひと目(性格にはひと口)惚れ」というのではなく、しみじみと、深いおいしさを感じました。 思い立ったが吉日。 さっそくペルー大使館に相談し、その後、農園の4代目シンシアさん(子育て中の女性)であるオンラインでのやり取りを重ねてきました。
オンラインミーティングで、輸入の可能性をうかがい、こちらの姿勢を伝え、そして彼らの思いを受けとめることで、2023年、はじめて日本へのダイレクトトレードが実現しました。
彼女がマメに現地の様子を写真や動画で送ってくれることも、非常に頼もしく感じたものでした。
その後、2023年夏には、はじめてペルーに訪問。クスコでシンシアさんとの対面も果たしました。1.TUNKIMAYU COFFEE(トゥンキマユコーヒー)について
農園はマチュピチュから車でおよそ2時間くらい離れている森の中にあり、現在の農園主シンシアさんの祖父が69年前(2022年時点)に始めました。農地は、標高1800メートルから2400メートルの位置し、TUNKIMAYU(トゥンキマユ)自体は、30ヘクタールを有する中規模農園で、その内の12ヘクタールを利用して数年前よりスペシャルティコーヒーの栽培を行っています。
元々、地域のコーヒー組合に所属をしていましたが、独自でスペシャルティコーヒーを拡大していくために、組合から独立をしようという意思を固めて、自ら消費国とダイレクトトレードをしたいと活路を探していました。
2017年に国内の品評会で受賞をしたことをきっかけに、さらに発酵過程や水洗プロセスを改善してきました。 こちらのコーヒー豆は、収穫したコーヒーの実を空気に触れないよう密封状態を作り、48時間、「貯蔵庫」寝かせます。その後、水洗式にて果肉除去をおこなっております。ティピカvsブルボン
アナエロビックとダブル発酵
2.TUNKIMAYU(トゥンキマユ)のロケーション
TUNKIMAYU(トゥンキマユ)はQuellouno District(ケジョウノ地区)、La Convencion(ラ・コンベンシオン郡)、クスコ地方(Cusco Region)にあります。La Convencion(ラ・コンベンシオン郡)は、クスコ地方を南北に貫くウルバンバ川(Urubamba River)の流域地域に位置しており、世界遺産マチュピチュ遺跡への玄関口となっている町アグアスカリエンテスも含まれています。
COFFEE DATA
生産者:TUNKIMAYU COFFEE ANEAN AMAZON COFFEE
栽培品種:アラビカ種(ブルボン)
認証:なし(栽培期間中農薬不使用)
精製:水洗式(ウォッシュト)、嫌気性発酵
標高:1,800m~2,100mCupping Profile(カップコメント)
茶系のスパイス、はちみつ、チョコレート、ジューシーな酸味、なめらかなボディ、すっきりとしたカップ
おすすめの焙煎度合い
浅煎り~中深煎り
SCA参考スコア
87点
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:コーヒー感をベースに、後述する酸味・うま味が香りとしても感じられる。
- 香り②:コーヒーを挽いたときにカレースパイスのようなエスニック料理の風味がした。あめ色の玉ねぎ・トマト煮込みなど色々な香り。ただし、飲むときには酸味・うま味風味しか残っていない。
- 酸味:酸っぱさやエグさを感じない優しい酸味。比較的多く含まれており、中煎りでも存在感がある。
- 苦味&うま味:濃くはないが苦味のように感じられる独特のうま味(コク)がある。小豆のような風味もキャラメル・ナッツのような風味もあり、一言では説明ができない。深めの中煎りからコーヒーらしい苦みも強くなっていく。
- 甘味:中煎りでも認識できる甘くまろやかな風味。
- 雑味:いろいろな風味が含まれている印象。個人的にはペルーはそこが個性であり面白いと感じている。
- まとめ:【いろいろな風味が含まれている料理のようなコーヒー】
(試せてはいませんが)焙煎度・抽出方法などの違いによって、本当にいろいろな表情を見せる可能性があるコーヒーであると感じました。
カレーを作っているような感覚に近く、スパイスの調合比率であったり、玉ねぎやトマトも含む加熱時間・投入順序の違いによって風味が変化するのに似ています。
ただし、コーヒーは生豆に全て成分が含まれているため、成分ごとの加熱時間に差をつけることができず、香りを残しつつコクを引き立てるということができずにジレンマを抱えているといえます(笑)👻
ばらつきを抑えた上で、【中煎り】の広い領域で好みの風味を発見するのがオススメです!!
23.ペルー クスコ トゥンキマユ ティピカ ダブル発酵 ウォッシュト
◆ペルー クスコ トゥンキマユ ティピカ ダブル発酵 ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=174585842
COFFEE DATA
生産者:TUNKIMAYU COFFEE ANEAN AMAZON COFFEE
栽培品種:アラビカ種(ティピカ)
認証:なし(栽培期間中農薬不使用)
精製:水洗式(ウォッシュト)、ダブル発酵
標高:1,800m~2,100mCupping Profile(カップコメント)
フローラル(ばら)、キャラメル、ブラックレーズン、チョコレートの香り、蜂蜜、キャラメル、ナッツ、黒糖の風味、乳酸度がある、中程度ボディ、長いフレーバー、リコリスの余韻、そしてクリーンなカップ
おすすめの焙煎度合い
浅煎り~中深煎り
SCA参考スコア
85.5点
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:紅茶のようなコーヒーという印象。エチオピア・イルガチェフに雰囲気が似ている。
- 香り②:焙煎後の豆を挽いてお湯を注いだ際に、イチゴのような甘い香りがしたが飲むころには分からなくなっていた。豆本来の風味をかめが引き立てられていない可能性あり。
- 酸味:酸っぱさやエグさを感じない優しい酸味が程よく含まれており、後味スッキリ。浅めに焙煎した場合によく感じられるが、焙煎を進めると抑えられる。
- 苦味:特徴的な苦みはなく、深めの中煎りからコーヒーらしい苦みが強くなっていく。
- うま味:他のペルーのコーヒーと比較して、うま味はとても控えめ。焙煎を進めた際に酸味は抑えられるが、代わりにコクが増しているかというとそれほど強くは感じない。
- 甘味:比較的含まれており、浅煎り時にジュース感が出る。
- 雑味:浅煎りでの香りが特徴的だが、これを雑味と感じなければとてもクリア。
- まとめ:【中南米のスタンダードなコーヒーとは全く異なる傾向の紅茶系コーヒー】
コーヒーらしいコーヒーを求めてペルーをお試しすることが多いですが、エチオピア・イルガチェフではないかと感じるほど、浅煎り時の紅茶感が特徴的です!
同じ地域でコーヒーを育てても、ここまで風味が変わるものかと、とても驚かされます!!
【浅煎り】で香りを楽しむのがオススメです!!
22.ペルー サンイグナシオ ピーベリー ウォッシュト
◆ペルー サンイグナシオ ピーベリー ウォッシュトの情報は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップに掲載されなくなっていました…
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=171694853
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:コーヒーというより、お茶やハーブのような薬膳系の特有の香りが強い。このコーヒーの特徴的な風味といえる。
- 香り②:焙煎後の豆を瓶に保管して開封した際に、イチゴのような甘い香りがしたが挽くころには分からなくなっていた。豆本来の風味を引き立てられていない可能性あり。
- 酸味:浅煎りでは感じられるが、ピーベリーとしては酸味は控えめな印象。冷めても優しい酸味。
- 苦味&うま味:中煎りの範囲では他のコーヒーよりも苦みとうま味(コク)は控えめ。
- 甘味:優しい甘みが豊富に含まれており、香りと併せてこのコーヒーの特徴といえる。
- 雑味:香りのクセが強く、その他のクセは特にない印象。
- まとめ:【独特の香りと甘みが特徴的な優しいコーヒー】
ピーベリーを焙煎中に大量の水滴が蓋に付着したので、豆自体はとても新鮮で期待していたのですが、とても控えめな結果となりました。
これはかめの焙煎方法で水分を飛ばす加熱過程において、風味が損なわれていることが考えられました。
ピーベリーは内部まで焙煎が進行するのに時間がかかる印象のため、鍋を十分に予熱して温め、高温で短時間の焙煎で済ませるのがよいかもしれません。
焙煎を進めると香りが失われてしまうため、【浅煎り】~【中煎り】がオススメです!!
21.コロンビア シエラネバダ AGROSEC ウォッシュト
◆コロンビア シエラネバダ AGROSEC ウォッシュトの情報や画像を【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=175761800
ブラジルに次ぐ生産量をほこるコロンビアの有機JAS認証、フェアトレード認証付きコーヒー豆(小分けなので、有機JASはつけられません)
1.AGROSEC(アグロセク)について
AGROSEC は、家族の生活水準を向上させるために従業員の経済と収入を守り、
地域の農業発展に貢献するために設立されたコーヒー協会です。
この協会は 2005 年 10 月 15 日に設立され、当時発生した武力紛争による中断を経て、
2009 年に再び活動を再開しています。AGROSECでは、収入向上とライフスタイルの改善をめざし、伝統的な生活様式や栽培様式を失わないようにするという共通の関心を共有する 110 人の小規模農家による協会になります。
2.AGROSEC(アグロセク)のロケーション
AGROSEC(アグロセク)はマグダレナの大きな沼地とカリブ海の間にある、シエラ ネバダ デ サンタ マルタ公園にそびえる雄大な山々で、アグロフォレストリーによるコーヒー栽培に専念しています。
COFFEE DATA
生産者: Association of Farmers of the Sierra Nevada in Ciénaga
生産地域:コロンビア マグダレナ県北部 シエラネバダ地区
栽培品種:アラビカ種(カトゥーラ、コロンビア、ティピカ、カスティージョ)
認証:有機JAS認証、フェアトレード認証生産者団体
精製:水洗式(ウォッシュト)
乾燥:天日乾燥
標高:1200-1500mm
その他:SCA82.25点Cupping Profile(カップコメント)
ライトボディながら、チョコレート、ブラウンシュガー、キャラメル、ナッティーなフレーバーを楽しめる
SCAA82.25点のコーヒー。おすすめの焙煎度合い
中煎り~中深煎り
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:定番のコーヒーの香りがしっかりしている。ザ・コーヒー。フルーティー系ではない。
- 酸味:含まれているが中煎りでほとんど感じないほどになる。過去に試したコロンビアの印象より控えめで、冷めた時も優しい。
- 苦味&うま味:中煎りでコーヒーらしい苦味&うま味(コク)が引き立つ。過去に試したコロンビアの印象よりうま味が控えめだが、濃すぎてジリジリ後味が残るより飲みやすい。深めの焙煎で苦みのみを強化でき、この苦みがおいしいのが特徴。お店のブレンドコーヒーに近い風味に仕上がる。
- 甘味:酸味同様に冷めてもあまり感じられない。
- 雑味:焙煎・粉砕やお湯を注いだ時の風味はとてもコーヒーらしいが、口にした際に少し独特の香り(本屋?雑貨屋?)が感じられて特徴的。
- まとめ:【コクが濃すぎないバランス型の定番コーヒー】
市販のコーヒーがブラジルやコロンビアの豆が使われていることが多いためか、とてもなじみ深い風味と感じます。
コーヒーとしてはバランス型で飲みやすく万人受けしそうですが、変なコーヒーを探しているかめとしてはスタンダードな風味に落ち着きすぎている印象です(笑)
中煎りでも酸味が控えめで飲みやすいですが、苦みがおいしいので【深めの中煎り】でいただくのがオススメです!!
20.コロンビア シエラネバダ アソグラン農協 ウォッシュト
◆コロンビア シエラネバダ アソグラン農協 ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=180927363
ブラジルに次ぐ生産量をほこるコロンビアの有機JAS認証、フェアトレード認証付きコーヒー豆(小分けなので、有機JASはつけられません)
1.アソグラン農協について
アソグラン農協は、コロンビア北部 マグダレナ県のシエラネバダでコーヒーを栽培する農家さんたちで構成される団体です。彼らは持続可能なコーヒー栽培を通じて環境保全や改善を実現するという志のもと集まり、コロンビア北部における伝統的な栽培方法で20年近く良質なコーヒーづくりに励んでいます。その伝統的な栽培方法とは有機農法。収穫までに時間はかかってしまいますが、化学肥料を一切使用せず、自然の恵みを大切にしながらコーヒーを育てる栽培方法です。近年のオーガニックブームの前から有機栽培を続けていたみなさんですが、今では加盟する農園のすべてがJASだけでなく、アメリカの有機認証NOPやヨーロッパの有機認証EOSを取得しており、コロンビアオーガニックを代表する農協として世界中にコーヒーを届けています。
このコーヒーの名前にもなっているLa Mielはスペイン語でハチミツの意味。その由来はアソグラン農協の各農家さんたちが養蜂も営んでいることから来ています。コロンビア北部は、コーヒーの収穫時期が10月~1月とわずか4ヶ月しかないため、彼らはコーヒーだけでは生計がたてられません。その為、シェードツリーとして植えられているグアモの木を利用してハチミツを作り、重要な収入源としています。農薬があるところでは生息できず、植物の受粉を助けるミツバチは、生息数がその地域の環境の豊かさの表す環境指標生物と言われることもありますが、アラビカ種のコーヒーノキは自家受粉している為、今までコーヒー農園におけるミツバチの存在は重要視されてきませんでした。しかし2021年、コロンビアのコーヒー研究機関セニカフェが調査したところ、コーヒーノキの受粉にミツバチは約16%関与していることが分かりました。アソグラン農協の行うミツバチと共に行うコーヒー栽培は今後、環境以外に生産者にも優しいサスティナブルな生産方法としてより注目を集めていきそうです。
2.アソグラン農協のロケーション
アソグラン農協は、マグダレナの大きな沼地とカリブ海の間にある、シエラ ネバダ デ サンタ マルタ公園にそびえる雄大な山々で、アグロフォレストリーによるコーヒー栽培に専念しています。
COFFEE DATA
生産者: アソグラン農協
生産地域:コロンビア マグダレナ県北部 シエラネバダ地区
栽培品種:アラビカ種(カスティージョ、コロンビア、カツーラ)
認証:有機JAS認証、フェアトレード認証生産者団体
精製:水洗式(ウォッシュト)
乾燥:天日乾燥と機械乾燥の混合
標高:1,400-1,500m
その他:18UP、規格スプレモCupping Profile(カップコメント)
ライトローストのときは、アーモンド、はちみつのような香り、軽めのボディ
ミディアムローストでは、アーモンド、チョコレート。アフターに柑橘系の酸味。
ダークローストでもほのかな柑橘の酸を残しつつ、ボディ感はそれほど強くない。おすすめの焙煎度合い
中煎り~中深煎り
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:定番のコーヒーの香りがしっかりしている。ザ・コーヒー。フルーティー系ではない。
- 酸味:コロンビアのエメラルドマウンテンをお試しした時のイメージに反して、焙煎が浅めでも酸味が控えめ。中煎りで温かいうちに飲めばほとんど酸味を感じない。酸味の質も、主張せずおいしいコーヒー感を邪魔しない。
- うま味:中煎りでも豊かなうま味(コク)が感じられる。このコーヒーの特徴はこの味が濃い点と、濃くても酸味同様に激しく主張しない点。とても後味スッキリで飲みやすい。
- 苦味:ほどよく感じられる。うま味の存在感が強く、うま味が苦みのように感じられるため、苦み自体はそこまで強くない印象。
- 甘味:うま味が濃く、甘いと感じることはなかった。
- 雑味:うま味が強くて隠れている可能性はあるが、飲みにくいと感じるような風味は見当たらない。
- まとめ:【酸味が少ないのにうま味がしっかりしている王道コクリッチコーヒー】
単独でも普通にうまいコーヒーです(笑)☕
ブレンドに利用すれば他の風味を損ねることなく、コクをプラスできそうです♪
そして、中煎りがコーヒーの風味の面でも栄養成分の面でもベストないただき方と信じているかめが最も強調したいのが、
「酸味が控えめであるにもかかわらず、中煎りの焙煎度でしっかりうま味(コク)が引き立つ点」です!!
よくあるのが、
- 酸味が控えめで味も控えめ
- 酸味が強いので焙煎を深めても想像より味が控えめ
- 焙煎を深めても酸味が強く味も濃い
というケースであり、
酸味が控えめなのに味が濃いのはかめの経験上すごく珍しいです!!💎
【中煎り】でとてもコーヒーらしい酸味・香り・うま味・苦味をバランスよく楽しめる商品なのでオススメです!!🔥🔥
19.タンザニア ピーベリー キゴマ ウォッシュト
◆タンザニア ピーベリー キゴマ ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=175697331
チンパンジーが暮らす深い森に育まれるコーヒー豆
1.タンザニアのコーヒーについて
タンザニアの産地は主にキリマンジャロ周辺、ンベヤなどの南部のコーヒー、そしてこのコーヒーが栽培されるタンザニア西部キゴマがあります。
中でも西部のコーヒーは酸味が鮮やかで焙煎レンジの広いコーヒーとして人気の高いコーヒーです。
ただ、国内流通においてタンザニアの端から輸送するため、品質劣化を引き起こしやすいのが難点。
そのため今回もリーファコンテナにて輸入しました。チンパンジーが暮らす深い森がしっかりと水分を蓄え、それをタンガニーカ湖がためているため、ふんだんに水洗式で精選することができます。もちろん使用した水は微生物分解を行い環境に良い状態にしてから排水されます。
2.タンザニアのロケーション
(只今準備中)
COFFEE DATA
生産者:キゴマ タンガニーカ湖周辺の小規模農家さんと野生動物保護活動家ジェーン・グドールの研究所(JGI)
生産地:タンザニア西部 キゴマ
栽培品種:ブルボン、ケントミックス
認証:なし(栽培期間中農薬化学肥料無使用)
精製:ウォッシュト
標高:1,450~1,680m
その他:天日乾燥,アフリカンベッドCupping Profile(カップコメント)
ライトローストでは、酸味も明るく、ジューシーな印象
フルシティでは、レーズントーストのような甘み、冷めてくるとオレンジのようなさわやかな酸味とへと変化おすすめの焙煎度合い
ライトローストからフルシティ
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り:コーヒー感は控えめで、レモネードやトマト煮込みのような酸味のある汁物のような酸っぱい香りが漂う。
- 酸味:タンザニアのピーベリーの印象の通り、豊富な酸味を含んでいる。ただし、浅煎りでは驚くほど酸味が控えめで、焙煎によって酸味が生まれている。中煎り後半まで焙煎を進めると酸味が抑えられるため、酸味が最も強く感じられる焙煎度が浅煎り~中煎りに存在すると思われる。レモンティーのような酸っぱさや口内残留感がなく、後味スッキリな酸味。
- 苦味:コーヒーらしい苦みは控えめで、酸味成分が若干苦い(?)と感じさせる。焙煎を進めるとコーヒーらしい苦みが際立つ。
- うま味:中煎りの状態では酸味成分の風味が支配的でうま味は控えめ。焙煎を進めるとコーヒーらしいうま味(コク)が際立ち、これがおいしい。
- 甘味:浅煎りや深煎りでは酸味より甘みが感じられ、甘みもほどよく含まれていることに気が付く。
- 雑味:酸味以外のクセがほとんどなく、とてもクリアできれいなコーヒー。
- まとめ:【後味スッキリの酸味成分をたっぷり含んだ非常にジューシーなコーヒー】
ピーベリーを選択したことで、酸味成分が多めに含まれていた印象であり、とても分かりやすい結果になりました(笑)
これはもはやジュースであり、この酸味が気に入ればオススメです!!🍹
また、酸味が苦手な場合も焙煎を進めることで酸味が抑えられ、コーヒーらしい苦味・うま味(コク)が現れるようになり、雑味のないクリアなコーヒーであるために、風味がとても際立ちます。
焙煎を進めて飲む場合でも、ピーベリーを選択して深めに焙煎するのがおいしそうです☕
【浅煎り】~【中煎り】の間でジュース感を満喫するか、【深煎り】で酸味を抑えてクリアなコーヒーを楽しむのがオススメです!!
18.コンゴ民主共和国 コパーデ組合 ウォッシュト
◆コンゴ民主共和国 コパーデ組合 ウォッシュトの情報や画像は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=170702202
アフリカコーヒーの美味しさの秘密と言われている大地溝帯(グレイトリフトバレー)。
その西リフトバレーに位置するのがコンゴ民主共和国です。
近隣国にウガンダがエドワード湖をまたいで位置し、下にはルワンダがあります。Copa de association( コパーデ組合 )
コパーデ組合は、2014年に設立されました。
コパーデ組合は、広大なビルンガ国立公園内のローランドゴリラを含めた野生動物の保護活動を中心とした環境保全をしています。ビルンガ国立公園はアフリカの中でもその歴史は古く、1925年に設立されました。マウンテンゴリラの生息地でもあり、絶滅危機にあるローランドゴリラの生息地でもあります。またアフリカゾウ、チンパンジー、ライオン、レイヨウ、そして豊富な種類を野鳥が生息しています。ビルンガ国立公園はコンゴ民主共和国の東側に位置し、その地域は数多くの紛争が起きた地域でもあり、その動乱の中、何としてもこの豊かな自然を守り抜こうと地域住民と民間セクター、国際組織が手を取り合い協力体制で活動をしています。その一環で、農業改革プロジェクトを開始し、コーヒーを含めた地域住民の生産量増加やマーケティングを行い、自然とともに生産者の生活向上を果たしています。推奨する焙煎とフレーバー
中浅煎りから中深煎り
浅煎りでは、豊かな紅茶のようなフレーバー。オレンジのような甘い香味もあり、フルーツティを思わせます。
中深煎りでは、力強いボディ感、フローラルな香り。COFFEE DATA
生産者:コパーデ組合
生産地:北キブ県 エドワード湖 ビルンガ国立公園周辺
栽培品種:アラビカ種(ブルーマウンテン、カツアイ、ブルボン)
認証:なし(栽培期間中農薬化学肥料無使用)
精製:ウォッシュト
標高:1,300~2,100m
その他:天日乾燥,アフリカンベッド
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:コーヒーらしい香りが程よく感じられ、深めの焙煎でゴマ油のような香りが引き立つ。
- 香り②:浅めの焙煎では強くはないが和紙のような(?)香りがする。フルーティーではない。
- 酸味:酸っぱく感じにくいが酸味のような味と香りがある。タンザニアやケニアと比較すると酸味が控えめ。
- 苦味&うま味:焙煎を進めると際立つ酸味のようなうま味・苦味が感じられる。浅煎りで酸っぱくないマンデリンと傾向が似ている。この苦みは通常のコーヒーの苦みと異なり、植物系のポリフェノールのような苦み(何かに例えるのが難しい)が独特の風味を演出している。冷めるとチョコレートのようにも感じられる。
- 甘味:そこまで強くは感じられない。
- 雑味:スタンダードなコーヒーとは異なる苦みは特徴的で好みが分かれる。
- まとめ:【一風変わった香り・うま味・苦味を持つ興味深いコーヒー】
【まだゆめのつづき】さんで、様々な地域のコーヒー生豆を自家焙煎するようになって気が付いたこととして、
コーヒーの種類・栽培方法・周辺の環境によって、同じ国・地域の商品でも全く違った風味が発現していることが挙げられます。
タンザニアやブルンジは同じアフリカの山奥で赤道に近い地域で栽培しているため、同じような傾向になると予想していましたが、全く雰囲気が違うのがとても興味深いです🌎
含有成分の違いが分かれば、それぞれの風味を引き立てる焙煎方法の提案ができそうですが、1kgお試しした範囲ではよく分かりませんでした(笑)
深めの焙煎で際立つ香りとうま味が好きなので、【中煎り】より深めの焙煎度がオススメです!!
17.ブルンジ トングウェ レッドブルボン ウォッシュト
◆ブルンジ トングウェ レッドブルボン ウォッシュトの情報は【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップに掲載されなくなっていました…
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=172930072
◆1kgパック・生豆・中煎りの写真(ハンドピックなし)
◆中煎りで自家焙煎した感想
- 香り①:焙煎を進めると際立つコーヒーらしい香ばしさが素晴らしい。フルーティーではない。
- 香り②:加えて、コガしていなくても黒飴やカラメルソースのようなコガし系の香ばしさを含んでいてかなり独特。
- 酸味:しっかりと酸味が生豆に含まれており、中煎りである程度抑えられても、冷めると酸味が感じられる。一方で、酸味が上品であり、レモンティーのような酸っぱさや口内残留感がない。お隣のタンザニアと比較してマイルド。
- 苦味&うま味:浅煎りの時点でゆであずきのような特有の苦みとうま味がある。また、焙煎の進行によって際立つうま味(コク)があり、酸味と相まってとても味わい深い。
- 甘味:苦みの中にしっかり甘みがあり、ブラックでも黒飴やカラメルソースのようなテイスト。
- 雑味:どの焙煎度でもどの温度でもコーヒーとは違う何かしらの特有の風味があり、どれをどこまで雑味と呼ぶかは人それぞれ。
- まとめ:【独特な香ばしさと上品な酸味・豊かなコクを併せ持つバランスコーヒー】
苦味・酸味・うま味に偏ることなく、さらにどれも独特な風味となっており、とても驚かされました!!!
風味が豊かでストレートでも存分に楽しめますが、かなりのインパクトがありますので、ブレンドコーヒーに混ぜてスパイスみたいに使ってみたら面白いかもしれません!!
広い焙煎度範囲で酸味が残留する一方で、そこまで焙煎を進めなくても香ばしいため、【中煎り】で焙煎したものを温かいうちに飲むのがオススメです!!
16.エチオピア シダモ G1 ウォッシュト
◆エチオピア シダモ G1 ウォッシュトの情報や画像を【まだゆめのつづき】さんのオンラインショップより引用
※オンラインショプリンク先:https://www.mvcoffee.net/?pid=178657288
エチオピア・シダモより、高品質なスペシャルティコーヒーをお届けします
1. エチオピア シダモ コーヒーについて
日本在住であるブラックサムライコーヒーのカミルさんとの出会いによって、当社はエチオピア・シダモの販売をはじめました。
エチオピアは、アフリカ最大のコーヒー生産国で、世界第5位の生産量を誇ります。
シダマ州は、エチオピアの州のひとつ。州都はアワッサ。面積は6,700平方キロメートル、人口は約530万人。シダマ人が多く住んでいます。品質を重視する日本のコーヒー市場の高まるニーズに応え、シダマの農家から輸入したスペシャルティコーヒー豆。
カミルさんの会社では、サプライチェーンの最適化を目指し、農業技術ソリューション、農業金融ソリューションを通じてアフリカ農家への財政支援を提供しています。2.シダモのロケーション
西を南エチオピア州、三方をオロミア州と接し、南には南エチオピア州の飛び地のゲデオ県があります。
COFFEE DATA
銘柄:エチオピア ダモ・ウォッシュ
地域名:エチオピア、シダマ州ハウォルソ
規格: G1
精製:ウォッシュト
収穫年: 2022/2023 ( 2023年5月入港)
標高: 1990m
種類:在来種(在来種)
乾燥:アフリカンベッドCupping Profile(カップコメント)
ベリー系、ピーチを思わせる明るく複雑なフレーバー。
さわやかなベリーの香りとシロップのようなミディアムボディ。おすすめの焙煎度合い
中浅煎りから中煎りが特におすすめ
◆1kgパック生豆・焙煎前後の写真(ハンドピックなし)
◆自家焙煎した感想
- 香り①:焙煎中や、お湯を注いでいるときのコーヒーらしい香りが良い。飲むときにはそこまで強く感じない。
- 香り②:フルーティーな香りの面影を感じるが、コーヒーらしい香りが主。鮮度によって風味が変化している可能性あり。
- 酸味:浅煎りでも控えめな酸味で、中煎りまで焙煎を進めると酸味はほとんどなくなる。
- 苦味:クセがなく、クリアな苦み。冷めた時のうま味・酸味が控えめで、どんな温度でも苦みが楽しめる。
- うま味:浅煎り~中煎り~中と変化させてもうま味(コク)はそこまで増減しない。あっさりで飲みやすいコーヒー。
- 甘味:甘さは控えめ。それでも苦みが苦すぎず飲みやすい。
- 雑味:なし。きれいなコーヒー。
- まとめ:【モカコーヒーの苦み・香りをまっすぐに楽しめるシンプルなコーヒー】
エチオピア産の生豆には「特徴的な香り」を期待していますが、今回、大きな差として感じられる風味はなかったというのが第一印象です。
一方で、「酸味・うま味が控えめで中煎りでも苦みがしっかり楽しめるコーヒー」はかめの好みであり、今回のシダモG1と過去に別のお店で購入したレケンプティがこれに該当します。
飲む温度・焙煎レベルによる風味の変化があまりなく、水筒に入れて外出先で飲んでもおいしく、安定感があります。
「特徴的な香り」があれば浅煎りがオススメになる可能性がありますが、今回は、
酸味がなくなる【中煎り】からコゲ感が発生しない範囲でお好みで焙煎度を調整するのがオススメです!!